戸面原ダム〜三郡山〜宇藤木山ノ神〜木之根峠〜豊岡愛宕山

2025年12月06日(土) [日帰り]

• GPS: 09:30
• 距離: 22.2km
• 登り: 1,119m
• 下り: 1,124m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:29
• 休憩: 0:59
• 合計: 9:28

距離 22.2km 登り 1,119m 下り 1,124m

6:46 富津市民の森駐車場
7:24 7:25 宇藤木トンネル
7:50 7:55 林道終点
8:07 8:09 もみじ谷分岐
9:31 9:35 郡界尾根（出合）
9:38 9:39 尾崎分岐
10:40 10:50 三郡山
11:21 11:35 宇藤木山ノ神
12:28 12:30 水浅間大神石碑
12:52 12:56 P308南の石社
13:40 13:41 新花立峠
13:48 花立峠
14:00 14:01 木之根峠
14:09 県道88
14:41 14:44 林道豊岡線分岐
15:33 15:34 地蔵峰
15:40 15:50 愛宕山
16:14 富津市民の森駐車場

ヤマレコアプリでログをとりました

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

富津市民の森駐車場：無料、トイレ無し、20台くらい
土曜朝06:20、一番乗りでした。
土曜夕16:00、9割ほどでした。結構混むんですね。

3070

コース状況／危険箇所等

不明瞭箇所多数ありました。虫刺されあり（この時期に）。

・戸面原ダム〜郡界尾根（尾崎分岐）
不明瞭箇所多数、滑りやすい急斜面の難路も何か所かあり。

・郡界尾根（尾崎分岐）〜三郡山
滑りやすいトラバース道が連続します。

・三郡山〜宇藤木山ノ神
三郡山直下倒木で荒れた印象ですが、それさえ越えれば踏み跡は薄いもののテープもあり問題なし。一旦林道に出た後、宇藤木山ノ神へ取り付きます。取り付き点はテープ多数で迷わないと思います。宇藤木山ノ神の直下は滑りやすいザレの急斜面で要注意。

・宇藤木山ノ神〜花立峠
不明瞭箇所多数。あまり踏まれていない印象。ヤマレコアプリでは実線でなおかつみんなの足跡も太いオレンジ線ですが、全然そんなことありませんでした。GPSを頼りに慎重に進みました。

・花立峠〜木之根峠〜県道88号
木之根峠の東側は不明瞭で焦りました。峠なので鞍部を目指したら復帰できましたが、逆向きに向かう場合はもっと難しそう。

写真

12/6 6:44

おはようございます。今朝は戸面原ダム畔の富津市民の森駐車場に来ました。土曜朝6:20到着時一番乗りでした。忘れ物をして戻ってきた7:00時点でも誰も来てませんでした

12/6 6:48

朝焼けを背景にアーチ橋が映える

12/6 6:52

湯気が立ってるな

12/6 7:07

ボートの釣り人が結構いる。みんな朝早いな

12/6 7:24

房総によくある素掘りのトンネル。雰囲気が良い。宇藤木トンネルと名がついているようだ

12/6 7:28

タツナミソウ？寒い朝に逞しい

12/6 7:41

もう一つあった。朝日の黄色味と相まって可愛らしい

12/6 7:42

中はこんな感じ

12/6 7:50

林道終点まで来ました。Tの字になっていて右が山への入り口、左は作業道のような細道が続いている

12/6 7:55

テープを頼りに藪へ入るのかと想像していたが、道標まであり安心した。身支度を整えて、いざ出発

12/6 7:58

テープを頼りに行くと、沢が出てくるので適当にわたる

12/6 8:07

道なりに進むと尾根筋に至り分岐している。このまま尾根向こうへ進むともみじ谷というところへ行くようだ。尾根へ乗り郡界尾根へ向かう

12/6 8:14

いきなり難所に出る。テープは岩盤へ案内してるがどう見ても無理だ

12/6 8:14

左側の急斜面を木を頼りに四肢を駆使して直登する

12/6 8:22

ここはテープが四方に有って迷った。左寄りに行くのが正解だった

12/6 8:39

岩盤を巻く踏み跡を辿ったが消失してしまった。藪を強引に岩盤の縁まで登ってから岩盤のピークへ行って、覗きこんだら直登コースだったようだ、テープがあった

12/6 8:52

切り立った縁を行く。こういうの苦手、怖い

12/6 8:56

また岩盤を巻いて肩に乗る。このまま右の支尾根に行きそうになるが岩盤の裏手へ（左側）行く。このパターンが多かった。テープが有るとわかりやすいが無いところもある

12/6 8:58

ここはイレギュラーか。岩に乗った後右奥へ誘われるが、左下の藪にテープが有った。見落としそう

12/6 9:02

ここは怖かった。危なっかしい上に逆光で見えづらかった

12/6 9:19

片側が切れ落ちていてザレているいやらしいところ

12/6 9:29

郡界尾根直下。道筋は巻道のように水平に分かれていったのだろうか、いつの間にかわからなくなってしまった。そもそも薄くて錯綜気味だった。急斜面を木に掴まって強引に直登した

12/6 9:37

郡界尾根に乗り小休止した後、少し進むと登って来た宇藤木への分岐点があった。こっちが正規路のようだが、似たり寄ったりのザレた急斜面だ

12/6 9:47

懸案の宇藤木からのコースを終えても気が抜けない。郡界尾根はちょっと厄介な印象がある

12/6 10:08

待ってました。これを見たかったのだ

12/6 10:13

雰囲気の良い瘦せ尾根

12/6 10:21

行きかけてどう見てもヤバいと思って、少し手前に迂回路の分岐があるのに気が付いた。昨冬逆向きに通ったので思い出した

12/6 10:24

しかし迂回路もかなり足場が悪い

12/6 10:28

（振り返って）直後にもう一箇所難所があるが、豪快に滑ってしまった。ロープにしがみついて難を逃れたがヤバかった。決して気を抜いたわけではないのだが

12/6 10:34

その後は動揺しながら慎重に行く

12/6 10:40

来ました三郡山。薄暗く休憩には向かない

12/6 10:41

にもかかわらず今回もヘトヘトで小休止させてもらった。出発間際に一人通過していった。今日は結局この人しか会わなかった

12/6 10:50

山頂から西側への下山路は荒れてて通行不能に見えるが、倒木の縁から回り込めば通れた

12/6 10:54

テープを頼りに行くが踏み跡はほとんど無い

12/6 10:55

林道まで降りてきて振り返ると道標が招いていた

12/6 11:09

しばらく林道を西進すると宇藤木山ノ神への取り付き点が出てくる。テープが沢山ついているので気が付くはず

12/6 11:19

宇藤木山ノ神の直下は急斜面。登りは何とかなったが下りが怖かった

12/6 11:20

山頂直下からの眺望。久しぶりの眺望になごむ

12/6 11:21

山頂はこんな感じ。眺望はいまいち

12/6 11:28

直下の展望地に戻り、おやつ。ナッツぎっしりで美味い

12/6 11:44

宇藤木山ノ神と林道は一本道ではなく「人」の字のように二股になっているはずだが、全然道筋がわからなかった

12/6 11:50

荒れた斜面を適当に降りたら林道の平たいところに出れた

12/6 11:53

後は平和な平たい道が続くのかと思ったがどうも違う。GPSを頼りに進む

12/6 11:57

マジかよ。実線ルートかつみんなの足跡も太いオレンジなのにひどいな。ここは無理やり直進した

12/6 12:19

持ち直して良さげになって来たがコースアウトしていた

12/6 12:23

わかる所まで戻ってきて慎重に探ると、ここが分岐点だった。まっすぐ行ってしまったが、ここで右へ入るのが正解だった。テープは無い。これは難しいな

12/6 12:28

ピークを登り詰めると石碑があった。水浅百大神と彫ってある

12/6 12:32

様子が変なのでGPSを確認すると、またしても間違えていた。石碑から尾根を間違えていた

12/6 12:44

（振り返って）水浅百大神の石碑から下りてくると平らな林道のようなところに出た

12/6 12:56

平らな林道のような道はいつの間にか幅狭の登山道となりピークを登ると石の祠があった。すぐ脇へもう一登りすればP308だが疲れていたので止めた

12/6 12:58

昆虫ゲット。調べるとナカオレツユムシとでてきた。接写しても逃げない。寒くて身動きできないようだ

12/6 13:03

次の台風で倒壊しそう、頑張れ

12/6 13:05

落ち葉を見て見上げたら見頃のモミジ発見。もう少し撮影技術が欲しいところ

12/6 13:20

広角モードで撮影。丸っこいピークから対等な尾根筋が伸びてて迷う。GPSで確認して進む。ここは右へ

12/6 13:22

直後のここも似てる。ここは左へ

12/6 13:40

新花立峠に降りてきた。上の段の道へ進む

12/6 13:42

ちょっと先に紛らわしいテープが有ったが、ここから取り付く

12/6 13:53

みんなの足跡によれば、ピークを通るコースとトラバースするコース二手に分かれる。トラバースを選ぶと、とても薄く何筋も錯綜しているように見えて迷った

12/6 13:58

崩落個所を越えてからGPSで確認すると、計画路から下へ逸れていることがわかったので上方へ軌道修正を図る

12/6 14:00

なんとか木之根峠に出た。鞍部（コル）が遠巻きに見てもわかりやすい地形で良かった

12/6 14:01

六面体に地蔵が彫ってある印象的な石碑

12/6 14:06

その後は鞍部で尾根筋から北側へ反れると地図読みしていたが、紛らわしい鞍部が手前にあった。写真は2個目の鞍部。ここで北側へ曲がる

12/6 14:09

すぐに林道に降り、道なりに進めば県道88号に降り立ち、無事下山。以降は舗装路/砂利道となる

12/6 14:12

県道を少し南下して、ここで鋭角に小道へ入る

12/6 14:31

待ってました。鮮やかだ

12/6 14:32

こちらも美しい

12/6 14:41

林道豊岡線分岐まで来ました。ここから北上して戸面原ダムを目指します

12/6 14:58

調べるとフウセントウワタ（風船唐綿）と出てきた。愛らしい花だ

12/6 15:00

林道はアップダウンが結構ある。５分前にいた所を見下ろす

12/6 15:33

分岐点（豊岡線終点？）に来ました。山地図では正面が地蔵峰というピークらしい

12/6 15:43

愛宕山のパノラマ広場という所の展望台に来た。今日一番の展望だ

12/6 15:43

奥にうっすら富士山。見えるだろうか

12/6 15:46

山頂標はひっそり。前には遊具があり遊び場のようだった

12/6 15:58

最後にパノラマ広場へ行くために整備されたであろう遊歩道で下山する

12/6 16:05

無事下山です。想定より遅くなってしまった

12/6 16:13

富津市民の森駐車場に戻るとビッシリ。ガラガラかと思ってたが混むんですね。お疲れさまでした

撮影機器：

Pixel 7a Google

感想

satoshi7604

今回は三郡山〜郡界尾根より西域を赤線拡大する計画でした。当初は宇藤木から郡界尾根（尾崎分岐）のコースが地図表記にはなく最大の懸案箇所かと考えてました。しかし蓋を開けてみると宇藤木山ノ神〜木之根峠が実線コースかつみんなの足跡も太いにもかかわらず、不明瞭箇所だらけ・誘われやすい尾根頻発で道迷いと道間違いに苦しめられました。初冬の日の短いこの時期に想定外に時間がかかり焦りました。