花の夕張岳

2016年07月17日(日) [日帰り]

• GPS: 08:40
• 距離: 13.7km
• 登り: 1,290m
• 下り: 1,208m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:29
• 休憩: 2:12
• 合計: 8:41

距離 13.7km 登り 1,290m 下り 1,209m

8:07 スタート地点
9:09 9:27 冷水の沢
9:39 前岳の沢
10:05 10:10 石原平
10:21 10:41 望岳台
11:01 憩沢
11:17 11:18 男岩
11:28 ガマ岩
11:30 ひょうたん沼
11:42 11:54 1400m湿原の水場
11:59 12:00 お花畑
12:08 12:09 釣鐘岩
12:12 吹き通し
12:16 12:17 金山分岐
12:32 13:09 夕張岳
13:23 13:27 金山分岐
13:31 13:34 吹き通し
13:38 13:39 釣鐘岩
13:45 お花畑
13:53 13:54 1400m湿原の水場
14:04 ひょうたん沼
14:13 男岩
14:31 憩沢
14:47 15:13 望岳台
15:23 石原平
15:47 15:48 二の越
16:47 夕張岳ヒュッテ
16:48 ゴール地点

天候

曇り・霧雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

憩いの沢までは全体的に急坂、濡れた石は滑りやすいので注意。馬の背コースは急坂長い。両コースとも登山道はしっかりしている。

写真

7/17 8:50

冷水コースから出発です。

7/17 8:50

はじめは、なだらかな道ですが、

7/17 9:05

だんだん坂が多くなり、

7/17 9:36

急坂になってきますが、1時間くらいで冷水の沢です。

7/17 9:36

登山道横に咲いていたゴゼンタチバナ。

7/17 10:10

視界が開けてきました。

7/17 10:19

前岳から伸びる尾根の先に滝の沢岳。

7/17 10:44

望岳台に近づくにつれ断崖絶壁の前岳が聳える。

7/17 10:49

鮮やかな黄色のシナノキンバイソウが広く咲いていました。

7/17 10:51

尾根の背後に夕張岳の裾野が見えてきた。

7/17 11:03

望岳台からも岩の急坂が続く。

7/17 11:08

望岳台を前にしてガマ岩、夕張岳が雲の中に見えて来た。

7/17 11:14

憩いの沢を過ぎると湿原が開け、楽しみなお花畑の鑑賞の始まりです。

7/17 11:25

遠くからも聳えていたガマ岩。

7/17 11:27

7/17 11:28

チシマフウロとミヤマアズマギク？

7/17 11:29

ウコンウツギ。

7/17 11:33

蛇紋岩崩壊地。夕張岳は隆起でできた山で蛇紋岩メランジュという珍しい地層で、この蛇紋岩が風化で浸食され、緑色片岩のガマ岩や釣鐘岩、本峰が突き出た形（ノッカー地形）になったとか。

7/17 11:35

シロウマアサツキの群落。玉ころの花をよく見ると周囲に白を配した実に芸術的な展開。

7/17 11:36

シロウマアサツキ。これから開こうとしている。

7/17 11:37

シロウマアサツキの群落。

7/17 11:51

イワイチョウ。

7/17 11:53

霧の中の湿原、幻想的です。

7/17 12:13

吹き通しに生えている夕張岳固有のユキバヒゴタイ。開花はもう少し。ユウバリソウの花はすでに枯れていた。

7/17 12:38

頂上は横殴りの冷たい風と霧雨で長く居られなかった。

7/17 13:13

神社から降りてくると視界が開け、前岳までの眺望が見えた。蛇紋岩メランジュのノッカー地形の独特の景色。

7/17 13:13

吹き通しの下には残雪が。

7/17 13:28

ミヤマオダマキ（紫）とシソバキスミレ。

7/17 13:28

吹き通しでのユキバヒゴタイとミヤマアズマギク。

7/17 13:31

このミヤマオダマキも広く咲いていた。紫の花の中に薄黄色の花があるように見える。

7/17 13:45

木道の両側には湿原に咲く高山植物。

7/17 13:45

シロウマアサツキの群落。玉ころの花をよく見ると周囲に白を配した実に芸術的な展開。

7/17 13:48

振り返ると夕張岳、山頂は依然、雲の中。

7/17 13:52

7/17 14:02

ミヤマアズマギク。

7/17 16:13

帰りは馬の背コースで下ったが急坂の連続。冷水コースとの分岐から下っているのに長い。

7/17 16:16

途中、ギンリョウソウ（別名ユウレイタケ、オバケクサ）という奇妙な白い花を発見。

7/17 16:49

やっと夕張岳ヒュッテに到着。今年は、夕張岳が国の天然記念物に指定されてからちょうど20周年、炊事場の小屋も完成したとのこと。

7/17 17:15

さようなら、夕張ヒュッテ、夕張岳。

撮影機器：

Canon IXY 630 Canon

感想

bigbang

何回か夕張岳には来ましたが、花の時期に来ることはあまりなかったので知り合いを誘って来ました。湿原に出るまでは急な登りの連続でハードな山ですが、そこからは一転、景色を楽しみ、花を観賞しながら独特の地形の楽園を味わえます。あいにく頂上は強風と霧雨で眺望を楽しむことはできませんでしたが、いろいろな花に出会えました。これを機に花の名前を覚えることにも興味がわきました。夕張ヒュッテは地元の夕張岳を愛する多くのボランティアの人たちによって守られ整備されていました。同行の3人とも苦楽を共にした楽しい山歩きになりました。