燕岳〜始まりは北アから〜

- GPS
- 50:30
- 距離
- 32.7km
- 登り
- 2,385m
- 下り
- 2,379m
コースタイム
宮城ゲ-ト駐車場10:30 - 県道327号線 - 中房温泉13:50
1月4日
中房温泉7:50 - 10:10合戦小屋10:35 - 燕山荘11:42 - 燕岳往復
1月5日
燕山荘8:10 - 合戦小屋8:37 - 9:50燕岳登山口10:20 - 宮城ゲ-ト駐車場13:00
| 天候 | 1月3日 晴れ 宮城ゲ-ト駐車場10℃ 1月4日 晴れ 中房温泉-3℃ 合戦小屋-13℃ 燕山荘 -16℃、強風 燕岳 -16℃〜-18℃、強風 1月5日 雪のち晴れ 燕山荘 -16℃ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2011年01月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
町田 → 八王子IC(中央道)→ 豊科IC → 宮城ゲ-ト 1月5日 宮城ゲ-ト → 豊科IC(中央道)→ 須玉IC → 北杜市(帰省) |
| コース状況/ 危険箇所等 |
★宮城ゲ-ト駐車場〜中房温泉 中房温泉へ通じている県道327号線が宮城ゲ-トで冬期通行止めになっています。 そのため中房温泉まで12kmちょっとの車道歩きを強いられます。 200m毎に残りの距離を示す標識が出てきます。現在地を把握しやすい。 積雪は宮城ゲ-トより1〜2kmぐらいからあります。中房温泉までひたすら雪面 歩行です。積雪量はたいしたことはないのでアイゼンは不要です。 中房温泉までの時間は目安として、3kmを1時間で約4時間ぐらいでしょう。 ★中房温泉〜合戦小屋〜燕山荘 登山口から合戦小屋までは樹林のなかを登ります。晴天でほぼ無風状態でした。 トレ-スは明瞭。目印の赤布があるので道を外すことはないでしょう。 私は合戦小屋までアイゼンを装着しませんでしたが、つけた方が無難です。 合戦小屋を少し登ると森林限界を越えます。そこからまともに強風を受けます。 合戦小屋で目出帽、ゴ-グルなどの防寒、防風対策を忘れずに。 尾根上のトレ-スは強風で消されてしまいます。赤布の目印から外れないように 歩きます。合戦小屋からワカンをつけましたがアイゼンで問題ありません。 燕山荘ではワカン装着を必須としていますが大量の降雪後でもなければアイゼン で十分でしょう。 ★燕山荘〜燕岳 部屋に荷を置いて空身で登りました。アイゼン装着が面倒だったのでつぼ足で 登りました。強風のためか積雪量はそれほどではありません。雪面歩行に不安 のある方はアイゼン装着をお薦めします。猛烈な西風を受けますのでしっかり とした対策を。 山頂では天気が良ければ大展望が待っています。 ★燕山荘は1月9日迄の営業です。 ★温泉 穂高温泉健康館 400円 宮城ゲ-ト駐車場から10分位 |
| 予約できる山小屋 |
中房温泉登山口
|
写真
感想
冬の燕岳は昨年に続いて2回目。
昨年は年末の寒波で悪天候のなか登ったが、今度はどうかな。
宮城ゲ-ト駐車場には8時45分に到着。昨年は満車状態で駐車するのに苦労しましたが、すんなり駐車出来ました。
やはり年末年始のピ-クを過ぎると入山者はグッと減るみたいですね。少し仮眠して10時30分にスタ-ト。
もくもくと12kmを歩きます。中間点の6卉賄世膿事を予定してましたが、あまりお腹が空いていなかったので、
そのまま飲まず食わずで休憩せず中房温泉まで歩きました。
すれ違った下山者は20〜30人くらい。中房温泉の宿泊者は10人くらいでしょうか。昨年、食堂が満席になるほどいたのと比べると対照的ですね。
ここに泊まるメリットは温泉に入れて翌日ゆっくりと登れることですが、早朝、宮城ゲ-トを出て、一気に燕山荘まで登ってしまうのも悪くはないですね。
体力に不安のある方にはお薦めしませんが。
翌日はまずまずの天気でした。悪天だった昨年と違い風もなく快適に標高を稼ぎました。
合戦小屋まではアイゼンは使わずつぼ足で登りきりました。問題なく登れますがアイゼンを使ったほうが楽ですね。
でもなるべくアイゼンに頼らずに登れる力をつけたいと思います。
合戦小屋からはワカンを装着しゴ-グル、目出帽を準備します。アイゼンで全く問題ないのですが、せっかく持ってきたのでワカンで行きます。
森林限界を越えてから風を受けますがそれほど強くはなかったです。昨年に比べれば雲泥の差でした。天気次第でこうも状況が違うものだと実感しましたよ。
尾根上のトレ-スは風で消えかかってしまいますが、目印の赤布があるので安心ですね。燕山荘直下の急登を登り終えて西側に回り込むと猛烈な西風を受けます。
玄関までの僅かな距離ですがこの風が一番強かったですね。中に入ってホッとしました。部屋に荷を置き、空身で燕の山頂へ往復しました。アイゼンつけずに。
山頂からは残念ながら槍はその姿を見ることは出来ませんでしたが、雪化粧の北アを眺めることが出来ました。これから積雪が増えて真っ白になるんでしょうね。
夕方、ガスがとれて槍が姿を見せてくれました。急いで写真を撮りましたが手が痛かったですね。なんせ外気温が-16℃〜-17℃ですからね。
燕山荘ではあらためて山小屋のありがたさを実感しました。スト-ブ、こたつ、そして豪華な夕食。人気があるのも頷けます。
私はスタッフを含めここの雰囲気を気に入ってます。
下山日は御来光を期待しましたが残念ながらガスって叶いませんでした。
アイゼン装着して下山します。標高が下がるにつれて天気が回復。
登山口から宮城ゲ-トまでがとても長く退屈な歩きでした。
コメント
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siriusさん、お疲れさまでした。
雪をまとった燕岳いいですね
雲からでている槍もかっこいいです
すべて、雪の北アに登れる方のみへのご褒美ですね
それにしても標識の埋まり具合で雪の凄さがわかります
3日目は吹雪?・・下山も大変だったでしょうね
感想を楽しみにしています
shira-gaさん、こんばんは。
合戦尾根は比較的安全で雪崩の心配も少ないので安心して登れます。
しかも北アの展望も期待できて燕山荘も営業している。
それだけで十分魅力がありますね。
多くの人が訪れる所以です。
今度は登頂できたので満足しています。
下山は多少雪が舞うくらいでアッという間に難なく下りました。
来年は宮城ゲ−トから中房温泉には寄らずに、一気に登ろうかと思っています。
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