寒波過ぐ／コヤマノ岳〜武奈ヶ岳〜釣瓶岳〜地蔵山

2025年12月07日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 11.9km
• 登り: 1,185m
• 下り: 1,206m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:40
• 休憩: 0:00
• 合計: 8:40

8:10 スタート地点
8:10 暮雪山多目的保安林駐車場
9:10 青ガレ
10:00 金糞峠
11:40 コヤマノ岳
11:50 コヤマノ分岐
12:10 武奈ヶ岳
13:00 細川越
13:40 釣瓶岳
14:20 イクワタ峠
15:00 笹峠
15:20 地蔵山
16:50 畑バス停
16:50 ゴール地点

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー

JRを乗り継いで湖西線比良駅へ
比良駅〜暮雪山駐車場：タクシー
畑〜JR近江高島駅：高島市コミュニティーバス
近江高島駅からJRを乗り継いで帰宅

コース状況／危険箇所等

●青ガレ〜金糞峠間、標高730m付近、左岸の支谷が大きく崩落していた。標高760m付近、右岸に大きな崩落地あり。落石に注意が必要。

写真

12/7 10:21

大山口手前、林道に散り敷く落ち葉に、陽が射す

12/7 11:12

青ガレ渡渉地点から、谷を見下ろす・・所どころに残雪

12/7 11:17

青ガレの岩場を登る・・ムラサキシキブの実

12/7 11:17

カマツカの実

12/7 11:21

琵琶湖を遠望する・・低い雲が垂れ込め、霧がかかる

12/7 12:05

金糞峠から奥ノ深谷へ下り、渡渉した辺り・・一面の残雪

12/7 12:53

コヤマノ岳南尾根、標高1000mに、芦生杉の森・・

12/7 12:54

味わい深く曲がった芦生杉の大木

12/7 13:05

ブナ林帯に入る

12/7 13:11

ひっそりと静まり返る冬枯れのブナ林・・

12/7 13:14

12/7 13:15

林床は、枯葉と残雪のまだら模様・・

12/7 13:16

お気に入りのブナの大木・・

12/7 13:18

苔と地衣類に被われたブナの木・・

12/7 13:18

青空と逆光に、冬枯れのブナの木の、黒いシルエット・・

12/7 13:18

次から次へと・・

12/7 13:21

現れる、ブナの大木・・

12/7 13:22

12/7 13:22

見上げる、冬枯れのブナの枯れ枝と、青空・・

12/7 13:34

コヤマノ岳稜線のブナ林・・

12/7 13:34

なだらかな尾根の奥に、雪の上の足跡は続いている・・

12/7 13:35

曲がった老木の幹の間から、明るいブナ林が覗く・・

12/7 13:36

一瞬、日が翳り、寒々とした枯野原・・

12/7 13:36

雲の間に、青空が覗く・・

12/7 13:37

コヤマノ岳山頂から、琵琶湖を望む・・雲が低く垂れ込めて、ぼんやりとしか見えない

12/7 13:37

頭上の青空・・

12/7 13:38

コヤマノのブナ林を・・

12/7 13:38

ゆったりと・・

12/7 13:39

さ迷い歩く・・

12/7 13:39

12/7 13:42

樹間に覗く西南稜・・

12/7 13:42

12/7 13:43

なだらかな森の斜面を、トラバースしながら、下る・・

12/7 13:43

雪上に、ブナの木の長い影が伸びる・・

12/7 13:46

12/7 13:49

すっかり葉を落とした、ブナ林の向こうに、武奈ヶ岳のシルエット・・

12/7 13:50

森を抜けると、目の前に武奈ヶ岳・・

12/7 14:01

武奈ヶ岳へ登り返しながら、コヤマノ岳を振り返る

12/7 14:09

武奈ヶ岳稜線へ到達すると、目の前に広がる、京都北山の山並み・・

12/7 14:09

12/7 14:09

武奈ヶ岳山頂・・

12/7 14:12

多くの人が昼食を摂る山頂を辞して、北稜へ向かう

12/7 14:14

12/7 14:16

平べったい三角形の、釣瓶岳・・

12/7 14:19

北稜を下る・・眼下に見える朽木谷

12/7 14:21

北稜下ってすぐのブナ林越しに、青い山並み・・

12/7 14:36

しだいに近づく釣瓶岳・・

12/7 14:54

稜線西側の斜面に、姿のいいブナの大木・・

12/7 14:56

尾根に吹きだまる雪は、所どころ膝くらいまである

12/7 15:03

細川越を過ぎて、振り返る、尾根のブナの木・・

12/7 15:06

右手に、ナガオの稜線・・

12/7 15:18

登り返しの小ピークから、武奈ヶ岳を振り返る

12/7 15:20

やがて目の前に、釣瓶岳・・

12/7 15:35

コルから70m上り返して・・

12/7 15:37

山頂西側斜面のブナ林・・

12/7 15:37

釣瓶岳山頂1098m

12/7 15:38

ブナ林を振り返る

12/7 15:38

山頂少し下ると、正面に、蛇谷ヶ峰・・

12/7 15:39

雪の上に、青い影が伸びる・・

12/7 15:41

12/7 15:42

平坦な尾根・・

12/7 15:42

大きな枝を広げるブナの大木・・

12/7 15:43

東に、安曇川の平野が広がる

12/7 15:43

西は、冬枯れの樹林の向こうに、青い山並み・・

12/7 15:44

一旦下り、小ピークを登り返す

12/7 15:54

樹林を抜けて、視界が広がる・・

12/7 15:59

朽木谷対岸の尾根・・

12/7 15:59

尾根の上に、浮かぶ雲・・

12/7 16:00

標高1000mに下って、枯野に残る雪・・

12/7 16:01

12/7 16:02

山並みに浮かぶ大きな雲と青空・・

12/7 16:06

イクワタ峠が見えてきた

12/7 16:22

イクワタ峠、少し下った辺りから、蛇谷ヶ峰と北の山々・・

12/7 16:26

なだらかな丘の続く稜線・・

12/7 16:39

丘と丘の間の鞍部は、ゆるやかな谷・・

12/7 16:42

日の当たる、気持ちの良い斜面・・

12/7 16:43

3つ目の丘から、蛇谷ヶ峰・・

12/7 16:51

鞍部の谷に残る雪・・

12/7 16:52

12/7 17:00

笹峠を過ぎて、枯葉の散り敷く斜面・・

12/7 17:02

稜線を忠実に歩く

12/7 17:11

ここにも、気持ち良さそうな枯葉の斜面・・

12/7 17:17

地蔵山790mからの眺め

12/7 17:18

葉が落ちてすっきりした樹間から、リトル比良の山並みが覗く

12/7 17:41

地蔵峠から、落ち葉でフカフカの峠道を下る・・

12/7 18:00

夕方4：00、林道に着地・・林道脇から、畑の集落が見える

12/7 18:25

夕闇に包まれた畑の集落に入る・・

12/7 19:10

薄暗い街灯の下の、畑バス停・・夕方5：21発の終バスに乗ったのは、私一人だった

撮影機器：

DMC-FT4 Panasonic

装備

個人装備

長袖シャツ ズボン 靴下 毛糸手袋 軍手 フリース上着 薄手のダウンジャケット レインウェア ゲイター ネックウォーマー 毛帽子 靴 ザック ザックカバー 軽アイゼン 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ナイフ カメラ ストック

感想

arajin

　今季一番の寒波が、去ったばかりの比良山系・・雪は、山頂部で5〜10cm程度だった。しかし、季節風の吹き付ける北稜の尾根には、30〜50cmぐらいの吹き溜まりが残る。
　武奈ヶ岳山頂を過ぎて、北稜〜釣瓶岳〜イクワタ峠〜地蔵峠までの道は、誰にも遭わない、冬枯れの静かな山歩きとなった。
　残雪と枯葉の散り敷く斜面との、まだら模様が美しい。残雪と枯葉を踏みしめながら歩く、初冬の山歩きは、清々しく、気持ちが良かった。