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Yamareco

記録ID: 7366367
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

北ア【硫黄岳】皆んなみんな、ありがとう

2024年10月12日(土) ~ 2024年10月14日(月)
 - 拍手
GPS
34:00
距離
42.6km
登り
4,024m
下り
4,025m

コースタイム

1日目
山行
10:44
休憩
1:16
合計
12:00
距離 19.4km 登り 1,741m 下り 1,241m
3:28
3
スタート地点
3:31
28
4:29
36
5:05
43
5:48
64
6:52
6:53
4
6:57
7:11
41
7:52
8:01
94
9:35
9:36
27
10:03
10:31
183
13:34
13:49
99
15:28
宿泊地
2日目
山行
8:26
休憩
0:38
合計
9:04
距離 3.2km 登り 959m 下り 960m
4:18
285
宿泊地
9:03
9:41
221
13:22
宿泊地
3日目
山行
12:34
休憩
0:24
合計
12:58
距離 20.1km 登り 1,324m 下り 1,824m
4:13
148
宿泊地
6:41
6:42
250
10:52
10:53
19
11:12
11:13
82
12:35
12:47
42
13:29
13:30
3
13:33
85
14:58
37
15:35
31
16:06
16
16:22
4
17:09
2
17:11
ゴール地点
天候 1日目 晴れ→午後曇り一時小雨
2日目 晴れ
3日目 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
鍋平駐車場
前夜9時過ぎ到着。まだかなり余裕あり。朝スタート時の3時半には見たところどこも満車っぽい。はじめ試しに新穂高市営駐車場へ行ってみたら警備員さんがいて夕方5時には満車になりましたと言ってました。恐るべし三連休、、、
コース状況/
危険箇所等
・千丈沢
中山沢出合手前までは楽に飛び石で渡れる。登山靴でも基本滑りにくい。中山沢出合から下流は深いと腰近くまであるところがあり、水流も激しくなるので沢装備でも少し高巻きした。
テントは途中整地すれば何箇所か張れそう。硫黄岳取付きの手前からはかなり広い河原がある。取付き目の前もテント跡と思われるスペースが数箇所あり。

・硫黄岳ピストン
主に下部は笹、上部はハイマツ藪。
いずれも若干隙間はあり、手でかき分けてば大体通れる。標高1900手前から山頂までピンクテープが割と多めにあり。(知らなかったのでびっくり)
等高線見てのごとく超急斜面多し。特に標高2030付近は木の根と枝を掴んで壁を攀じ登る感じ。
山頂は細長く少しスペースあり。地面はあまり快適ではないが2張りいけそう。他途中にはテントを張れるほどの平地は見当たらなかった。

持参して正解だった装備
・チェンスパ(硫黄岳ではずっと付けっぱなし)
・安物の軽量アクアシューズ(これに関しては重くても嵩張っても沢靴の方が楽に歩けるので後悔した。疲労した足で浅い靴底だと歩く度に足裏痛くて大変だった)
・沢用ネオプレーンソックス
・ヘルメット
・ゲイター(朝露でこれがないとレインパンツの裾がめくれて靴を濡らす)
・全面滑り止め手袋(急斜面の笹をガッチリ掴める)
・もちろんレイン上下(下は中にすぐ乾く山用タイツで上を羽織れば濡れても寒くはなかった)

※今回累計標高差と距離が何故か多めに表示されてます。
予約できる山小屋
槍平小屋
出合から見上げる滝谷ドーム。ここ通るのまだ2回目なので新鮮。5年前はそんなの全く知らないまま素通りしてたなぁと考えてた
2024年10月12日 06:55撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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10/12 6:55
出合から見上げる滝谷ドーム。ここ通るのまだ2回目なので新鮮。5年前はそんなの全く知らないまま素通りしてたなぁと考えてた
日陰は霜が降りてた。槍ヶ岳山頂付近は雪が降ったらしい。でも今年はまだ暖かいよね
2024年10月12日 09:22撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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10/12 9:22
日陰は霜が降りてた。槍ヶ岳山頂付近は雪が降ったらしい。でも今年はまだ暖かいよね
笠ヶ岳方面は見事に雲被ってる
2024年10月12日 09:41撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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10/12 9:41
笠ヶ岳方面は見事に雲被ってる
昨年行った奥丸山
2024年10月12日 09:45撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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10/12 9:45
昨年行った奥丸山
着いてしまった、千丈乗越
登山者数名。休みながらタイミングを見計らう。これ難しいな…
2024年10月12日 10:05撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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10/12 10:05
着いてしまった、千丈乗越
登山者数名。休みながらタイミングを見計らう。これ難しいな…
いよいよ始まる
まだ2人いたけど会話中で気づかないだろうと千丈沢へそーっと降りる。
2024年10月12日 10:27撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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10/12 10:27
いよいよ始まる
まだ2人いたけど会話中で気づかないだろうと千丈沢へそーっと降りる。
乗越から見て右端の緑に覆われてるこれが硫黄岳
2024年10月12日 10:28撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10
10/12 10:28
乗越から見て右端の緑に覆われてるこれが硫黄岳
踏み跡ははじめだけですぐ消える。ピンテあったけどどこでも降りていけそう
2024年10月12日 10:46撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
7
10/12 10:46
踏み跡ははじめだけですぐ消える。ピンテあったけどどこでも降りていけそう
小石混じりのザレを避け、できるだけ草付きや大きめの石を選んで歩いた
2024年10月12日 11:05撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
12
10/12 11:05
小石混じりのザレを避け、できるだけ草付きや大きめの石を選んで歩いた
ザックカバーの落とし物
目立つ
2024年10月12日 11:15撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
4
10/12 11:15
ザックカバーの落とし物
目立つ
紅葉は控えめ
2024年10月12日 11:28撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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10/12 11:28
紅葉は控えめ
何度か振り返る。明後日はここ登って帰るのか。。疲れるだろうなと今から覚悟を決める。
2024年10月12日 11:50撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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10/12 11:50
何度か振り返る。明後日はここ登って帰るのか。。疲れるだろうなと今から覚悟を決める。
硫黄尾根から流れる最初の出合。石が赤っぽい。ここから流れが出てくる
2024年10月12日 12:11撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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10/12 12:11
硫黄尾根から流れる最初の出合。石が赤っぽい。ここから流れが出てくる
千丈沢から見上げると小槍が大きい。なんだか不穏な雲が…。このあとまさかの小雨。やば、ザックカバー持ってきてないじゃん。でも30分位で止んでくれた
2024年10月12日 12:13撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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10/12 12:13
千丈沢から見上げると小槍が大きい。なんだか不穏な雲が…。このあとまさかの小雨。やば、ザックカバー持ってきてないじゃん。でも30分位で止んでくれた
このあたりはまだ右岸、左岸を楽に飛び石で渡れる
2024年10月12日 12:16撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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10/12 12:16
このあたりはまだ右岸、左岸を楽に飛び石で渡れる
天狗沢出合
2024年10月12日 12:45撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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10/12 12:45
天狗沢出合
テント適地
2024年10月12日 12:54撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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10/12 12:54
テント適地
テント適地
2024年10月12日 13:15撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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10/12 13:15
テント適地
石が滑らないのはありがたい
2024年10月12日 13:15撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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10/12 13:15
石が滑らないのはありがたい
中山沢出合。この辺りから水量が増える
2024年10月12日 13:36撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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10/12 13:36
中山沢出合。この辺りから水量が増える
だんだん飛び石が怪しくなってきたので安物アクアシューズに履き替える。やっぱ足裏痛くてダメだこれ…
2024年10月12日 13:49撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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10/12 13:49
だんだん飛び石が怪しくなってきたので安物アクアシューズに履き替える。やっぱ足裏痛くてダメだこれ…
けど水の中入れたほうがずっと楽
2024年10月12日 13:53撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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10/12 13:53
けど水の中入れたほうがずっと楽
白糸の滝
風情があっていい
2024年10月12日 14:14撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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10/12 14:14
白糸の滝
風情があっていい
水流が激しくなるところも増えてくるので渡渉はなるべくしたくない。できるだけ左岸を歩き通す
2024年10月12日 14:47撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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10/12 14:47
水流が激しくなるところも増えてくるので渡渉はなるべくしたくない。できるだけ左岸を歩き通す
ここだ、このまま壁に沿って水流を行こうとしたら意外と深かったので右岸へ渡ってまたその先で渡り直したところ。
最終日の帰路、暗闇の中ここを巻こうとしてウロウロしちゃった。同じように渡れば良かったんじゃん。最終日なんだから靴濡れようと臭くなろうとどうでもいいじゃん。すごいムダ足したことを悔やむ😤
2024年10月12日 15:03撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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10/12 15:03
ここだ、このまま壁に沿って水流を行こうとしたら意外と深かったので右岸へ渡ってまたその先で渡り直したところ。
最終日の帰路、暗闇の中ここを巻こうとしてウロウロしちゃった。同じように渡れば良かったんじゃん。最終日なんだから靴濡れようと臭くなろうとどうでもいいじゃん。すごいムダ足したことを悔やむ😤
着いた〜
少し通り過ぎちゃって戻ったけど。取付き付近にあったケルン
2024年10月12日 15:31撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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10/12 15:31
着いた〜
少し通り過ぎちゃって戻ったけど。取付き付近にあったケルン
取付き前は河原がけっこう広い。誰かいるかと思ったけど、、好天の三連休なのに誰も来ることなくずっと貸切
2024年10月12日 15:31撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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10/12 15:31
取付き前は河原がけっこう広い。誰かいるかと思ったけど、、好天の三連休なのに誰も来ることなくずっと貸切
先に翌朝どこから入ろうかと視察しておく。普通に藪だなぁ…
2024年10月12日 15:33撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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10/12 15:33
先に翌朝どこから入ろうかと視察しておく。普通に藪だなぁ…
お、ちょっと石積になっててここ良さそう。正解だったらしく隙間のある藪を抜けられてヘッデンでも通れた
2024年10月12日 15:36撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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10/12 15:36
お、ちょっと石積になっててここ良さそう。正解だったらしく隙間のある藪を抜けられてヘッデンでも通れた
予定通り1日目が終わって一安心。明日に備えてよーくストレッチをして就寝。
2024年10月12日 17:27撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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10/12 17:27
予定通り1日目が終わって一安心。明日に備えてよーくストレッチをして就寝。
2日目
硫黄岳の登り1990付近。ピンテが割と等間隔であったので普通に進めてるのにまだここかよって思った。けど黙々と登るのみ
2024年10月13日 05:58撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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10/13 5:58
2日目
硫黄岳の登り1990付近。ピンテが割と等間隔であったので普通に進めてるのにまだここかよって思った。けど黙々と登るのみ
振り返ると大天井岳
2024年10月13日 05:58撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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10/13 5:58
振り返ると大天井岳
岩は巻ける
2024年10月13日 06:21撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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10/13 6:21
岩は巻ける
北鎌がよく見える
つい最近のような、もうずっと以前のような…
2024年10月13日 06:43撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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10/13 6:43
北鎌がよく見える
つい最近のような、もうずっと以前のような…
崩落地に出た。際を歩くのがちょっと緊張。でも少しだけだった。
2024年10月13日 06:53撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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10/13 6:53
崩落地に出た。際を歩くのがちょっと緊張。でも少しだけだった。
藪の中にもピンテ現る。はぁ、これで合ってるんだーと少し笑えた
2024年10月13日 07:45撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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10/13 7:45
藪の中にもピンテ現る。はぁ、これで合ってるんだーと少し笑えた
ここが問題と思ってたハイマツ帯。でも間に笹やシャクナゲが少し混ざってるせいか手でかき分けるだけで進めた
2024年10月13日 07:49撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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10/13 7:49
ここが問題と思ってたハイマツ帯。でも間に笹やシャクナゲが少し混ざってるせいか手でかき分けるだけで進めた
傾斜が緩むとハイマツの背が高くなるけど枝渡りすることは無いのでまだ楽
2024年10月13日 08:04撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8
10/13 8:04
傾斜が緩むとハイマツの背が高くなるけど枝渡りすることは無いのでまだ楽
帰りのルート確認のためちょくちょく振り返るんだけど、傾斜キツいな、、これ大丈夫なのか?
2024年10月13日 08:04撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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10/13 8:04
帰りのルート確認のためちょくちょく振り返るんだけど、傾斜キツいな、、これ大丈夫なのか?
冬道の硫黄尾根に合流!
2024年10月13日 08:22撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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10/13 8:22
冬道の硫黄尾根に合流!
帰りはここを下るのね。ハイマツのこんな急斜面下るのは初めて
2024年10月13日 08:22撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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10/13 8:22
帰りはここを下るのね。ハイマツのこんな急斜面下るのは初めて
向かう先も藪。けど山頂までの見通しが立ってきたので気楽になった
2024年10月13日 08:22撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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10/13 8:22
向かう先も藪。けど山頂までの見通しが立ってきたので気楽になった
画像で見ると密だけど意外とそうでもない
2024年10月13日 08:42撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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10/13 8:42
画像で見ると密だけど意外とそうでもない
過去と比較して北アの東餓鬼岳や南アの大唐松尾根の方が部分的には厳しかったと思う。これまでの山行が大いに役立った
2024年10月13日 08:58撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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10/13 8:58
過去と比較して北アの東餓鬼岳や南アの大唐松尾根の方が部分的には厳しかったと思う。これまでの山行が大いに役立った
着いたー!やまなみちゃんの山頂プレートだ😂
そばにテープもあってすぐにわかった!感情が溢れて自分に感動した😭
2024年10月13日 09:04撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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10/13 9:04
着いたー!やまなみちゃんの山頂プレートだ😂
そばにテープもあってすぐにわかった!感情が溢れて自分に感動した😭
すぐ下の足元には三角点
これ今はプレートとテープのお陰ですぐわかるけど、何もなかった数年前は探すの時間かかったと思う
2024年10月13日 09:04撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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10/13 9:04
すぐ下の足元には三角点
これ今はプレートとテープのお陰ですぐわかるけど、何もなかった数年前は探すの時間かかったと思う
山頂は360度の大展望!
嬉しくて、北鎌が輝いて見える😂
2024年10月13日 09:04撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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10/13 9:04
山頂は360度の大展望!
嬉しくて、北鎌が輝いて見える😂
鷲羽、ワリモ岳
2024年10月13日 09:06撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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10/13 9:06
鷲羽、ワリモ岳
真砂岳、野口五郎
2024年10月13日 09:06撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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10/13 9:06
真砂岳、野口五郎
七倉岳、船窪岳か?
2024年10月13日 09:08撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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10/13 9:08
七倉岳、船窪岳か?
東沢岳、燕岳
2024年10月13日 09:09撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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10/13 9:09
東沢岳、燕岳
大天井岳
このあと寝そべって硫黄岳を身体で感じる
2024年10月13日 09:10撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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10/13 9:10
大天井岳
このあと寝そべって硫黄岳を身体で感じる
ここはもう二度と来れないので、やまなみちゃんのお手製プレートと記念撮影。裏面の言葉をしっかり心に刻んで下山
2024年10月13日 09:28撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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10/13 9:28
ここはもう二度と来れないので、やまなみちゃんのお手製プレートと記念撮影。裏面の言葉をしっかり心に刻んで下山
下山は進むのは早いけど進む尾根が分かりにくくてテープを探しGPSで何度も確認。ここは崩落地際の歩くところ
2024年10月13日 11:06撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
12
10/13 11:06
下山は進むのは早いけど進む尾根が分かりにくくてテープを探しGPSで何度も確認。ここは崩落地際の歩くところ
沢が近づいてきた。疲れたけどまだ時間は13時過ぎ。明日楽になるよう中山沢出合まで戻ろうと思ったけど。。この後おバカなことをやらかした。。
2024年10月13日 13:11撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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10/13 13:11
沢が近づいてきた。疲れたけどまだ時間は13時過ぎ。明日楽になるよう中山沢出合まで戻ろうと思ったけど。。この後おバカなことをやらかした。。
降りてきたところ。地面が見えて踏み跡になってる。朝取り付いたところのすぐ近くから降りてこれた
2024年10月13日 13:20撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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10/13 13:20
降りてきたところ。地面が見えて踏み跡になってる。朝取り付いたところのすぐ近くから降りてこれた
で、チェンスパ外したら僅かな間に片方落としてしまった。。意地になって探しまくったのに何故か見つからず。。もう、悔しくて😣
2024年10月13日 13:52撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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10/13 13:52
で、チェンスパ外したら僅かな間に片方落としてしまった。。意地になって探しまくったのに何故か見つからず。。もう、悔しくて😣
最終日
不要な高巻きをしようとしたり、前日までの筋肉痛が酷くてすごく遅くなってる。下山までなんとか身体持ってくれーって祈りながら
2024年10月14日 08:27撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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10/14 8:27
最終日
不要な高巻きをしようとしたり、前日までの筋肉痛が酷くてすごく遅くなってる。下山までなんとか身体持ってくれーって祈りながら
もうここからは二度と見られないかもしれない硫黄尾根を焼き付ける。真ん中が赤岳かな
2024年10月14日 08:33撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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10/14 8:33
もうここからは二度と見られないかもしれない硫黄尾根を焼き付ける。真ん中が赤岳かな
やっと乗越が見えた。もう辛くてスマホで流してる音楽に励まされながらなんとか登ってきた
2024年10月14日 10:15撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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10/14 10:15
やっと乗越が見えた。もう辛くてスマホで流してる音楽に励まされながらなんとか登ってきた
硫黄岳
ここは今まさにこの時でなければ自分には登れなかった。一人で登ってるけどみんなのおかげ。ありがとう
2024年10月14日 10:15撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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10/14 10:15
硫黄岳
ここは今まさにこの時でなければ自分には登れなかった。一人で登ってるけどみんなのおかげ。ありがとう
乗越ただいま
行きより2時間も多くかかっちゃった…
2024年10月14日 10:52撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11
10/14 10:52
乗越ただいま
行きより2時間も多くかかっちゃった…
もう一度滝谷の岩壁を眺める。ここはほんとに眺めるだけだな
2024年10月14日 13:29撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11
10/14 13:29
もう一度滝谷の岩壁を眺める。ここはほんとに眺めるだけだな
あ、確認しようと思ってた滝谷避難小屋。いや、外からだけよ。。窓が開いてたのが気になった
2024年10月14日 13:32撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11
10/14 13:32
あ、確認しようと思ってた滝谷避難小屋。いや、外からだけよ。。窓が開いてたのが気になった
最後の試練、鍋平駐車場への地獄登り。もう、ここは拷問だ😣
2024年10月14日 16:39撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
16
10/14 16:39
最後の試練、鍋平駐車場への地獄登り。もう、ここは拷問だ😣

感想

【山行の経緯】
4年前、鷲羽岳から初めてその存在を知った硫黄尾根。当時は積雪期のエキスパートのみの山域で、完全に眺めるだけだと思っていた。ところが2年前にこの硫黄岳だけを無雪期に登っている記録があることを知って衝撃を受ける。惹かれるものの自分には到底無理な山だと思っていた。それが昨年ヤマレコの知ってる方が何人か登頂している記録を見て、自分の中で一気に硫黄岳熱が高まった。
ここは2年前の少ない情報だったらとても自分には無理。過去の勇気ある挑戦で記録を公開して下さった方々に感謝。
特に当時13歳のやまなみちゃんとお父さん。あのお手製の山頂標が硫黄岳行きの強力な一押しとなった。
この先数十年、長いアプローチと急登の藪を抜けた登山者を温かく迎えてくれる大事な山頂標としてあり続けてほしい。


【アクシデント、ミス】
・初日、千丈沢の河原で浮き石に乗ってしまい派手に転んだ。体が反転してザックが下の状態で後頭部を石に打ちつける。幸いヘルメットをしていたのであまり衝撃はなく無事だった。前日準備段階でヘルメットいらないかな?なんて思ってたので持ってきて良かったと心から思った。岩登りは無くともバリエーションでは必須。ただ、またもや右膝を打ちつけ痛みが最終日まで残ってしまった。(先週も同じ膝で2度打ち)

・2日目、硫黄岳を下り無事河原に着いた時、やってしまった。テントへ向かうまでの間は河原の石なので途中チェンスパを外し手に持っていたら、僅か数十mの間に片方落としてしまった。すぐに戻り探したが何故か見つからない。三往復し周辺も30 分以上捜索するもついに見つけられなかった。気を抜くとロクなことない。

・最終日、帰りが遅くなりたくないばかりに早出してしまった。復路は靴を濡らさず高巻きで行こうとしたのがいけなかった。暗闇の中左岸が歩けないので高巻き道を探すが適切なルートが見当たらない。獣道だったのか何となく踏み跡のある斜面を20m位上がってしまい、行き詰まること2回。GPSの足跡見てもこんなに高巻くはずがないと考え直し、結局浅瀬を探して靴のまま渡渉。はじめからこうしてれば良かったと後悔。これで40分以上ロス。過去のブログで靴を濡らさず通過できたというのが頭にあったので、中山沢出合の下流側で渡渉があるとは思わなかった。
その時とは水量が違ったのかもしれない。こういう時、最終日でこの時期なら靴のまま渡ったほうが早いし問題ない。事前のイメージで高巻き道があるはずだと、暗闇の渡渉は危険という先入観でちょっとした判断に迷いが出てしまった。


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この山行は硫黄岳だけに絞れば特別難易度が高いわけではないと思う。
千丈沢も滝は無いし、沢としては平易な部類だと思う。けれどこの2つと更に往復の千丈乗越まで標高差1700mの長い一般ルートが加わることによって一気に敷居が高くなっているように思えた。
とは言え硫黄岳のもう一つのアプローチ、反対側の湯俣からだと水俣川の渡渉で難易度が加わり、より技術と経験が必要になるのだろう。
要はアプローチが長いというのはそれだけで山行の難易度を上げてしまうというあたり前のことを、身を持って知った3日間だった。

硫黄岳、今季最も大変で思い出深い山行になったことは間違いない。
物も情報も豊かになった今だからこそ自分は山に行かせてもらえている。
だからみんな、全てにありがとう。

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