鈴鹿峠ほか【街道歩き】東海道(18)土山宿・水口宿【雪の鈴鹿峠越え:東海道最後の難所】(バーベキュー鈴鹿峠→水口駅付近)

2011年02月11日(金) [日帰り]

• GPS: 08:18
• 距離: 21.7km
• 登り: 148m
• 下り: 222m

コースタイム

写真の撮影時刻を参照。

天候

雪のち曇り、時々晴れ

アクセス

バーベキュー鈴鹿峠でググって下さい。(URLリンクフリーか不明のため)

コース状況／危険箇所等

●トイレ:バーベキュー鈴鹿峠、鈴鹿峠のあずまや(巨大な常夜灯の前)、道の駅「あいの土山」、田村神社(簡易トイレ以外に境内に立派なトイレあり)、コンビニ(買い物がてら)、水口宿(公共トイレあり)

●水・食べ物の調達:道の駅「あいの土山」とその付近(「あいの土山」ではそばやうどん程度なら食べられます。また、この付近にたこ焼き屋あり。田村神社境内では出店も何店かやっていました。他は水口宿付近まで店無かったような)

●その他:ともかく寒いです。2泊3日の街道歩きで一番寒かった。

写真

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バーベキュー鈴鹿峠を出ると一面の銀世界だった・・

2/13 20:02

バーベキュー鈴鹿峠はこんな感じ。

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軽アイゼン持参してないけどダイジョブかな〜

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鈴鹿峠付近は国道1号線も路面凍結してます。車体の上の部分がずれた状態で走っているトラックを見ました。

2/13 20:43

バーベキュー鈴鹿峠と、片山神社との分岐に戻ってきました。片山神社方向に向かいます。

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片山神社参道。まだ舗装路。

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片山神社鳥居にやって来た。

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「危険ですので立ち入りをご遠慮願います　片山神社」というわけでスルーしました。

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山道になりますが、軽アイゼン不要でした。あー良かった。

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こんな場所に着きます。

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景色はこんな感じ。

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鈴鹿国定公園のマップ、東海自然歩道のやつですね。

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「ほっしんの 初(はじめ)にこゆる 鈴鹿山」　By　芭蕉

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身体が重いですが登ってきます。

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鈴鹿峠の説明板。

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落石注意なんだそう。

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こんな平坦な場所に到着。

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鏡岩　150mあるとは!行っても雪で滑って危険度高そうだし今回は見送り・・・クー、残念・・

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山女原とか・・地名わかんないですね。この土地の登山地図持ってこなかった。

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高畑山　1時間20分だそうです。行ってみたいな〜今回は無理だけどネ。

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三重県と滋賀県の県境に到着〜。

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茶畑が広がる場所でした。

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ここはまだ土山宿ではありません。

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この場所から国道1号まで1.0�辧�山道はあっという間に終わりそう。

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「登山者の方へ」の注意書き。特にめずらしいものでもないのですが、土地勘の無い土地なので何か気遣ってもらってるみたいで嬉しいです。

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道はこんなみち。間違いようがない。

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大きな常夜灯のある場所に着いた。

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東海自然歩道　鈴鹿峠コースの案内図もあります。

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茶畑も真っ白。

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そしてこの場所にはこんなあずまや付きのトイレあり。ヤッター

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すぐ国道1号になります。ここは滋賀県甲賀市。

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横断禁止なので地下道を潜り・・

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相方が傘を準備していた待ち時間に書いた文字。

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山道が終わって舗装路を歩いているのですが、風が結構きつくかなり辛かった(泣)

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国道1号沿いとこんな集落の中と交互に歩きながら・・

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山中一里塚公園に着きました。櫟野観音道(いちのかんのんみち・大原道)道標あり。東海道と、甲賀の櫟野村・神村とをつなぐ道らしいです。

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これが山中一里塚公園。その名のとおり、一里塚の跡でもあります。

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「四季彩とやまびこの郷やまうち　あいの土山」道の駅「あいの土山」はまだか・・寒さと空腹で心が折れそう・・

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猪鼻村に入ります。

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「いの花や早稲のもまるる山おろし」赤穂浪士の一人、大高源五の句で、子葉とは彼の俳号だそう。

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蟹ヶ坂という場所に到着。

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蟹ヶ坂古戦場址だそうです。

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蟹ヶ坂古戦場址の詳細はここを。

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田村神社に続く橋、海道橋。かなり新しいです。

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海道橋から見る田村川。

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広重「土山宿　春の雨」です。「坂は照る照る鈴鹿は曇る、あいの土山雨がふる」という馬子唄で唄われるように、雨の多い場所のようです。

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やっと〜道の駅「あいの土山」に到着。当然、休憩、肉あげうどんを注文。きつねうどんに肉が入ってるやつ。暖かさが身体にしみわたりました。

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国道1号から田村神社に参詣。

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雰囲気のある神社だな〜

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本殿は改築工事中。残念。仮本殿でした。

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「あいの土山」方面に戻り、土山宿の宿場内を歩きます。みちはかなり歩きやすくなりました。

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上島鬼貫の句。

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まだ一面の銀世界。土山茶として有名な茶畑もあるよ〜

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土山宿、扇屋さん。櫛所。

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土山宿の街並み。

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宿場内に一里塚跡もありました〜。

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旅籠址。本陣址もこの付近にありましたが、割愛。

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土山宿旅籠　平野屋址です。かの森鴎外が宿泊したんだってさ〜。

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雪はまだまだ降り続く〜

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鈴鹿馬子唄ですね「坂は照る照る鈴鹿は曇る、あいの土山雨がふる」

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景色はいいけど、まだ寒いな〜

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瀧樹神社(たぎじんじゃ)の鳥居。二千年前から続く神社だそう。しかし時間が無いのでスルー。残念。

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垂水頓宮御殿跡。斎王(天皇の代替わり毎に天皇の御名代として伊勢神宮に赴き、天照大神の御杖代として祭祀を行なう者)が伊勢に向かう途中の宿泊所。

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路上、積雪はなくなった。かなり歩きやすくなった。

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一里塚跡。

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おおっ漸く日光がでてきたぞ。

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そして酒蔵を見つける。煙突もあるし、間違いなく酒蔵。でもリュックは15kgくらいあるし、明日別の酒蔵に寄る予定なので今回も泣く泣くスルー。

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銀世界の向こうには森が続く。

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水口宿の入口に着いたようです。

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ようこそ甲賀市へ。

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で、また一里塚。こんどは木も植わっている塚。

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ようこそ水口へ　水口宿

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三筋にみちがわかれています。

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三筋の町といわれるそうです。

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水口宿の街並み。

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この時計台の向こう隣にある建物は公共トイレ。

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また酒造があったよ〜しかしこれも荷物の都合で泣く泣くスルー。

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今宵の宿、魚兵楼(うおひょうろう)。旅館で街道筋にあります。近江米たらふくと近江牛は少しだったけど堪能しました。

撮影機器：

COOLPIX S52 NIKON

感想

kumiyan

(2泊3日の旅だったが記録量が多いので日毎に記録を別にした)

●ルート:ルートは滋賀県の東海道マップを事前に取り寄せて参考にした。あわせてYahoo!地図を印刷して独自に線を引っ張ったものを準備。

●危険個所:山道は雪でしたが軽アイゼン不要、しかし滑らないよう注意!また、一部、車に注意。

●分かりづらい場所:この日のコースも標識完備。地図が無くても歩けるかもしれない。しかしどうせならマップを持参した方が安心できる。

●混雑度:道の駅「あいの土山」は車で来てる人が結構いたがそれ以外は空いていた。でかいリュックを背負った街道ウォーカーは水口宿付近で1人見かけた。

●展望/景観:鈴鹿峠の茶畑と銀世界。

●休憩場所:写真参照。マップ で事前にあずまやのある場所をチェックしておくのがよいかも。また、道の駅に辿り着くまでは屋根付きということでバス停でも休憩させてもらった。

●感想
やっと東海道最後の難所、鈴鹿峠を越えた。前夜雪が降りつもりかなり難儀するかと思いきや、山道自体はあっけなく歩けた。・・・が、そこから道の駅「あいの土山」までが長い!!!
それに寒い!!

ともかく寒さが半端ないです。この日が一番寒かったし、雪も道の駅に着くまで止まないし・・15kgくらいのリュックを背負って雪の中歩くのが辛いことを初めて知りました。

ヤマレコのみなさんのうち、積雪の中、おもーいリュックを背負って縦走されている方に改めて敬意を表したいです。自分はダメです。重くて寒くて泣きそうな気分でした。。

しかし今回のコースも街道歩きの雰囲気が濃厚な、素晴らしい区間でした。
東海自然歩道でまたこの辺、特に鈴鹿峠は来てみたいですね。

そしてこの日はなんとか目標の水口宿に辿りつけたのでほっとし過ぎてか、この翌日の街道歩きはかなりダメダメモードで余り距離を稼げなかったのでした。翌日のことはまた後日記録をアップ予定。