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赤城山(あかぎやま) / 黒檜山/黒桧山

都道府県 群馬県
最終更新:jj1xgo

地元に慕われる「赤き山」

"赤城山"
"赤城山"

赤城山は群馬県のほぼ中央部に位置する二重式の成層火山で、外輪山の峰々の総称です。
標高1828mの黒檜山を主峰に、駒ヶ岳、地蔵岳、長七郎山、荒山、鍋割山、鈴ヶ岳などで構成されています。
また、日本百名山に選定されており、上毛三山のひとつでもあります。
群馬県民には身近な山で、地元では冬の乾いた北風を「赤城おろし」と呼びます。
県内で親しまれている上毛かるたの読み札には「裾野は長し赤城山」とあり、関東平野に優雅に裾野を広げた山容をしています。


カルデラには大沼という火口原湖があり、湖畔には赤城神社が鎮座しています。
大沼越しの景観は、季節を問わず風情が漂います。

「赤城」の名前は伝説に由来します。
その昔、赤城山の神と男体山の神が大ムカデと大蛇になって戦い、敗れて帰った大ムカデの血で山が赤く染まりました。その「赤き」が転じて「赤城」となったとされます。

山頂より上越国境の峰々や日光連山を望む


黒檜山の頂上付近からは、谷川連峰、武尊山、皇海山、日光の山々などを見晴らせます。
遠景には、北アルプスや八ヶ岳連峰も。
地蔵岳の方向には富士山を見ることができ、富士山と地蔵岳のアンテナ群、そして小沼との取り合わせは面白味のある景観です。

多種なツツジの競演


赤城山はツツジの名所でもあります。
初夏には、レンゲツツジ、ヤマツツジ、アカヤシオ等々、10種類以上のツツジが山肌を飾ります。
麓ではスタンプラリーやウォーキングなどのイベントも開催され、とても賑わいます。

スノーアクティビティも注目


雪山入門の山としても人気の高い赤城山。
危険な箇所は少なく、短いコースを選択すればゆとりを持って登ることができます。
全面氷結した大沼では、わかさぎ釣りやスノーシューハイクも盛んです。

登山と観光の組み合わせが自在


個々の山は半日ほどで登れるところが多く、子連れ登山にも選ばれやすい山域です。
健脚の大人なら、1日で2座以上の山行や縦走も可能です。


また大沼の湖畔には、キャンプ場やビジターセンターなどの観光スポットがいくつもあります。
登山後はキャンプをし、翌日は赤城神社に参拝や覚満淵の散策といった欲張りプランも、一考の余地があります。

モデルコース(黒檜山〜駒ヶ岳)


3時間31分/4.6km
大洞(駒ヶ岳大洞登山口)(21分)→黒檜山登山口(103分)→黒檜山(46分)→駒ヶ岳(41分)→大洞(駒ヶ岳大洞登山口)
登山口 黒檜山登山口
花見ヶ原森林公園キャンプ場
駒ヶ岳大洞登山口
基本情報
標高 1828m
場所 北緯36度33分37秒, 東経139度11分35秒
カシミール3D
呼称は、本来は「あかぎやま」だが「あかぎさん」とも呼ばれる。
赤城山は、黒檜山・駒ヶ岳・地蔵岳・長七郎岳・荒山・鍋割山・鈴ヶ岳・小黒檜山などの山域の総称である。

■火山防災情報
・気象庁 https://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/activity_info/303.html
山頂

山の解説 - [出典:Wikipedia]

赤城山(あかぎやま/あかぎさん、後述)は、関東地方の北部、群馬県のほぼ中央に位置する山。太平洋プレートがオホーツクプレートに沈み込んでできた島弧型火山である。また、赤城山は、カルデラ湖を伴うカルデラを持つ関東地方で有数の複成火山である。
榛名山、妙義山と並び、上毛三山の一つに数えられている。また、日本百名山、日本百景の一つにも選ばれている。中央のカルデラの周囲を、円頂を持つ1,200mから1,800mの峰々が取り囲み、その外側は標高にして約800mまでは広く緩やかな裾野の高原台地をなしている。これは富士山に続き日本で二番目の長さである。
中央部のカルデラ内には、カルデラ湖の大沼(おおぬま、おの)や覚満淵(かくまんぶち)、火口湖の小沼(こぬま、この)がある。
大沼の東岸、最高峰 黒檜山(くろびさん)の山麓に当たる場所に赤城神社があり、山麓各地に里宮があるほか、関東一円に末社約300社が分布している。中腹にパノラマ展望台がある。

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