丹沢前衛・高松山〜シダンゴ山
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- GPS
- --:--
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 1,035m
- 下り
- 846m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路=富士急湘南バス寄〜新松田駅前、小田急・新松田駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆山北駅から登山口まで一時間もの車道、林道歩きが続きました。ここで一汗かいいてしまいました。バスで「高松山登山口」まで移動したほうがいいですね。 ◆危険な箇所は概ねありませんが、雪によって慎重に歩行したほうがいい場所が隋所にありました。秦野峠分岐からダルマ沢の頭にある急登は登山靴だけで登るのは無謀。全般的にアイゼン・軽アイゼン(6本爪以上)、ストックは必携です。 |
写真
感想
雪で断念した雲取山の代わりとはいえ、なかなか楽しい山行でした。雪の感触と景色を十分に楽しめたし、結構アップダウンに富んだコースで鍛錬にもなりました。高松山からシダンゴ山へのルートはヤマケイの地図では破線コースで「経路不明個所あり」となっていましたが、そんなに分かりづらくはなかったです。
ねぎさんと意見が分かれますが(結果論として)アイゼンが絶対に必要だったかはよくわかりません。積雪は最高でも20冂度で凍結個所はなく、他のほとんどの登山者は付けていませんでした。
また、ねぎさんの12本爪との違いかも知れませんが、私の使った6本爪には湿った雪が団子状にくっつき、かえって歩きづらい感じもありました。また、樹林帯ではどうしてもアイゼンの爪で木の根を踏むことになり、自然保護の観点からも罪悪感がありました。
ただ、下山途中のシダンゴ山中腹で「そろそろいいだろう」とアイゼンを外したら数分後に転倒。たまたまなのか、やはりアイゼンを付けるのが正解だったのか。
あと、今回はゲレンデスキー用のストックを流用しましたが、やはり長さを調節できないので使いづらい。あの長いままのを持って電車に乗ったり飲食店に入ったりするのも、ちょっと恥ずかしく感じました。
丹沢前衛の山々もなかなか雪が深いという印象でした。かなりのアップダウンがあった上、アイゼンをつけていたこともあり、歩行時間は遅くなりました。シダンゴからの下りは、夕闇との競争になる一歩手前でした。
私の今回の目的は、雪山に慣れること、アイゼン歩行の練習をするということでした。このコースで必ずアイゼンが必要かと言えば、意見も分かれると思います。我々以外でアイゼン・軽アイゼンをつけていた人はいなかったと思います。ただし、山中にはスリップ痕が随所にあり、急登や急降下の場面ではアイゼンがあればより安全に登れる、降りられるということは実感しました。
いずれにしろ、雪山をこんなに長く歩いたのは初めて。体力的な自信にもなりましたし、アイゼン歩行のコツのようなものもつかめたように思います。雪の下に隠れている木の根、岩への対処方法を考えないといけません。一歩を慎重に、ということでしょうか。
また、事前に25000図で予習をしていたのですが、急な登り、下りがこんなにきついとは予測していませんでした。もっと読図の勉強を重ねないといけないと痛感しました。
富士山もすばらしかったし、有意義な山行となりました。
コメント
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雪のある道をなかなか長時間歩いたのですね。しかし高松山頂の景色を見ると、十分にその甲斐があったようで。
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