武山・三浦富士
- GPS
- 03:51
- 距離
- 6.7km
- 登り
- 321m
- 下り
- 329m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
京浜急行バス武山 |
写真
感想
以前、家内と二人で三浦富士を目指して、久里浜駅から歩いてはみたものの、二つの丘に阻まれ、たどり着くことができなかった。今回は、確実に三浦富士の山頂にたどり着けるようにと、一般的なルートをたどってみた。
当日は、前回と同様にJRの久里浜駅まで、総武快速線を使う。駅前に咲いていたケシの花はすっかり姿を消し、花はまだ咲いていないが、マリーゴールドが代わりに植えられていた。久里浜駅のマクドナルドで朝食のマフィンを食べ、京浜急行に乗りこみ、次の駅のYRP野比駅で下車する。バス停を調べ、横須賀中央病院行きのバスをしばし待つ。
蒸し暑くなりそうな日差しのもと、武山というバス停で降りる。国道沿いに歩くが、バス停から登山口まで、予想以上に距離があった。もう少し登山口に近いバス停があったかもしれない。先日の雨でじめじめした舗装道路をゆっくりのぼっていく。山頂には高山不動があり、航海の無事を祈願している。他にも御利益があるのか、人気があるようで、山頂まで車が登れるように舗装道路が通じている。高度があがるにつれ、樹林の隙間から見える風景も、建物がしだいに小さくなり、海岸線と海が占める割合が広がってくる。幸いにも海風が強く、この日の日中の温度は全国的に高かったにも関わらず、わりと涼しく過ごせそうだ。
山頂には、武山不動の他にも真新しい展望台が設置されている。夏の日差しの照り返しで、塗装された床面が蒸し暑く感じるが、最上部に登ってしまえば、少し強めの潮風が熱気を振り払ってくれる。三浦半島の南端のパノラマが360度広がっているが、あいにくと霞がかかり、富士山を臨むことはできなかった。
武山をあとにし、三浦富士へ通じる稜線を辿る。途中、砲台跡を見学。砲台といっても、お台場のような幕末から明治にかけての簡素な砲台ではなく、昭和の太平洋戦争で使われた旧帝国海軍の堅固な砲台跡である。その砲台跡の近くの休憩所で、昼食とする。ガスコンロを使い、お湯を沸かし、カップ麺を作る。風は強かったが、コンクリート製のどっしりとしたベンチが、上手い風避けになり、安定した火力を得ることができた。家内はカレーヌードル、私はチリトマトヌードルで腹を満たす。
それにしても、快適なハイキングコースだ。やがて、三浦富士の山頂にたどり着く。山頂は子どもたちでとても賑やかだ。ここでも、あいにくと富士山は霞んで見えない。子どもたちの集団が大人たちの合図に腰を上げ、武山方面へと出発する。こちらも、間をおかずに出発した。
三浦富士からは、降る一方である。直接長沢駅を目指して南下する。途中、道を間違えることが何度かあり、そのたびに登り返すことになった。樹林で周囲を確認しにくいということもあるが、この一年GPSに頼りすぎてしまい、ルートファインディングの能力がめっきり落ちてしまったようだ。曲がりくねった尾根道も緩やかな斜面になると、不意に住宅街に飛び出る。近くの公園の水道で顔を洗えば、駅はもう間近である。長沢駅では、タイミングよく特別快速に乗車できたので、そのまま品川駅へと向かった。
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