山上ヶ岳と宿坊の夜
- GPS
- 32:00
- 距離
- 15.8km
- 登り
- 1,121m
- 下り
- 1,121m
コースタイム
- 山行
- 5:10
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 6:25
天候 | 9/17 曇のち晴れ、9/18 雨時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
母公堂の50m洞川寄りから法力峠への道に上がった。 |
その他周辺情報 | 洞川温泉センター |
写真
感想
かねてから行きたかった山旅に友人と行ってみた。暑くてさぼっていたレコも再開。台風で予報が二転三転したが直前に晴天の可能性が出ていざ洞川へ。明日は雨予報ゆえ、予定変更し母公堂から先に稲村に向かう。緩やかに登る歩きやすい巡礼道だ。最初は霧雨だったが段々晴れてきて。稲村から時に雲はかかるが弥山、奥高野やこれから行く山上ヶ岳を望む。稲村小屋にもどり、大峰の森を山上ヶ岳に進む。背後に大日の尖峰がせり上がる。レンゲ辻から急登と階段を登り上げ、左に進むと日本岩の絶景だ。行者がひとり、岩上でほら貝を吹き鳴らす。9/22の戸閉式は賑わうが今夜は静かな宿坊の夜、と。あとは宿坊に泊まるだけ。誰もいないお花畑から、蝋燭がともる大峰山寺にお参り、お線香を供え御札をもらう。立ち並ぶ立派な門構えの宿坊のうち、龍泉寺宿坊に投宿。まずは休憩室でお疲れさまの乾杯。熱いお風呂を頂いた後の夕食は御飯・みそ汁はお代わり自由、切干大根と高野豆腐が旨い。シンプルだが私はこれで充分。今夜の宿泊は登山4名と某放送局取材の方、7〜8名。個室にもどり友人と呑みつつ夜は更ける。部屋や戸外から十七夜の月や下界の夜景が美しい。
翌朝は5時から雨。レーダー(NTTはOK)は大雨を示し、朝食後一目散に降る。洞辻茶屋など貫通式茶屋は雨宿りによい。驚くことにこんな天気なのに沢山の人が登ってくる。雨傘片手の人、行者装束の人、老も若きも、濡れ鼠の人も意気軒昂、大峯講いまも健在。結界をくぐり、清浄大橋茶屋のおでんで一杯は惹かれたが、そのまま下る。母公堂でコーヒーをごちそうになり、センターで一風呂浴びて帰る。
夕暮れの山上ヶ岳と宿坊の夜はやはり印象的だった。
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