大路峠〜志倉越え 天空回廊と峠道を歩く 第16回 (兵庫県宍粟市)

2010年12月02日(木) [日帰り]

• GPS: 06:20
• 距離: 8.3km
• 登り: 791m
• 下り: 706m

コースタイム

9:20廃村⇒9:50大路峠⇒11:35銅山12:20⇒14:05志倉越え⇒14:50下山分岐⇒15:40デポ地

■市境間　歩行距離　6.5Km・所要時間　5時間 ・総上昇量　713m

◆全行程　歩行距離　9.1Km・所要時間　6時間20分・総上昇量　868m

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

・中国自動車道の山崎ICで降り、R29を北上。安積橋から県道R6を経由してR429の一宮町倉床に入る。繁盛小前を直進して県道R6に再び入り、倉床川源流標識に従う。

コース状況／危険箇所等

【索引】
・宍粟市境界の大路峠〜志倉越え『天空回廊と交流の峠道』(第16回)を踏査する。
【コース状況】
9:20【廃村】
　廃村近くの崩壊した作業道脇に車を置いて、出発。
9:35【銅山登山口】
　基幹作業道大路線終点の銅山登山口から右の山腹に続く植林帯の登山道を登る。
9:50【大路峠】
　倉床川源流を通り、市境踏査出発地の大路峠に着く。
　一息入れて、北西の市境界の急坂に向かう。
10:25【857mPK】
　樹林の857mPKを通過。
10:50【大トチノキ】
　大昭和製紙の境界見出標の北斜面に、幹廻り4.2Mの「大トチノキ」がある。
11:35【銅山】
　官林標石を追って、銅山の山名標柱のある三等三角点に到着。
　落ち葉の積もった窪地で、弁当を広げる。
12:20
　楽しい昼食を終え、出発。
13:35【946mPK】
　コースを確認しながらアップダウンの尾根を辿り、展望の良い「946mPK」に着く。
　少し下ると、南に大展望が広がり、しばらく山座同定を楽しむ。
14:05【志倉越え】
　平坦な「志倉越え」に着くと、マウンドに国有林標石がある。
14:10【志倉川源流碑】
　檜林を下り、志倉川源流に立ち寄る。
14:50【下山分岐】
　急登に耐えて、下山分岐標識のある岩場に着く。
　ここで、今日の市境界踏査を終了し、しばらく展望を楽しむ。
15:15【藤無山登山口】
　分岐から不明瞭な急坂の悪路を辿り、藤無山登山口の標柱に着く。
15:40【デポ地】
　水害で崩壊の激しい作業道を下り、車のデポ地に着き、終了。

【トイレ・自販機・水場】
・周辺にトイレ等はありません。

【温泉】
・一宮温泉「まほろばの湯」￥600

写真

山行詳細図(クリック毎に拡大)

12/2 9:20

廃村近くの崩壊した作業道の手前から出発。

12/2 9:55

大路峠から左の急坂に向かう。

12/2 10:03

急登を頑張り、なだらかな尾根に乗る。

12/2 10:50

幹廻り4.2Mの「大トチノキ」

12/2 11:12

山字 銅山 官林の石標

12/2 11:33

銅山の三等三角点に到着。

12/2 13:33

「946mPK」から展望が開けてきます。

12/2 13:41

藤無山が見えてきました。

12/2 13:49

伐採地から南に縦走尾根を望む。

12/2 14:05

「志倉越え」に到着。

12/2 14:10

檜林を下り、志倉川源流に立ち寄る。

12/3 10:56

登山道分岐で今回の峠歩きを終了。

12/2 14:44

下山路は急な坂が連続します。

12/2 15:17

藤無山の登山口に降りてきました。

12/2 15:29

水害で崩壊した作業道を下り、車のデポ地に向かいます。

撮影機器：

DMC-FX07 Panasonic

感想

yamaya

【見所】
・大路峠と志倉越えの現況
・大トチノキの巨樹
・志倉越え付近の伐採地から南の大展望が楽しめます。

【ルートの特徴】
・大路峠から長く厳しい登りが待っています。
・縦走路は藪の無い快適な尾根歩きが楽しめますが、変化点で用地測量の目印に誘われやすいので、読図は入念に。
・下山分岐からの下りは、不明瞭な急坂の悪路が続きます。

【植生・動物】
・熊棚が点在しているので、鳴り物は必携。
・鹿の食害で、笹は全滅しています。

■峠名修正　「若杉峠」⇒「志倉越え」記載ミス