奥秩父
倉明山(滝ノ沢)(くらけやま) / 高見倉山
埼玉県
最終更新:qwg
基本情報
標高 | 1333.6m |
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場所 | 北緯35度58分20秒, 東経138度53分04秒 |
従来、三角点名の「滝ノ沢」とされることが多かったが、滝沢ダム資料館(レイクビューハウス)に掲載された「中津渓谷景勝地マップ」により、この山を倉明山(くらけやま)とする認識が広まった。新ハイ浦和支部による「埼玉百山」に選定されている。
また、新編武蔵風土記稿の小森村の頁にある高見倉山であると考えられている。ただし、高見倉山は梵天尾根全体を指している可能性がある。
明瞭な登山道はないが、ダム建設で移転した滝沢集落の神楽殿跡(768mポイント)から尾根通しに山頂を目指すルートが最も効率が良く、また、この山のよさを味わうことができる(ただし、熟達者向き)。レイクビューハウスから滝沢集落跡(望郷広場)に向かう遊歩道が、互い違い(クランク)になっている個所がかつての神楽殿への参道跡(道なし)で、登山ルートの末端となる(※)。途中にある960mの小突起は大黒山と呼ばれている。
山頂は主稜線からやや南に外れたところにあり、樹林に囲まれ展望はないが、周辺は岩塊や自然の植生に恵まれ、奥深い山の雰囲気を残している。山頂を越したところには「雨乞岩」と呼ばれる大きな岩があり、滝ノ沢集落の村人により雨乞いの神事が行われていた。また、南東稜から芋平沢に向かって龍の背のような石灰岩の岩稜を派出しており「竜頭」「竜髭」といわれる奇岩がある。
かつて倉明山と茂荻山を結ぶ山稜の中間にあった「長井屋峠」であるが、ルートとなっていた芋平沢は砂防工事で見る影もない。幻滅するので近寄らないことをお勧めする。小森側の道は完全に消滅している。
※滝沢ダム資料館(レイクビューハウス)から滝沢集落跡(望郷広場)に向かう遊歩道は、崩落のため立入禁止になっているが、資料館側から登山ルートの末端までは問題なく行ける。(崩落個所はずっと先)
また、新編武蔵風土記稿の小森村の頁にある高見倉山であると考えられている。ただし、高見倉山は梵天尾根全体を指している可能性がある。
明瞭な登山道はないが、ダム建設で移転した滝沢集落の神楽殿跡(768mポイント)から尾根通しに山頂を目指すルートが最も効率が良く、また、この山のよさを味わうことができる(ただし、熟達者向き)。レイクビューハウスから滝沢集落跡(望郷広場)に向かう遊歩道が、互い違い(クランク)になっている個所がかつての神楽殿への参道跡(道なし)で、登山ルートの末端となる(※)。途中にある960mの小突起は大黒山と呼ばれている。
山頂は主稜線からやや南に外れたところにあり、樹林に囲まれ展望はないが、周辺は岩塊や自然の植生に恵まれ、奥深い山の雰囲気を残している。山頂を越したところには「雨乞岩」と呼ばれる大きな岩があり、滝ノ沢集落の村人により雨乞いの神事が行われていた。また、南東稜から芋平沢に向かって龍の背のような石灰岩の岩稜を派出しており「竜頭」「竜髭」といわれる奇岩がある。
かつて倉明山と茂荻山を結ぶ山稜の中間にあった「長井屋峠」であるが、ルートとなっていた芋平沢は砂防工事で見る影もない。幻滅するので近寄らないことをお勧めする。小森側の道は完全に消滅している。
※滝沢ダム資料館(レイクビューハウス)から滝沢集落跡(望郷広場)に向かう遊歩道は、崩落のため立入禁止になっているが、資料館側から登山ルートの末端までは問題なく行ける。(崩落個所はずっと先)
山頂 |
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