第1回つくばりんりんロードウオーク大会
- GPS
- 20:29
- 距離
- 102km
- 登り
- 111m
- 下り
- 118m
コースタイム
- 山行
- 0:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 0:00
天候 | くもりのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
コース上に犬のフンが多いです。 |
写真
感想
100キロウォーク攻略法(2016年版)
※速さを狙った攻略法ではありません
この攻略法は、普段運動しなかった男が、東日本大震災での自転車通勤をきっかけに運動を始め、その後100キロウォーク大会を4回完歩した経験を基に書いています。
100キロは、事前の計画と練習・対策をすれば、まったく運動していなかった人でも完歩できます。これは断言できます。
大会に興味のある方への参考になれば幸いです。
【練習】
・初挑戦なら半年前から、歩いたことがあるなら3か月くらい前から練習開始する。
・2ヶ月前から練習量を上げ、40km〜60kmを3回は歩く。
・練習では、山道ではなく舗装路を歩く。
・持っていく荷物を実際に背負って歩いてみる。
・一度は夜中から早朝にかけて歩いてみて、夜明け前の寒さを体験しておく。
・ゴアテックスのレインウエアを持っていない人は買って、雨の日に歩いてどんな感じか体験しておく。
・自転車でもいいのでコースの下見をする。距離感がわかるので、本番で余裕が出る。
・自分が最も疲れない歩くスピードを把握しておく。
【持ち物】
ザック
ゴアテックス等のレインウエア(上・下)
靴下1足(予備)
汗ふき用タオル(おすすめは日本手ぬぐい)
大会事務局から届いたはがき
テールライト(電池は新品にする)
ヘッドライト(電池は新品にする)
カップ(エイドで暖かい飲み物が出るので)
スニッカーズ(小)
キャラメル
塩系タブレット
アミノバイタル(20キロごとに飲む)
フリスク(眠気覚まし)
スマホ・携帯
携帯音楽プレイヤー(音楽ドーピング用)
GPS腕時計(24時間ログが取れるもの。選択肢は限られますが)
お金(1000円札数枚と小銭)
プリペイドカード
保険証
免許証
ノートとペン
自分で作ったタイムテーブル
ティッシュ
ウエットティッシュ
ごみ袋
バンドエイドのマメ・靴擦れブロック 数種類各数枚
安全ピン(マメをつぶすため)
湿布(ロキソニンの湿布)
キネシオロジーテープ3種(幅25mmと50mmとその中間のもの)
はさみ(キネシオロジーテープを切るため)
パンシロン2袋(胃をやられることがあるため)
ロキソニンプレミアム 6錠(2錠×3回分)
マキロン(消毒用)
日焼け止め
虫よけスプレー(風がないと夜中にライトに虫が寄ってくるので)
防寒着
飲み物(500mLペットボトル2本、1本はスポーツドリンク、1本は水)
【服装】
つばのある帽子
ドライTシャツ
アームカバー(夜の寒さ対策用)
CW-X等の加圧タイツ
5本指靴下(私はInjinjiを愛用してます)
ハーフパンツ
【事前準備】
・本番前の2週間は歩かず、休養に専念する。
・足裏にうおの目があれば事前に治療する。
・荷物は軽いほうがいいが、減らしすぎて本当に必要なものまで置いていかないこと。
・肩パットが柔らかくウエストベルトで固定できるザックに荷物をいれる。
腰だけで支えるウエストポーチ、肩だけで支えるデイパックはあまり良くない。
腰で支えたり肩で支えたりと、選択肢がある方がいい。
・靴は、軽くてクッション性がよく、履きやすいものを選ぶ。
・インソールを選ぶ。個人的なおすすめはソルボ。
・インソールと靴が決まったら、事前に40kmを2回は歩いて、痛みが出ないか、出るならどこか確認しておく。
・膝への負荷を減らすため体重を絞る。
・スタートから5km毎に何をするかを書いたメモを作っておく。(初めて100キロ歩いたとき、途中から全く頭が働かなくなり、何をしなければならないかわからなくなったためです) またこのメモには、事前に決めた歩くスピードと休憩ポイントでの休憩時間から、各チェックポイントとゴールにいつ到着する予定か書いておく。
・靴は普段履いているものより0.5〜1cmサイズの大きいものを選ぶ。歩いているうちにだんだん足がむくむので、サイズがぴったりだときつくなってしまう。
(ちなみに私はアシックス GEL KAYANO)
【本番直前】
・事前にマメのできそうな足指にキネシオロジーテープを巻く。
(だんだん足がむくむので、締めずに巻く。5本全部に巻くと足指が広がり靴がきつくなる可能性があるので注意)
・足裏の地面にコンタクトする箇所にキネシオロジーテープを貼っておく。
・その他靴ずれしそうな所にも貼っておく。
・特に痛くなりそう、マメができそうな箇所があれば、マメ・靴擦れブロックを貼って、上からキネシオロジーテープで押さえる。
・日焼け止めを塗る。
【本番】
・Runkeeper等のスマホアプリで1km毎に距離を読み上げてもらうか、距離のわかるGPS腕時計を使うと、気分的に楽。
・途中6時間ごとに食事をしっかりとる。ごはん系がいい。おすすめは助六寿司。疲れてくると食欲がなくなるので酢飯で食欲をわかせる。
・ロキソニン等の痛み止めを携行し食事の時に飲む。
・まめができたら針で潰してキネシオロジーテープで押さえる。
・20km毎にアミノバイタルを飲む。
・スニッカーズなど、固形で取り出してすぐ食べられるものを携行する。
・飴やキャラメルなどを携行する。
・コンビニのおにぎりは、ぱりぱりのりもしっとりのりも食べにくいのでやめた方がいい。
・元気の出る音楽を携帯音楽プレイヤーに入れて聴きまくる。音楽ドーピングは効果絶大。欠点は音楽に合わせてペースが上がると、曲が終わるまで落とせなくなることか。
・靴下は、化繊かウール100%のものを選んで履く。綿が入ってるものは蒸れるのでダメ。
・防寒着は軽くて暖かいものを。ウールとか。
・事前に作ったメモを見て、歩きが予定より早いのか遅いのか確認し、スピードを上げたり下げたり調整する。
・ゴールまでとにかく休まない。休憩は5〜10分とする。長すぎると体が硬直し動けなくなる。しかし、どうしても眠い時は横になって数分だけ寝る。無理して歩くと気分が悪くなる。もちろん寝すぎに注意して。
・風がないと虫が寄ってくるので虫よけスプレーする。
・足の裏がものすごく痛くなる事がある。理由はわからないが(むくみのせいか?)。ロキソニン湿布を足の裏と甲に貼るとすこし軽減される。
【注意点】
・懐中電灯やヘッドランプは必須です。「だれかが照らしてくれる」と思ってんのかライトなしで歩いてる人がいますが、ヘッドランプは「犬のうんこを踏まないため」に必要なのです。とにかく犬のウンコだらけです。あと夜中はコース上にナメクジがいっぱいいます。踏んでもいいやって人はどうぞライトなしで歩いてください。
・つくばりんりんロードウォーク大会は、20kmと40kmで一斉再スタートするルールなので、40kmまでは飛ばしてもあまり意味がありません。時間内にゴールすればいいやという程度のスピードで歩き、あまり休憩しないほうが、体が固まらず良いと思います。
【その他気づいたこと】
・ハイドレーションはすぐに水分は補給できて便利なのですが、補充が面倒なので、ペットボトル飲料を2本持っていき、なくなったらコンビニや自販機で買うかエイドで補充するほうがいいです。
・しっかり計画・対策・練習すれば100キロはそれほど難易度は高くありません。足裏をマメだらけにして歩き、その辛さを乗り越えた感動と後日の辛さ自慢(でも次の日は有給休暇)を否定はしませんが、事前の綿密な計画とそれを実行に移すことでダメージを極力減らし、目標達成の満足感と翌日は普段通り生活するほうが、肉体的にも精神的にも良いと思いますがいかがですか?
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