三方分山〜パノラマ台

2010年04月04日(日) [日帰り]

• GPS: 05:45
• 距離: 7.9km
• 登り: 764m
• 下り: 748m

コースタイム

8:00県営駐車場-8:15精進バス停-8:30登山ポスト-9:15女坂峠9:25-10:20三方分山山頂10:30-11:10精進峠-12:10パノラマ台頂上13:00-13:40パノラマ台下バス停-13:45県営駐車場

天候

薄曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

河口湖ICより国道139号線を富士宮方面へ向かう→赤池交差点右折(国道358号線に入る)→甲府方面との分岐を左折(一般県道)→暫く直進すると右側に無料県営駐車場あり(スペースは100台前後か)。

登山道は『精進』というバス停(富士吉田駅発　河口湖駅経由　本栖湖行きの路線バス)が目印。駐車場より1キロ程引き返す所にある。

コース状況／危険箇所等

精進バス停から登山ポストまでは長閑な山村風景。登山道に入ると意外に急登。しかしこの登山道、昔は『中道往還』という街道だったそうで、実によく踏まれて歩き易く、また所々に石垣があり、当時を忍ばせてくれる。

女坂峠を過ぎると一旦下り、今度はそれ以上の急登が山頂の稜線まで続く。尾根道は痩せており、一部崩落した所もあるので、滑落には充分に注意を要する。

山頂には『三方分山　山梨百名山』の標柱があり、南側は一部刈り払われている。天候の良い日は大室山(寄生火山)の向こうに富士の姿が。この富士は『子抱き富士』と呼ばれている。この日は残念ながら富士は最後まで現れなかった。

三方分山山頂を後にしてパノラマ台を目指す。これまでの道と違い、精進峠までは段差の大きい斜面を下る。時に腰を下ろしながらの歩行となるので、手袋の着用を忘れずに。

精進峠を過ぎると登り返しの行程となる。暫くアップダウンを繰り返すので呼吸を整えながら歩きたい。道が平坦になったらパノラマ台は目の前。

パノラマ台山頂は大きく開けており、素晴らしい景色を見ながらのランチ。

直下に見える精進湖がまるで箱庭の様。右に旋回すると富士の雄姿(雲の中ですが…)。反対側にはコバルトブルーの水を湛えた本栖湖が美しい。

下山は一気に精進湖畔を目指す。特に危険な箇所は無く、40分程で湖畔道路に立つパノラマ台下バス停へ。5分も歩けば朝に停めた駐車場に着く。



立ち寄り湯は精進湖畔に建つホテルでも対応可能だ。北岸沿いのホテルでは精進湖越しの子抱き富士と何とも贅沢なシチュエーションが期待出来る。

また、河口湖ICに向かう国道139号沿いには『眺望の湯　ゆらり』という温泉施設がある。

写真

11/12 23:00

沢が流れる脇をひたすら登る

11/12 23:01

沢を渡る丸太橋

11/12 23:01

女坂峠に立つ標柱

11/12 23:40

三方分山山頂にて

11/12 23:40

パノラマ台山頂風景

11/12 23:40

パノラマ台山頂より直下に見える精進湖

11/12 23:01

国道139号と国道358号の『赤池』交差点付近

11/12 23:00

登山道の基点、『精進バス停』付近

11/12 23:02

パノラマ台山頂より三方分山山頂の稜線を仰ぐ

11/12 23:00

反対側直下には本栖湖

11/12 23:01

波立つ本栖湖。湖畔を渡る風はまだまだ冷たい。

撮影機器：

Canon EOS Kiss X3 Canon

感想

oz-world

前日までの快晴と変わり、朝から薄曇りの天候で『子抱き富士』はあまり期待出来なかった。富士の麓にはまだまだ春の訪れは遅いらしく、稜線を吹き抜ける風は実に冷たい。

起伏、傾斜にそして風景に恵まれた三方分山〜パノラマ台は、春山・夏山シーズンを迎えるに当たり、足慣らしには持って来いの山行だと思う。