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Yamareco

記録ID: 928408
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波

皇海山(銀山平発、庚申山経由)

2016年07月30日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
15:12
距離
30.5km
登り
2,393m
下り
2,385m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

[4:10]銀山平 発
[5:50〜6:05]庚申山荘
[7:15〜7:20]庚申山
[9:20〜9:35]鋸山
[10:35〜11:00]皇海山
[12:05〜12:15]鋸山
[13:10]六林班峠
[16:45]庚申山荘
[19:15]銀山平 下山
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
銀山平駐車場の奥側が登山者用駐車場になっていた。
コース状況/
危険箇所等
●庚申山荘〜庚申山
 山荘すぐ下の分岐から岩壁に向かう。2つ目のはしごはガレ沢を数m登ったところにあるが、見逃してしまい15分ほどロスした。要所に鎖はあるが、足元はしっかりしているので難しくはない。岩壁を超えてからは笹の夏道を登って庚申山へ。

●庚申山〜鋸山
 庚申山頂奥の広場にあるひし形の標識から下り、薬師岳(1808)へ。夏道に笹が被さっているが、道はだいたいわかる。鋸山周辺は岩場のトラバースや急登だが、鎖やロープ、はしごが設置されている。ただし、急登部にあるロープの一部は、若干浮いている倒木を支点にしている。ロープには体重をかけないようにしていたが、登り終わってからヒヤリとした。

●鋸山〜六林班峠
 co.1950夏道屈曲あたりから笹が濃くなり、ある程度下ってから漕ぐようになる。踏み跡はしっかりしているので、笹をかきわけて突き進む。足元に倒木が何本も隠れている。尾根から外れたところにある、笹の切れ目が六林班峠となる。

●六林班峠〜山荘
 皇海山で感じていたヒザの痛みがひどくなり、大幅なペースダウン。はじめは笹が濃いが、徐々に薄くなる。水流のある沢が7, 8本あり、そのうち2, 3本はチョロチョロ流れる程度。何本か崩落した沢を横切る。
一の鳥居から夏道へ。
一の鳥居から夏道へ。
水ノ面沢沿いを歩く。
水ノ面沢沿いを歩く。
皇海山の守護神 仁王門。
これの他にもいろいろな巨岩ででてくる。
皇海山の守護神 仁王門。
これの他にもいろいろな巨岩ででてくる。
庚申山荘。その後ろにそびえる岩壁を目指す。
庚申山荘。その後ろにそびえる岩壁を目指す。
ここからが本番だ。
ここからが本番だ。
2つ目のはしごがあるガレ沢。この沢型を行くことはないだろうと思い、別の場所をあちこち探していた。はしごが見えるのになぜ見逃したのか。
2つ目のはしごがあるガレ沢。この沢型を行くことはないだろうと思い、別の場所をあちこち探していた。はしごが見えるのになぜ見逃したのか。
この急な岩壁の中にトラバースルートを見出した先人は偉大。
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この急な岩壁の中にトラバースルートを見出した先人は偉大。
視界が開けてくる。
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視界が開けてくる。
庚申山頂。うっかりスルーしてしまうところだった。にしても虫多すぎる。
庚申山頂。うっかりスルーしてしまうところだった。にしても虫多すぎる。
笹の夏道を行く。
笹の夏道を行く。
白山から望む皇海山。
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白山から望む皇海山。
今から行くぞ、鋸山。
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今から行くぞ、鋸山。
見た目より足場はしっかりしている。
見た目より足場はしっかりしている。
鎖場をさくさく登る。
鎖場をさくさく登る。
皇海山にガスがかかる。まあ樹林内なので、ガスがあろうがなかろうが展望は変わらない
皇海山にガスがかかる。まあ樹林内なので、ガスがあろうがなかろうが展望は変わらない
鋸山の分岐。ここに着いた段階でやり切った感が半端ない。山頂は虫がぶんぶん飛び回っているので、すぐ下の分岐で休憩した。
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鋸山の分岐。ここに着いた段階でやり切った感が半端ない。山頂は虫がぶんぶん飛び回っているので、すぐ下の分岐で休憩した。
皇海山への登りは普通の夏道。ひざが痛み出すが黙々登る。
皇海山への登りは普通の夏道。ひざが痛み出すが黙々登る。
皇海山。樹林内ピーク。
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皇海山。樹林内ピーク。
鋸山へ戻る。ロープの支点がちょっと不安。
鋸山へ戻る。ロープの支点がちょっと不安。
六林班峠へ向かう。序盤はまだ道が見える。
六林班峠へ向かう。序盤はまだ道が見える。
次第に笹が高くなる。笹を漕いで行こう。なぜかテンションが高くなる。笹を漕いでいるときはひざの痛みが和らいだ。
次第に笹が高くなる。笹を漕いで行こう。なぜかテンションが高くなる。笹を漕いでいるときはひざの痛みが和らいだ。
テープを目指して進むというより、踏み跡をたどった先にテープが点在しているという感じ。
テープを目指して進むというより、踏み跡をたどった先にテープが点在しているという感じ。
笹の切れ目が六林班峠。山荘方面へ数mいったところに標識あり。
笹の切れ目が六林班峠。山荘方面へ数mいったところに標識あり。
六林班峠からのトラバース道では、ヒザの痛みでペースダウン。沢でちょくちょく休みつつ進む。
六林班峠からのトラバース道では、ヒザの痛みでペースダウン。沢でちょくちょく休みつつ進む。
こういう巨岩はどこからでてくるのか。
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こういう巨岩はどこからでてくるのか。

感想

 日本百名山というのは、深田久弥氏が山容や展望の良さで決めたというイメージがあったが、どうやら違うらしい。少なくとも皇海山に限って言えばそうだろう。あの樹林内ピークが日本のTOP100なわけがない。山の歴史や、入山から下山までの間に見て体感したものを含めた百名山なのかもしれない。

 とりあえず原著を読んでみることにしよう。皇海山に行き何を思ったか書いてあるはずだ。ネットで注文したので、届いたら読んでみる。

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