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見量山(みはかやま) / 御墓山

最終更新:nagara
見量山山頂 写真一覧へ 見量山
見量山へ移動して林道歩きから
見量山の山頂プレートもありました。
下山した後、麓から撮った見量山、一番高い所が見量山の頂上と思われる。
基本情報
標高 997m
場所 北緯36度09分57秒, 東経137度12分12秒
カシミール3D
見量山は、岐阜県高山市街地の北西に位置する三等三角点峰で、「ぎふ百山」にも選定されている。
山名については色々物議があり、江戸期の「飛騨国中案内」に記されている事から、または飛騨国を統治していた斐陀国造(ひだのくにのみやつこ)の墓がこの山にあったという説などにより「御墓山」とも呼ばれていた。しかし現在では「風土記」に、この山に初雪が降った15日後には麓にも雪が降る、と記されているように冬の到来を「見量る」山=「見量山」という説が定説となっている。地形図上にも「見量山」の山名が採用されており、また新しく南山麓に開通した高山清見道路(中部縦貫自動車道)のトンネル名も「見量山トンネル」と命名されていることから、やはり「見量山」が一般的と言える。
また、この山の特徴として挙げられる事は「茸山」という事である。地元土地管理会社、自治区、著しくは高山警察署の名で入山禁止を伝える看板が山中の至る所に見られ、他の茸山以上に畏縮させられる。このため「ぎふ百山」に選定されているにも関わらず、他のガイド書にもほとんど紹介もされず登山者は少ない。また登山者のみならず、高山市街地でこの山の事を尋ねても知らない市民が多く、市民の憩いの山となり得なかったのもこの事が理由だと思われる。
このような事情なので、入山の際はあくまで自己責任でお願いしたい。ただ参考までに高山警察署の見解を記載すると、看板の掲示者が署の同意なしで署名を記載したものであり、決して警察権を行使して登山を全面的に禁止している訳ではないとの事。また一般論として、レジャーとしての登山は行っても差し支えないのではないか、ともしている。ただし地権者の指示があればそれに従ってほしいとの事なので、やはり登山は8月から11月の茸山シーズンは全面自粛、それ以外の季節も何か指示があればそれに従い、決して口論など起こして後の登山者に迷惑を掛けるような事態にならないよう心掛けをする、というところではないだろうか。
またこれらの事を考慮してか、この山はトラブルの確率の低い積雪期に入山するケースが多い。ただし1000m弱とはいえ飛騨の山であり、積雪量はそれなりに多いので経験者向けである。
山頂

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