災いは忘れた頃にやってくる！？ 銚子ヶ口（鈴10）〜大峠の頭〜水舟の池

2025年12月18日(木) [日帰り]

• GPS: 05:41
• 距離: 14.6km
• 登り: 1,168m
• 下り: 1,172m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:15
• 休憩: 0:26
• 合計: 5:41

距離 14.6km 登り 1,168m 下り 1,172m

7:57 杠葉尾登山口
8:58 長尾山
10:01 10:02 銚子ヶ口東峰
10:04 銚子ヶ口
10:13 中峰
10:17 10:18 南峰
10:21 中峰
10:33 西峰
10:37 水舟の池分岐
10:41 10:42 水舟の頭
10:46 大峠
10:59 11:06 大峠の頭（深谷山最高点）
11:16 大峠
11:24 11:26 水舟の池
11:36 水舟の池分岐
11:42 西峰
11:53 11:54 中峰
12:03 12:13 銚子ヶ口
12:15 銚子ヶ口東峰
12:45 12:46 銚子ヶ口植林運搬登山口
12:59 瀬戸峠入口
13:13 13:14 林道分岐
13:17 風越橋
13:34 13:35 神崎橋
13:38 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

杠葉尾（ゆずりお）登山口近くの銚子ヶ口登山駐車場（2〜3台駐車可）を利用。登山口にも1台駐車可能。

コース状況／危険箇所等

杠葉尾登山口〜銚子ヶ口・・よく整備されているが、基本的に斜面をトラバースしていくので注意は必要。
銚子ヶ口〜大峠〜大峠の頭・・危険個所はないが、大峠から大峠の頭へ行く道が分かりにくい（積雪があったからかも）
大峠〜水舟の池・・杉の葉で登山道が不明瞭。
東峰〜植林運搬登山口・・ツヅラ折りだが急斜面、登山口からしばらくは舗装された林道が非常によく滑るので転倒注意。

写真

12/18 7:56

銚子ヶ口登山駐車場を利用。ギリギリ3台駐車可能だと思います。登山口にも1台分スペースがありますが、おそらく地元の方が登山道整備などで使われると思うので一般登山者はこちらを使った方が良いと思います。
向こうに見える車は、防獣ネットの管理の為に来られた地元の方でした。

12/18 13:37

杠葉尾（ゆずりお）登山口です。

12/18 7:59

杉木立の中を登っていきます。

12/18 8:04

ネットでササユリの保全をしているようです。見えにくいですが、銚子ヶ口の案内板があります。

12/18 8:14

しばらくはずっと杉林の中を登っていきます。登山道は整備されており歩きやすいです。

12/18 8:27

何度か枯れ沢を渡ります。危険と思われる箇所にはロープが張られています。

12/18 8:29

大きんなモミの木です。

12/18 8:30

ここはきれいに苔むしていました。

12/18 8:34

ひたすら杉林の中を登ります。展望はありません。

12/18 8:44

やっと陽が射す明るい場所に出ました。

12/18 8:57

樹層が変わって、落ち葉の絨毯の中を進みます。

12/18 9:00

12/18 9:01

尾根に出たようです。

12/18 9:06

この案内板が要所要所にあります。

12/18 9:10

見えにくいですが、下は須谷川が流れています。尾根に出てからは川を下に見ながら歩きます。

12/18 9:14

斜面の右（北側）をトラバースしながら沢に近づいていきます。

12/18 9:21

ここからは沢沿いに歩きます。

12/18 9:25

この辺りから周囲が白くなってきました。

12/18 9:29

渡渉しながら沢沿いを登って行きます。

12/18 9:33

沢を左に見ながら登ります。

12/18 9:38

また渡渉します。

12/18 9:45

北斜面の谷なので、雪も多く昨日の雨で登山道と雪が凍結しています。

12/18 9:47

何の足跡でしょうか。

12/18 9:50

寒いですが、結構いい感じです。

12/18 9:51

雪で化粧したコケもきれいです。

12/18 9:54

分岐点まで登って来ました。いきなり展望が開けました。

12/18 9:54

釈迦ヶ岳、竜ヶ岳、藤原岳を一望できます。

12/18 9:55

北は霊山山が、

12/18 9:55

遠くに乗鞍岳、御嶽山、中央アルプスもよく見えます。

12/18 10:01

スマホの望遠だとこれが限界。

ひょっとして富士山もと期待してたのですが、釈迦ヶ岳で隠れているようです。残念！

12/18 9:59

風が強いので、雪が凍ってます。

12/18 10:02

東峰に着きました。風が冷たい。

12/18 10:03

銚子ヶ口はもうすぐです。

12/18 10:04

あっと言う間に銚子ヶ口に到着です。展望は全くありません。

12/18 10:04

一応、タッチ。

12/18 10:08

表面が凍った雪の上を歩いていきます。多少滑りますが、今のところチェーンスパイクなしでも大丈夫そうです。

12/18 10:13

銚子ヶ口岳（中峰）到着です。せっかくなので南峰へ行ってみます。

12/18 10:17

南峰です。灌木が茂っていて山名板に近づけません（笑）

12/18 10:22

アセビの林を抜けると

12/18 10:24

また展望が開けました。

12/18 10:25

下界が見えます。

12/18 10:33

西峰到着です。

12/18 10:34

振り返ると、寒々としています。

12/18 10:37

水舟の池への分岐ですが、通りすぎて水舟の頭〜大峠〜大峠の頭へ向かいます。

12/18 10:41

少し登って、水舟の頭に到着です。

12/18 10:41

こんなところです。

12/18 10:42

大峠へは激下りです。

12/18 10:44

大峠が見えてきました。

12/18 10:44

大峠に到着です。大峠の頭方面へのルートがなかなか見つけられませんでしたが、

12/18 10:44

ここを少し下ったところに

12/18 10:47

入口がありました。積雪で踏み痕が全く分からなかったのも原因だと思います。

12/18 11:07

大峠の頭への分岐です。もう少し若ければイブネまで行く気になったかも知れません（笑）

12/18 10:59

上って、下って、上って大峠の頭に到着です。

12/18 11:00

こんなところです。

12/18 11:11

陽の当らない谷側は多くの雪が溶けずに残ってます。

12/18 11:14

滋賀県方面が見えます。

12/18 11:16

大峠まで戻ってきました。ここから水舟の池へ下っていきます。

12/18 11:17

こちらは日当たりが良いので雪もほとんどありません。

12/18 11:19

アセビのトンネルを抜けて、道が不明瞭ながらもとにかく下って、

12/18 11:26

水舟の池に到着です。天気も良くいいタイミングで来ることが出来ました。満点の景色です。

12/18 11:29

あとはひたすら登って、

12/18 11:36

分岐に着きました。

12/18 11:52

今日は私以外に足跡はないようです。

12/18 11:56

ちょっと心配してましたが、凍ってた雪も少し緩んだようです。

12/18 11:58

次に雪が降ったらチェーンスパイクは必要な気がします。

12/18 12:03

お昼を食べる場所がなかなか見つからず、結局、銚子ヶ口まで戻ってきました。ちょっと寒いですが腹ごしらえです。

12/18 12:12

何の実かなあ。バックの青空に良く映えます。

12/18 12:15

アカモノも雪に覆われています。

12/18 12:20

分岐まで戻ってきました。下山は激下りの運搬用モノレール沿いに下りていきます。

12/18 12:22

こんな道ばかりだといいんですが、

12/18 12:23

やっぱり、激下りです。

12/18 12:25

途中に立派なブナの木がありました。

12/18 12:32

か登山道は、モノレールの左右にあり、何度かレールを跨いでいきます。

12/18 12:36

ここが一番の激下りです。つづら折りなのに激坂ってどんな傾斜やねん（笑）

12/18 12:43

下りてきました。今は使って無いようですが、これで登れば随分楽でしょうね。定員4名と記載されてました。

12/18 12:44

林道まで下りてきました。この時は余裕だったんですが・・

12/18 12:45

林道に下りてから、妙に道がツルツル滑るので慎重に下りていたんですが、2度激ゴケしてしまいました。

12/18 12:54

どうもこの黒い藻なのかバクテリアなのかは分かりませんが、とにかく滑る。とにかくブラックアイスバーンのように滑るのでビビりながら一歩ずつ歩きました。

12/18 12:47

林道が土砂崩れで埋まっていたり、

12/18 12:49

土石流で岩だらけになっていたり、

12/18 12:51

道が崩落していたりで、登山口で地元の方に林道経由で下山すると伝えたら、あっちは危ないので気をつけてなと言われた意味がよく分かりました。

12/18 13:00

瀬戸垰方面への登り口ですが、登る人がいるんだろうかと思うほど荒れてます。

12/18 13:14

林道の入り口まで下りてきました。このすぐ近くに神崎川発電所があります。

12/18 13:19

至る所で木の枝が路肩に置いてあります。

12/18 13:22

下は神崎川が流れています。春になれば釣り人が押し寄せます。

12/18 13:27

何台もの工事車両が作業していたので話を聞くと、神崎川発電所までの通信ケーブル敷設のため邪魔になる枝を掃っているそうです。

12/18 13:32

ここにも登山ポストがありました。

12/18 13:34

林道の入り口は作業のため閉鎖されてました。

12/18 13:34

林道入口脇にも4〜5台駐車できそうなスペースがあります。

12/18 13:35

鈴鹿10座も今日の銚子ヶ岳で8座目となりました。でもあと2座は来春になりそうです。
今日も何とか無事？に下山できました。ありがとうございました。

撮影機器：

Pixel 9a Google

感想

うだだん

事前にいろんな方の山行記録を読んであまり期待はしていなかったのですが、私のような初心者にとっては十分に楽しめるルートでした。

登山口からしばらくは、展望もない杉林の中を延々と登ることになるので面白みはないですが、登山道は整備されており歩きやすいので気持ちよく歩けます。途中、尾根に出てからすぐに沢まで下りていくと途端に雪が多くなり雰囲気が変わりました。

予想以上に雪が多く、昨日の雨と風で凍結していたので雪の上を歩くときは気を付けました。逆に泥で滑りそうなところは凍って登りやすくなってました（笑）。谷で北斜面なので次に雪が降ったらチェーンスパイクは必要になる（特に下り）と思います。思いもよらず雪景色を楽しむことができてラッキーでした。

水舟の池は太陽の位置を考えながら予定を立てたので、良い景色と出会うことができました。ただ、青空に恵まれたのはまたまたラッキーでした。

良いことがあれば悪い事があるもんで、作業用モノレール沿いの激下りが終わりやっと舗装された林道まで下りてきたと安心したのもつかの間。足元が妙にツルツルするな（水で濡れているわけでもないのに）と思っていたら、いきなり右足がすべり激ゴケ！それからは舗装慎重に歩いていたものの、今度は左足がすべり再度激ゴケ！

身体の至る所が痛いですが、何とか大事は免れたようです。それからは言うまでもありませんが、亀の歩みとなりました（笑）。登山の事故っていくら気を付けていても避けられないことがあると改めて実感しました。モノレール方面のルートは急坂よりも林道が落とし穴です。

コメント

よっしー

朝、お会いしましたね♪＾＾✨
ササユリ保護メンバーのよっしーです。
大峠の頭まで、お疲れ様でした＾＾✨🤗🌸

うだだん

よっしーさん
コメントありがとうございます。朝、メンバーの方に『帰りの林道気をつけて』とアドバイスいただいたのに、舗装路がツルツルで２度も転倒してしまいました。
私の地元の経ヶ峰もササユリが有名なのですが、ササユリの咲く登山道、素敵ですよね。よっしーさんをはじめ、メンバーの方々のご尽力が早くに実を結ぶことを心から願っております。