★みちのく潮風トレイル歩くエコツアー宮城気仙沼 杉ノ下→岩井崎のはずが御伊勢崎/旭崎 海岸松林の状況で津波浸水高さを測れる観察ハイキング 復興ツーリズム


- GPS
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- 距離
- 4.1km
- 登り
- 16m
- 下り
- 21m
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー
|
その他周辺情報 | 歩くエコツアーデザイナー有吉について↓ http://arukuecotour.com |
写真
あなたを忘れない
「ここに居れば大丈夫だ」
しかし、無常にも第一波で
下手から家や車が押し寄せ
そして、第二波、第三波が・・・
九十三名の尊い命と
すべての財産が海へと散った
あの一声が無上の叫びに
私たちはあなたを忘れない
いままでありがとう
こころやすらかに
杉ノ下地区民一同」
感想
公益社団法人日本山岳ガイド協会認定登山ガイド ステージ気如∧發エコツアーデザイナーの有吉寿樹です。
みちのく潮風トレイル
宮城気仙沼
杉ノ下→岩井崎のはずが御伊勢崎/旭崎
海岸松林の状況で津波浸水高さを測れる観察ハイキング
の引率が無事に終わりました。
皆様のご協力に感謝です。
歩いてみた波路上集落一帯は、2011年3月11日の震災で、津波が何度も押し寄せました。
「一度波がかぶさっていくでしょ。その波が、またしばらくして戻ってくるんだよ。それで、いったん逃げてやれ助かったと思った人もまた波にさらわれてしまった…」
慰霊碑のある「杉ノ下高台」は、標高15メートルと周辺より高いために、指定避難場所だったそうです。そこに周辺の人が避難し集まってきました。
津波がその標高よりも高く持ち上がったために、被災したということです。
奥の岬は御伊勢崎です。
津波の迫力を知る手がかりにマツの木があります。
津波は、マツの木をだめにするので、岬を展望して、松がないところは、津波にのまれたということが判ります。
18メートルの津波の巨大さを皆さまに実感していただきました、。
震災前の御伊勢浜海水浴場は、地盤沈下で地形が変わり、海水浴場の面影がなくなりました。
海水浴場のトイレの廃屋が、当時の面影を伝えていました。
「東日本大震災の爪痕
平成二十三年三月十一日(金)
午後二時四十六分
マグニチュード九・〇
津波の高さ 一八メートル
千年に一度と言われる大地震と巨大津波に襲われた杉ノ下地区は壊滅的な被害を受けた。
地区民三百十二名、八十五世帯の家屋は、巨大津波に飲み込まれて土台を残してすべて流失。
七十五世帯、二百十九名が避難生活を余儀なくされた。
平成二十三年十二月十日
残されていた全壊家屋が取り壊され、杉ノ下地区から全ての家屋が消えた。
この悲劇を繰り返すな
大地が揺れたらすぐ逃げろ
より遠くへ・・・より高台へ・・・
犠牲者名
一班
二班
三班
四班
五班
杉ノ下遺族会」
海べの森をつくろう会
https://www.google.co.jp/#safe=off&q=%E6%B5%B7%E3%81%B9%E3%81%AE%E6%A3%AE%E3%82%92%E3%81%A4%E3%81%8F%E3%82%8D%E3%81%86%E4%BC%9A
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