イブネ【甲津畑からブナ林を巡りながら】

2025年12月07日(日) [日帰り]

• GPS: 09:01
• 距離: 19.0km
• 登り: 1,195m
• 下り: 1,185m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:21
• 休憩: 1:41
• 合計: 9:02

距離 19.0km 登り 1,194m 下り 1,187m

6:06 スタート地点
6:49 桜地蔵尊
6:54 6:55 甲津畑、避難小屋
7:09 ツルベ谷出合
7:21 7:28 蓮如上人旧跡
7:48 シデの並木
7:53 8:00 向山鉱山跡
8:23 8:27 一反ぼうそう
8:43 8:58 杉峠
9:12 杉峠の頭
9:20 タイジョウ分岐
9:30 9:31 佐目峠
9:46 イブネ
9:59 10:13 イブネ北端
10:54 11:01 銚子
11:32 11:34 熊ノ戸平
11:49 イブネ
12:04 佐目峠
12:17 タイジョウ分岐
12:25 杉峠の頭
12:38 12:44 杉峠
12:55 12:57 一反ぼうそう
13:15 向山鉱山跡
13:18 13:19 シデの並木
13:33 14:05 蓮如上人旧跡
14:15 ツルベ谷出合
14:29 14:30 甲津畑、避難小屋
14:33 14:34 桜地蔵尊
15:05 岩ケ谷林道起点
15:08 ゴール地点

天候

晴れ　一時曇り
【気温】桜地蔵尊：3℃　イブネ：6℃　杉峠：5℃　駐車地：9℃

アクセス

利用交通機関：

自家用車

甲津畑の集落から「鈴鹿10座」の案内板で甲津畑林道に入り、
永源寺グリーンランド入口を見送り、藤切川に架かる鳴野橋手前の
路肩に駐車。

コース状況／危険箇所等

【危険個所】
1）甲津畑避難小屋を過ぎた先の吊り橋は傾きが酷く、濡れた状態では
　滑って危険と判断し、谷へ降り上流を渡りました。
2）水場「禿の水」手前から杉峠までの急斜面のトラバース帯は
　雪が流れて谷側へ滑る危険があり、お助けザイルを使うなど慎重に
　行動しました。

【積雪状況】
奥の畑谷分岐辺りから雪を踏むようになりましたが、杉峠の頭辺りから
イブネ周辺は10cm程の積雪かと。
（スパッツ装着、チェーンスパイクは使用せず。）

その他周辺情報

登山口から杉峠に至る千種街道の看板が新しくなり、名称が変わったり
時間から距離表記に変わったりしていました。

写真

12/7 7:18

奥の畑谷分岐に到着、今回は久しぶりに杉峠からイブネへ上がろう。

12/7 7:30

シンボルツリー「大シデの木」はまだ健在だ。（後方には向山鉱山主　佐野育造氏の碑が。）

12/7 7:38

西尾根取り付き地点の鉱山跡を通過。

12/7 7:48

以前の「シデの並木」から呼び名を変えたようだ。

12/7 7:51

古木並木のブナ林。

12/7 7:53

向山鉱山跡の巨木。

12/7 8:04

辺りが開けると巨木の並木だ。

12/7 8:44

《杉峠》
二代目の杉も立派に育つかな・・・。

12/7 9:00

佐目峠と高昌山辺りかな？

12/7 9:04

まもなく展望地だ。

12/7 9:05

杉峠上部の展望地から望む綿向山。

12/7 9:12

《杉峠の頭》

12/7 9:19

アゲンギョに広がるブナ林。

12/7 9:20

タイジョウ分岐の平坦地：アゲンギョを通過。

12/7 9:34

ゆったりした佐目峠と杉峠の頭を振り返る。

12/7 9:34

東雨乞岳、雨乞岳本峰、西峰そして杉峠の頭を振り返る。

12/7 9:48

《イブネ》
ここが最高地点かな？

12/7 9:56

霊仙　御池　藤原　竜　を見ながらトレースの消えた北端へ向かう。

12/7 9:57

霊仙山、鈴ヶ岳の奥には伊吹山。

12/7 9:59

《イブネ北端》
好展望の北端からクラシと釈迦ヶ岳を望む。

12/7 10:18

越百岳（？）のささやかなナブナ林。

12/7 10:20

「越百岳」のブナに訪問の御挨拶。

12/7 10:25

銚子ヶ口の山並みは大峠の頭〜東峰辺りかな？

12/7 10:30

クラシ北尾根のブナ林。

12/7 10:32

イブネ北端を見ながらクラシの台地を銚子へ向かう。

12/7 10:35

苔の台地と鈴鹿の主脈（国見、御在所、鎌）たち。

12/7 10:41

銚子へ向かう尾根の東斜面に広がる立派なブナ林。

12/7 10:48

銚子ヶ口へ延びる尾根にもブナの林が。

12/7 10:52

イブネのステージと谷に囲まれた熊ノ戸平。

12/7 10:53

《銚子》
山頂のブナ林。

12/7 11:07

熊ノ戸谷（クチクマ谷)に着地。

12/7 11:19

熊ノ戸谷のブナ、3mを超す胴回りだった。

12/7 11:36

熊ノ戸平西面に広がるブナ林。

12/7 11:43

イブネ北面のブナ林。

12/7 11:49

《イブネ》
北面の小尾根から復帰。（御在所岳、鎌尾根と七人山）

12/7 11:54

P1084からタイジョウへ続く尾根。

12/7 12:05

《佐目峠》

12/7 12:06

《佐目峠》
目印の「お尻のような岩」から望む東雨乞岳。

12/7 12:09

国見岳　御在所岳（山上公園、望湖台、御嶽神社）　七人山　鎌ヶ岳

12/7 12:22

《杉峠の頭》
ねじねじの木。

12/7 12:24

《杉峠の頭》
ブナに刻まれた「杉峠の頭1121」

12/7 12:48

危険なトラバース帯を通過。

12/7 12:57

シンボルツリーの「一反ぼうそう」は朽ちてしまった。
今は「一反ぼうそう跡」の看板が立っていた。

12/7 14:01

《蓮如上人旧御跡》
今回もお世話になりました。

12/7 14:09

本流へ流れ込む奥の畑谷の滝を覗き込む。

12/7 14:24

傾きが酷くなった吊り橋は谷の上流を渡る。

12/7 14:33

《桜地蔵尊》
山行内容を報告。

12/7 15:06

誰にも逢わずに下山終了。

撮影機器：

Canon IXY 650 Canon

感想

onetotani

この冬二度目の寒波で鈴鹿の山にも雪が降り、国道306号が通行止め、
御池林道、鈴鹿スカイラインは冬期通行止めに入った。
短い紅葉シーズンだったが、雪山シーズンは長く楽しめるんだろか？

桜地蔵尊を過ぎる頃にはライトが要らないくらい明るさが戻ってきた。
奥の畑谷分岐辺りからうっすらと白くなった山道も杉峠を越えると
5〜10cmほどの雪を踏むようになり、イブネの台地に上陸すると
吹き溜まりでは20cmの雪に靴が飲み込まれるようになってきた。

今回はイブネの周辺に点在するブナの林を巡る計画だ。
北端を出発する時は青空に恵まれ絶好の条件でブナの林巡りが出来そう
だったが、越百岳？からクラシ北尾根、銚子と歩くうちに風も冷たく
生憎の曇り空になってしまった。銚子で体温調整の後　計画通り熊ノ戸谷
から熊ノ戸平西面へ廻り込み北面の小尾根からイブネに戻るように歩いて
みたが、佐目子谷の源流に囲まれた「イブネのヘソ」熊ノ戸平を中心に
して、トライアングルを描く周辺にはブナの林が豊富に点在していた。

今年初の雪山を求める人で駐車地の混雑も覚悟したが、杉峠までの
途中にソロの先行者に出逢った以外、誰とも出逢うことの無い寂しい
一日だった。