双子山
- GPS
- 03:51
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 408m
- 下り
- 404m
コースタイム
天候 | 曇りのち晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
装備
備考 | マグカップ、サングラス、タオル地のハンカチ |
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感想
せっかくのGWなので、できるだけお手軽に登山を楽しめないかと、地理院地図の三浦半島を眺め回す。東逗子から南に双子山という山があるので、登ってみることにした。
いつも通りに、始発の総武快速線に乗り込む。小さな東逗子駅にはマクドナルドがないので、地元のコンビニで買ったお握りを車中で食する。GWといっても平日なので、遊びに出かける人たちが少し増えただけで、普段の始発の電車と混雑ぶりは変わらない。逗子を過ぎると、乗っている人もほとんどいない。
閑散とした東逗子駅を降りると、地図を確認しながら、踏切とは反対の南へ伸びる道路に沿って歩く。すぐに小学校にぶつかるが、双子山への道標があり、その通りに左へ折れる。再び道標があり、そこからはもう登山道だ。新しく造成された住宅街が広がっているが、登山道だけは巧みに残されている。これは大いに助かる。登山道の方が固い車道よりもはるかに歩きやすい。多少ぬかるんでいるところもあるが、スパッツをつけるほどでもない。
横に住宅街が広がっているのは分かるのだが、かなり見通しの悪い登り坂だ。途中、トレーニングから降りてきた地元の女子と、これまた散歩から降りてきたご地元の婦人にであったぐらいで、登山客にはまったく出会わない。聞こえてくのは、踏切の音とオートバイの吹かす音ぐらいか。後は鳥たちのさえずりである。途中、一生懸命餌を漁るリスたちに出会う。分岐点も多いが、その都度親切な道標に助けられる。
車道らしき砂利道と合流すると、まっすぐな道を歩き続ける。途中、折り返すが、あまりにも単調で気が滅入ってしまう。ようやく無線中継関係の施設にぶつかり、横へ伸びる狭い登山道に入ると、すぐに頂上であった。
せっかくの展望台も、あいにくの曇り空で、視界は悪い。早々に立ち去る。双子山というからには、もうひとつの山頂があるはずだ。登り返しが実に厳しい。息を切らしながら、もうひとつの双子山の山頂に達する。こちらの山頂は木々に覆われ、まったくといってよいほど視界がない。後は、逗子駅を目指して下山するだけだ。
二つ目の山頂を過ぎると、いくつもの分岐に惑わされる。なぜか、道標もなくなり、頼りはGPSと地図だけである。途中、道を間違えたことに気づく。地図と照らし合わせると、道がない場所を歩いていることになる。でも、歩いている登山道がしっかりしているので、そのまま歩き続けることにした。不思議なことに、登ってくる登山客と何度かすれ違う。どうやら、阿部倉山の山頂を目指しているらしい。こちらは山頂を迂回してきたようだ。ようやく、下山を終え、車道にぶつかる。
逗子駅までは、まだ道のりがある。高台に作られた住宅街を越えなければならない。谷沿いに作られた住宅街を登り詰めると、上の住宅街と下の住宅街とをつなぐ長い階段があった。かなりの傾斜があり、息を切らしながら登って行く。山頂には住宅街が広がっていた。ガードレール越しに、下界が広がっているような感じで、見張らしが素晴らしい。本当に山を削って作った宅地だということが分かる。住宅街を縦断し、反対側に出ると、下山用の登山道があった。それを下りきると、そこは閑静な逗子の町並みであった。
地図で車道を避けながら、路地伝いに進んでいくと、不意に川向こうに京急の新逗子駅が見えてきた。控えめな駅舎を過ぎ、賑やかな商店街を抜けるとJRの逗子駅だ。
以上
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