とりあえず雪山というときには「燕岳」


- GPS
- 32:00
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 1,299m
- 下り
- 1,299m
コースタイム
中房温泉9:10〜第1ベンチ9:38〜第2ベンチ9:59〜第3ベンチ10:30〜富士見ベンチ11:13〜合戦小屋11:53(休0:37)〜燕山荘13:49
2日目
燕山荘5:05〜燕岳5:27〜燕山荘5:50(テント撤収など)
燕山荘7:20〜合戦小屋7:50(休0:10)〜中房温泉9:30
天候 | 1日目:雨 2日目:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
【1日目】
あいにくの雨なのだが、日曜が晴れることを予想して出発。夜中の2時に第1駐車場に到着。車は2台。雨だからこんなものか。車中で仮眠をする。ちょいと寝過ぎて8時半に目を覚ます。雨はまだ降っている。とりあえず準備を済ませて出発。登山口には日帰り温泉施設がある。もうやっているようだ。登山口にあるのは便利だ。帰りによることにしよう。
この合戦尾根は、北アルプス三大急登と言われているので気合を入れる。テント装備が重い。しかし、雨のせいか呼吸は楽だ。あっという間に第1ベンチだ。この登山道は、おおよそ30分置きにベンチが置いてあるので、目安になる。第2ベンチ、第3ベンチと快調に進むが、第3ベンチより上で雪が出てきた。しかも腐れ雪。足がズボズボ刺さる。見た目は1mくらいの積雪だが、中が空洞。かなり歩きづらい。少し時間をかけて合戦小屋に到着。ここでホットミルクを飲みながら、小屋番のお兄さんとお話で30分以上の大休止。一応、アイゼンを装着してリスタート。1時間以上かかってしまったが、ようやく燕山荘に到着。雨なので、小屋泊にしようかとも考えていたが、先客のテント泊が2組。せっかく運んできたのだからと、こちらもテント泊に。
受付を済ませ、雨の中テントを張り、展望0なので停滞。お昼を食べていないので、おでんを作り、運んできたビールを飲む。少し仮眠してから17時からは、キムチ鍋うどんと赤ワインで夕食。お腹いっぱいになり、カラダも温まったので、少し早いけど就寝。
【2日目】
4時に起床。天気は快晴だ。4時28分の日の出を外で待つ。雲海から上がる日の出は絶景。朝日に染まる槍ヶ岳を中心とした北アルプスの山並みも素晴らしい。稜線は雪がないので、空身で燕岳へ向かう。山頂直前でなにか踏みそうになりビックリして見ると、つがいの雷鳥が日向ぼっこしていた。少しくらい遠慮してもいいのにと思いながら、山頂へ。山頂からの360度パノラマは素晴らしい。昨日雨の中苦労して登ってきた甲斐があったというもの。帰りも雷鳥と戯れて、山荘へ。合戦小屋番のお兄さんがテントのところに様子を見にきたので、少し談笑してテントを撤収。
快晴の天気と素晴らしい展望に後ろ髪引かれながらも下山開始。アイゼンなしで、まだ凍てついた雪面を軽快に降りる。気温が上がるにつれて、雪が腐ってきた。ズボズボはまり、体力と気力を奪われる。第3ベンチまでは我慢だ。登ってくる人と話をしながら、第3ベンチ以下は軽快に飛ばし、9時過ぎに登山口に下山。目の前に温泉があるが、一度車に戻って荷物を置いてから、温泉で癒される。
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