【雲竜渓谷】<時が止まった氷の神殿へ>
- GPS
- 05:13
- 距離
- 17.4km
- 登り
- 2,541m
- 下り
- 2,537m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストはゲートにあります。 トイレはまったく無いので、高速のサービスエリアで済ませることが必要。 |
写真
感想
午前2時に起床。
3時に家を出て、6時頃雲竜渓谷へ続く林道ゲート前に着く。
ああ、もうゲート前には車がいっぱいで止められない。
みんな早い。。。
ゲート前には8〜10台ぐらいしか止められません。
仕方ないので少しだけ引き返して
道の脇のスペースに駐車する。
でもタイヤが雪で滑ってうまく縦列駐車ができない。。。
こんなときは4WDがうらやましく思う。
ああ、もちろんここまでスタッドレス仕様の車でやってきましたよ。
まだ外は暗いので1時間ほど車内で過ごす。
その間に次々と車がやってくる。
そしてゲートのところで皆Uターンしてくる。
道は狭いのですれ違うのが大変です。
道の脇に車が駐車されているってことは
もう先にはスペースが無いってことなんだけどなぁ。
あ、でも4WDの車は所構わず駐車してました。
これまたうらやましい。
タクシーで来る人もいるようです。
4人で来るといいかもしれません。
午前7時前に出発。
ゲートが2つあるので間違えないように。
私は間違えましたwww
向かって左側のゲートの脇を通り抜けましょう。
ずーーーっと林道(舗装路)を歩きます。
しばらくは雪もなく歩きやすいです。
歩きはじめて1時間ほどで圧雪された道になりますが
アイゼン無しでも歩けます。
たまに凍っている箇所もあるので慎重に。
出発から1時間50分ほどで雲竜渓谷に到着。
少し広いところがあって皆そこでアイゼンやらいろいろ支度していたので
私たちも軽アイゼン(6本爪)装着。
傾斜のある階段の手摺を持ちながら渓谷に入っていきます。
川があって何度も渡らなくてはいけないので
靴はゴアテックスのものがいいです。
雪道を歩いてゆくと、少しずつ氷瀑たちが見えてきます。
碧い。やっぱり碧いです。
お天気に恵まれたので余計に碧く見えます。
気温が上がったせいか雪が融けて川を渡らなくてはいけない箇所が何度かあります。何度も言いますが防水の登山靴が必須です。
少しずつ渓谷に入ってゆく。
綺麗で歩みも自然とゆっくりになる。
山と渓谷の表紙の氷柱にもお目にかかれる。
ここだー♪
でも暖かくなっているせいでつららが融けだしてきているので
つららが落ちてこないかどうか気をつけながら楽しむ。
ちょっとしたヘルメットあればいいかもしれません。
融けて落ちてきた氷柱の大きな残骸がたくさん落ちて固まってました。
こんなのが頭に落ちてきたら、、、と思うととても怖いです。
せっかくここまで来たのだから
一番奥の雲竜瀑もできれば見たい。
ちょっと深い川を渡って行けるところまで行ってみる。
12本爪アイゼンやピッケルを持っていないので
どこまで行けるかなと思っていましたが、
遠巻きに登れるルートがあって
少し急坂で幅狭なのですが慎重に登って行くと。。。
雲竜瀑がっ♪
やっぱりすごーーーい♪
しかも人が登ってるしーっ。
雲竜瀑を見ながら温かいチャイを作って飲む。
本当にお天気がいいので全然寒くない。
その陽気のせいか、、、氷瀑の奥で鈍い音が何度もする。
雲竜瀑の上部を見ると融けた水が結構勢いよく流れている。
おそらく融けた氷が落ちて鈍い音を立てているのだろう。
周りの大きなつららも落ちる。いくつも。
アイスクライミングしていた人たちも危険を察知したらしく
登攀をやめて下りてゆく。
立春過ぎたしなぁ。
いきなり暖かくなって、、大丈夫かな。
帰りも氷瀑を見ながらゆったり帰る。
氷瀑登攀していた人たちは、今度は例の山と渓谷の表紙の氷柱を登っていました。
見ていてなんだかとっても複雑な気分です。
登ると氷柱が壊れるんじゃないかって。
でもでも、、、もともとここはそういう氷瀑登攀をする場所なのだから
しょうが無いのかなぁ。。。
とにかく、このまま暖かい日が続くと
これらの氷瀑たちも短い命なのかもしれません。
今日は来ることができて、しかも美しい氷瀑たちを堪能できて
とても感激です。
帰り道は来た道を黙々と帰るのですが、、、
なんだかとっても長く感じます。
ショートカットしたりもしましたが、
ゲートまでは1時間半かかりました。
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