記録ID: 2104490
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無雪期ピークハント/縦走
霧島・開聞岳
霧島山・高千穂
2016年03月17日(木) [日帰り]
- GPS
- 08:50
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 1,114m
- 下り
- 1,106m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 7:05
- 休憩
- 2:10
- 合計
- 9:15
これは大学の卒業旅行として行った九州山行のうち第4座目である。
前日夜にえびの高原駐車場に到着。 日本百名山のうちの一つであるものの, 他に駐車している車が一台もないのを不審に思いつつも車中泊する。
翌日の朝7時過ぎ。 登山口を見つけたまでは良いものの, 柵がしてあり入山禁止になっていることを知る。 慌てて別の登山口を探し, 車で大浪池登山口に向かう。 そそくさと準備したものの, 予定の時間から1時間超過して08:00入山する。
大浪池までは, かなり整備された道が続く。 足元は殆どが石造りの階段か石畳である。 樹林帯の中のため景色は殆ど見えず, 黙々と登っていく。
08:49 大浪池着。 パッと景色が開け, 韓国岳の美しい山容と, 青く透き通った水をたたえた大浪池が一挙に視界に入ってくる。 天気は前日に引き続き快晴かつ無風。 韓国岳がうっすらと池に映っているのが分かった。 ここからは池 (火口縁)の左か右の縁を歩いて韓国岳に向かうことになる。 自分は右のルートを選んで登ることにする。
最初こそ上りは有ったものの, 一度火口縁に達してしまうと, そこからはほぼ平坦な道が続く。 登山道の左右には木々が生えていたものの, その切れ間からは左に大浪池, 右に高千穂山や新燃岳を臨むことができ, また, 近くにはミヤマミズキも咲いていた。 非常に気持ちいい縦走だった。
10:25頃, 大浪池の火口縁ルートを辞し, 韓国岳の入り口に到着する。 ここからは韓国岳を直接登っていくことになる。 足元は先日の雨で緩めになっており, 滑って登りにくい。 火山灰でできた山だと言うことを実感できた。
11:15に霧島山山頂に到着する。 山頂からは大きく抉られた火口を見下ろすことができた。 例えるとすれば東京ドーム何個分なのであろうか, これほどの巨大な火口を作ってしまう大自然の力に感動したものだ。 斜面は険しい断崖絶壁になっており, 滑落しないように注意しながら写真を撮って回る。 ふと振り返って見ると, 今まで歩いてきた大浪池の全容がよく見える。 池は綺麗な円形をしており, ぐるっと周堤が取り囲んでいた。 やはり火山というものは不思議なものだ。
韓国岳から新燃岳へのルートもあるようで, 実際に歩こうと思えば歩けそうなものであるが, 新燃岳から煙が絶え間なく上がっているのを見ると, 流石に行く気すらなくなる。
12:20 来た道を下山し始める。 今度は大浪池の西側ルートを通ることにする。 この頃からだんだんと日が陰り始め, 少し肌寒くなる。 14:20に大浪池登山口に戻ってくる。
山頂で出会った人に高千穂も良いと教えて貰ったため, こっちにも登ってみることにして, 車で高千穂河原に向かう。
かなり遅くはなったものの, 14:42に高千穂に入山する。 しかしこの山, なかなかの難敵で, 足元の火山岩が軽く脆いため, 一歩足を踏み出すと0.数歩ほど崩れる。 まあ目立った障害物がないのが救いである。 この頃には結構ガスが出てきたため, 黙々と登る。
15:43に火口縁に到着する。 こちらの火口縁も迫力がある。 火口縁の斜面には地層が露出しており, 本当にいろいろな成分の層が重なっているんだなあと実感できた。 高千穂山山頂はまだ先であるものの, 流石にこれ以上登るのはまずいと当時の自分も思い, 下山することにする。
元来た道を戻り, 17:15に高千穂河原に到着する。 時期は3月, 周囲はかなり暗くなっていた。
霧島温泉の一である林田温泉で日帰り入浴し, この日は終了。 ちなみに林田温泉は, 今はもう廃業してしまっているとのこと。
次の日に予定があったため (お金もなくなり始めていたため), 人吉から山道だけ使って熊本に行き, 国道3号で福岡まで戻った。 五家荘のあたりを通ったときは真っ暗かつ道もボロボロで, 平家の怨念でも有るんじゃないかと恐怖しながら通ったものである。 流石にもうあんな思いはしたくない。
前日夜にえびの高原駐車場に到着。 日本百名山のうちの一つであるものの, 他に駐車している車が一台もないのを不審に思いつつも車中泊する。
翌日の朝7時過ぎ。 登山口を見つけたまでは良いものの, 柵がしてあり入山禁止になっていることを知る。 慌てて別の登山口を探し, 車で大浪池登山口に向かう。 そそくさと準備したものの, 予定の時間から1時間超過して08:00入山する。
大浪池までは, かなり整備された道が続く。 足元は殆どが石造りの階段か石畳である。 樹林帯の中のため景色は殆ど見えず, 黙々と登っていく。
08:49 大浪池着。 パッと景色が開け, 韓国岳の美しい山容と, 青く透き通った水をたたえた大浪池が一挙に視界に入ってくる。 天気は前日に引き続き快晴かつ無風。 韓国岳がうっすらと池に映っているのが分かった。 ここからは池 (火口縁)の左か右の縁を歩いて韓国岳に向かうことになる。 自分は右のルートを選んで登ることにする。
最初こそ上りは有ったものの, 一度火口縁に達してしまうと, そこからはほぼ平坦な道が続く。 登山道の左右には木々が生えていたものの, その切れ間からは左に大浪池, 右に高千穂山や新燃岳を臨むことができ, また, 近くにはミヤマミズキも咲いていた。 非常に気持ちいい縦走だった。
10:25頃, 大浪池の火口縁ルートを辞し, 韓国岳の入り口に到着する。 ここからは韓国岳を直接登っていくことになる。 足元は先日の雨で緩めになっており, 滑って登りにくい。 火山灰でできた山だと言うことを実感できた。
11:15に霧島山山頂に到着する。 山頂からは大きく抉られた火口を見下ろすことができた。 例えるとすれば東京ドーム何個分なのであろうか, これほどの巨大な火口を作ってしまう大自然の力に感動したものだ。 斜面は険しい断崖絶壁になっており, 滑落しないように注意しながら写真を撮って回る。 ふと振り返って見ると, 今まで歩いてきた大浪池の全容がよく見える。 池は綺麗な円形をしており, ぐるっと周堤が取り囲んでいた。 やはり火山というものは不思議なものだ。
韓国岳から新燃岳へのルートもあるようで, 実際に歩こうと思えば歩けそうなものであるが, 新燃岳から煙が絶え間なく上がっているのを見ると, 流石に行く気すらなくなる。
12:20 来た道を下山し始める。 今度は大浪池の西側ルートを通ることにする。 この頃からだんだんと日が陰り始め, 少し肌寒くなる。 14:20に大浪池登山口に戻ってくる。
山頂で出会った人に高千穂も良いと教えて貰ったため, こっちにも登ってみることにして, 車で高千穂河原に向かう。
かなり遅くはなったものの, 14:42に高千穂に入山する。 しかしこの山, なかなかの難敵で, 足元の火山岩が軽く脆いため, 一歩足を踏み出すと0.数歩ほど崩れる。 まあ目立った障害物がないのが救いである。 この頃には結構ガスが出てきたため, 黙々と登る。
15:43に火口縁に到着する。 こちらの火口縁も迫力がある。 火口縁の斜面には地層が露出しており, 本当にいろいろな成分の層が重なっているんだなあと実感できた。 高千穂山山頂はまだ先であるものの, 流石にこれ以上登るのはまずいと当時の自分も思い, 下山することにする。
元来た道を戻り, 17:15に高千穂河原に到着する。 時期は3月, 周囲はかなり暗くなっていた。
霧島温泉の一である林田温泉で日帰り入浴し, この日は終了。 ちなみに林田温泉は, 今はもう廃業してしまっているとのこと。
次の日に予定があったため (お金もなくなり始めていたため), 人吉から山道だけ使って熊本に行き, 国道3号で福岡まで戻った。 五家荘のあたりを通ったときは真っ暗かつ道もボロボロで, 平家の怨念でも有るんじゃないかと恐怖しながら通ったものである。 流石にもうあんな思いはしたくない。
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
その後車で高千穂野登山口に移動。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
高千穂は足下が石だらけで少し歩きにくい。 |
その他周辺情報 | 林田温泉というところで日帰り入浴。 霧島いわさきホテルというところが運営していたようだが, 2017年11月に閉業したとのこと。 残念。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ウィンドブレーカー
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
ポール
カメラ
調理器具
|
---|
感想
日本百名山, 第6座目。
低山とはいえ, 14時過ぎに入山したのは流石にまずかった。 周りが暗くなり始め, 下山の時にルートを何度か外れた。
火山活動による入山規制の情報は, あらかじめ気象庁のサイトなどで確認しておくべきだった。
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