涸沢岳 奥穂高岳←パス 『スベル アビナイヨ 』🎵

m-kiku
その他1人 - GPS
- 16:09
- 距離
- 21.8km
- 登り
- 2,532m
- 下り
- 2,523m
コースタイム
- 山行
- 7:32
- 休憩
- 1:11
- 合計
- 8:43
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
今回のルート内容 /景羚盪埀鎮鷦崗譟善λ麥啼擦琶羚睚疹屋〜白出沢(しらだしざわ)分岐〜重太郎橋〜2抃兢屋跡〜奥穂高岳山荘 嵎羚睚 近道」 ここは以前「夏道」と呼ばれ、林道脇に小さな看板があるだけの目立たぬ道でした。 近年大打撃を受けた台風の影響がここにもあり道は一部崩壊、入口を現在の場所に変えて今に至っています。 緩やかに登れた道が 一気に標高を上げ、元の登山道につなげた現在の急坂に変わり、圧倒的に下山時に利用される道となり、道は相変わらず石ゴロゴロの歩きづらい道です。 入り口だけスチールの階段が付きましたが、この悪路を知る人には敬遠され気味です。願いは、登りでも使って頂いて 道を踏み堅め良い道になってほしいですね☆ ◆崘鮟仟登山口」より緩やかに登って「重太郎橋」に到着。 穂高岳山荘創設者 今田重太郎氏。 彼の功績は「重太郎橋」「重太郎新道」として名が刻まれ後世に受け継がれています。 余談になりますが「重太郎新道」を開くのに獣たちの動作を観察し、かれらの糞をする所を登山道にした、と言う逸話は深く心に残っています。 話しは戻って、、ここは令和2年7月の地震の影響により以前の登山道は崩壊、近年開通した道です。 携わった方々に感謝しかございません。 重太郎橋は増水時は渡渉が困難。 重太郎橋を渡った先は難路「岩切道」。 岩壁に付けられた道で、高度感のある梯子や鎖で鉱石沢を登ります。 「荷継小屋跡」からはザレた沢道、白出沢(しらだしざわ)を登ります。 永遠に続くと思われるザレ場を標高800m登ります。 難路、一歩進んで二歩ズリ落ちると言われるこのコースに長年足が遠のいていた訳ですが、、実際歩いて見ましたら、、道はありました。 ピンテを頼りに、岩に書かれたマーク通りに進むと(ほんの一部不明瞭あり)ザレることなく登れて、上部になるに従って綺麗な石畳みに感動いたしました。 ※ザラッザラに歩かれたザレ道がはっきり付いていますが、基本岩のルートマークを確実に拾って進むと良いと思います。 登りより下りの方が道、分かりやすかったですね(昨日登ったからかも知れませんが) その昔この道は、穂高岳小屋創設時に 木材を担ぎ上げた道。。。 今は穂高岳山荘のスタッフさん達の通勤路であります。 |
| その他周辺情報 | 新穂高温泉「ひがくの湯」 https://shinhotaka.com/place/766/ |
写真
感想
8月29日(金)〜30日(土)で白出沢(しらだしざわ)コースを歩いてきました。
このコースは長年歩きたいコースとして暖めてきたコース。
ただ 穂高岳山荘の裏手から見る荒涼たる風景に圧倒され決心がつかなかった私です。
直近の出来事として、
島々クラシックルートが登山道崩壊で長期通行止め。
ジャンダルムの山の天使が2代目、3代目と入れ替わった挙句に完全撤去。
とても残念な事です。
そんなことが私を白出沢に向かわせたのかは定かではありませんが、、、
「スベル アビナイヨ」に無性に会いたくなり、、
北ア最難関の急登「白出沢コース」を登ってまいりました😊
北アルプスの急登で残すは ここ「白出沢コース」だけ。
(「清水(しょうず)尾根コース」なんてのもありますが、マムシの生息地であり私の中では除外になっています。)
実際に白出沢コースを歩いた感想は、、、
重太郎橋までの道は、まさに古道と呼ぶに相応しい趣のある道。
橋からは、クサリとステップと梯子と、私好みの道でした。
そして、今回のハイライト!白出沢!
ここまで順調に来たので不安はありませんでした。
そもそもアビナイヨはどこにあるんだろう?と...登っていましたので、目に入ったときの喜びは絶大でした😆
見落とす訳がない程大きな文字で書かれたアビナイヨがありました\(^o^)/
アビナイヨから本格的な急登になるんですが、、、
この辺りから岩のマークが整頓していて歩きやすくなってきます。
白出のコルが頭上に、、、
登れるかが心配だった白出沢のゴールがすぐそこに見えている🎵と思ったら嬉しさ100倍
上り詰めた時、白出のコルに居合わせた登山者から歓声を受けました。
求められるままグータッチをしましたが 気持ちの良いものでした。
これと同じ経験をしたのが、第一回大キレット攻略後の北穂高小屋のテラスにいらした皆さんが拍手で出迎えてくださったこと。
、、見ず知らずの人に歓声を送る、、、一時仲間になる、、、山って不思議な所ですね☆
※ あと、今回は珍しく高山病になり(部屋でくつろいだ際に寝入ってしまった)睡眠、食事が疎かになり、計画した奥穂高岳は安全登山を考える上で断念いたしました😂
私的には涸沢岳の方が展望がいいと思ってます(^ー^)
☆『奥穂高岳山荘』
相部屋利用
一部屋に二段式蚕部屋が設置されていてロールカーテンで仕切られている。
〇トイレ
階下に2か所あります。
玄関脇のトイレは男女別 洋式。
奥のトイレは外トイレとの共有で和4、洋2。
(戸を開けると男性の小用の便器4が立ちはだかっていますので女性の方は入りづらいかも)
〇水提供
売店と外に各1あります。宿泊者は無料です。
☆☆☆私が登った北アルプス急登を私個人の印象で分析してみました〜☆☆☆
※ ()内は、GPSデーターを元に勾配を%表示 ・林道は含まない。
◎北ア 3大急登
【合戦尾根】(31.2%)
よく整備されていて登りやすい。
燕山荘も至れり尽くせりで 北ア初心者向け。
【ブナ立て尾根】(36.7)
タクシーを使えば登山口は近い。
取り付きから急登続きだが 整備が行き届いていて距離も短め 平になったかなっと思ったら烏帽子小屋って感じ。
【早月尾根】(29.8)
コースタイム・高低差はダントツの一位。
距離が長く 強者は日帰り登山をするが 早月小屋を利用すれば楽に剱を楽しめると私は思う。
◎新道
【笠新道】(30.3%)
距離も長く 標高差もそれなりだが「天下の笠新道を登る」という意味込みが違う。
杓子平に出ると気分も一新。 景色を楽しめる稜線歩きは格別だ。
【船窪新道】(37.2)
中々の急登ではあるが、静かな山で 登山者も少なめ 小屋も趣があり気に入っている。
【竹村新道】(21.2)
勾配指数は小さいが兎にかく距離が長い。
標高を上げてくると槍 西鎌・硫黄岳の景色は申し分なく登りの辛さが吹っ飛ぶ。
【南岳新道】(31.4)
登山口、槍平小屋までに800m登る、距離も長い。
そこからの急登の登りはかなり辛い。
ハイマツ帯が終わり最後のザレの登りは本当にキツかった。
【読売新道】(24.9)
登りで使ったことが無いので実感がないのだが、、、
一年中苔蒸した岩ゴロゴロの急登はさぞかし辛かろうと思う。
ただ 登りたくないと思った急登も実際に登るとイメージが違ったりすることもしばしばある。
◎その他
【白沢コース】(24.0%)
急登で名高い。
前半は沢沿い、後半は樹林帯から奥深い森へと眺望も少なく地味で長い登り、が一般評価。
私としては変化に富んだ道で好きなコースである。
【赤岩尾根】(36.7)
登山口までの距離が長く 林道歩きのペース配分に要注意。幾度と登っているが ここを上手にクリアすれば問題ない。※起点となる「大谷原駐車場」までのアクセスに難ありかも。
【前常念コース】(29.9)
取り付きから急坂、樹林帯を過ぎると岩場の急登。
前常念岳を越せばすぐそこに常念岳が見えるが最後の登りが中々キツイ。
【白出沢コース】(👑40.2%)
私の登った北ア一番の急登は白出沢に軍配が挙がった。
登山口まで距離も長く、重太郎橋を渡ってからがこのコースの醍醐味。
荷継沢を過ぎると急登の始まり。
代わり映えしないザレ場の急登は精神的にも辛い。私は「アビナイヨ」探しに集中していたので それが幸いして結構な標高稼ぎになった。
あと、黒部ダムから内蔵助平経由、内蔵助山荘を繋ぐコースも気になっている。
近い内に登ってみたいと計画中。
コメント
この記録に関連する登山ルート










レコを拝見して、私もかつてアビナイヨを一度見てみたいと思っていたことを思い出しました。結構昔からあるような気がしますが、文字もまだ鮮明ですし、人気を察してかそのままの文章で書き直してくれている感じですね(笑)。アブナイヨになったら価値半減?
コメントどうもありがとう🙌🎵
アビナイヨは、多分元祖だと思います❗
長年の風雨に耐え今もあの場所にいます。
間違っても上書きなどしてほしくないです❗
(山の天使だって2代目なんていらなかった!)
、、、というのは私の考えですけど。
いつか薄れて、、読めなくなったとしても、自然のままでそこに居て欲しいと思うんですよ。
napieeさんが「アビナイヨ」に興味を抱いてらっしゃったとは💡
何だか嬉しいです🙌
白出沢に怖じ気付いて去年辺りは頭から消し去っていたのに何故か突然闘志が湧き宿泊予約をしてました💦
最短で奥穂に登れる良いコースだと思います❗
napieeさんも機会がありましたら、是非!是非!
最近アルプス縦走から頭が離れ気味なのですが,まだぜひ歩いてみたいルートがいくつも残っているのでまたいつか。
好天の山行✨穂高岳山荘からの絶景
やっぱり良いもんですね‼️
私も、スベルアビナイヨ 見に行かなきゃ🤣
コメントありがとうございます🙌
大キレット、天候悪化で残念でしたね!
足の不調も気になっていたので、、
テント1泊の常念、蝶ヶ岳は さすが!セレナさん❗と思いましたが、、
ケガをされての大キレットは、やはり心配でした。
私は白出沢をピストンしましたが、南岳新道もキツイですよね❗
お互い頑張りましたね(^ー^)
秋の本命は10月です(^-^ゞ
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