岐阜の山旅(下)
東海
岐阜県
最終更新:nagara
基本情報
標高 | 863m |
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場所 | 北緯35度47分20秒, 東経137度01分34秒 |
京塚山は、吉田川左岸尾根のほぼ末端部に位置するピークである。
三角点は設置されていないが、地形図上にも山名が記載され、何よりもこの地方では貴重な一般道が整備された山である。
整備は地元の有志の方々や、山麓の口明方小学校の児童により行われており、このことからも地元に愛されている事が伺える。
山頂は双耳峰で、「こんなに楽しい岐阜の山旅100コース(下)」では、北北東の854m峰を山頂とし、某登山グループが付けた山名板があるが、地元では標高でも勝る863m峰を山頂としている。
そのため、当項でも地域の方々の見解を重視し、同峰を山頂としたうえで、854m峰も安易に「北峰」などと命名しない事とする。
なお、蛇足ながら山名板の一部が(2019.4現在)「853m」と誤って表記されている。マジックにより「863m」と補修されているが、やや薄れ気味である。
京塚山の山名の由来は、郡上八幡郷土史家である故・寺田敬三氏の著書「高雄神社と市島」に記述されている。
京塚山とは名が示す通り、経文が山頂に埋められた事に起因し、一説では、比叡山の僧が信長の焼き討ちから守るために埋没したともいわれている(同書では比叡山の件は、後世の知恵であったかもしれない、としている)。
また、同書では「経塚」が「京塚」に転じたのは佳名を選んだか、京との繋がりを強調したかったのではないか、としている。
登山道は南西尾根に付けられており、滑りやすい箇所にはロープも設置され、非常に歩き易い。市島集落からの道もあるが、地元有志によると、偶にしか整備しないので南西尾根を利用して欲しいとの事である。
ただし、同登山には駐車スペースが無いので注意が必要である。
山慣れた向きには、登山道や過去の記録(2019.4現在)はないが、市島(点名)方面への縦走が藪も殆ど無くボリュームもあり面白い。ただし965m峰より先は、落ち葉で滑りやすい上に浮石・枯れ木が多く、それなりの山域なので経験者向けである。
三角点は設置されていないが、地形図上にも山名が記載され、何よりもこの地方では貴重な一般道が整備された山である。
整備は地元の有志の方々や、山麓の口明方小学校の児童により行われており、このことからも地元に愛されている事が伺える。
山頂は双耳峰で、「こんなに楽しい岐阜の山旅100コース(下)」では、北北東の854m峰を山頂とし、某登山グループが付けた山名板があるが、地元では標高でも勝る863m峰を山頂としている。
そのため、当項でも地域の方々の見解を重視し、同峰を山頂としたうえで、854m峰も安易に「北峰」などと命名しない事とする。
なお、蛇足ながら山名板の一部が(2019.4現在)「853m」と誤って表記されている。マジックにより「863m」と補修されているが、やや薄れ気味である。
京塚山の山名の由来は、郡上八幡郷土史家である故・寺田敬三氏の著書「高雄神社と市島」に記述されている。
京塚山とは名が示す通り、経文が山頂に埋められた事に起因し、一説では、比叡山の僧が信長の焼き討ちから守るために埋没したともいわれている(同書では比叡山の件は、後世の知恵であったかもしれない、としている)。
また、同書では「経塚」が「京塚」に転じたのは佳名を選んだか、京との繋がりを強調したかったのではないか、としている。
登山道は南西尾根に付けられており、滑りやすい箇所にはロープも設置され、非常に歩き易い。市島集落からの道もあるが、地元有志によると、偶にしか整備しないので南西尾根を利用して欲しいとの事である。
ただし、同登山には駐車スペースが無いので注意が必要である。
山慣れた向きには、登山道や過去の記録(2019.4現在)はないが、市島(点名)方面への縦走が藪も殆ど無くボリュームもあり面白い。ただし965m峰より先は、落ち葉で滑りやすい上に浮石・枯れ木が多く、それなりの山域なので経験者向けである。
山頂 |
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