ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

嶺岡愛宕山(みねおかあたごやま)

最終更新:aideiei
基本情報
標高 408.2m
場所 北緯35度06分53秒, 東経139度59分12秒
カシミール3D
県内には他に愛宕山と称する山が複数存在するため、嶺岡愛宕山とも称される。

■2022.10.23 愛宕山記事(まいどなニュースより)
<都道府県最高峰で一番低いのに…なぜか“登りにくさ”は日本屈指!? 実は首都圏防空の要だった>
〇房総半島にある愛宕山は標高408.2mで千葉県の最高峰だが、各都道府県の最高峰の中では最も低い。しかも“登りにくさ”では日本屈指という、変わった特徴をもつ。いったい、どういうことなのか? 調べてみると、日本の国防に絡む事情が見えてきた。
〇愛宕山の位置をあらためてグーグルマップで確認してみると、房総半島の先端からやや奥まった位置にある。さらに寄っていくと、山頂エリアに何らかの施設が設けられているのが見える。巨大なゴルフボールのような建造物と、少し離れたところに建つ鉄筋コンクリートの建物が点在するエリアに分かれている。そこは「航空自衛隊峯岡山分屯基地」で、中部航空警戒管制団(入間基地)隷下の第44警戒隊が配置されている。
〇航空自衛隊の基地といえば航空機を運用する飛行場のイメージをもつ人が多いけれど、峯岡山分屯基地は航空基地ではない。北海道から沖縄まで28カ所に設置されているレーダーサイトのひとつで、関東地方周辺の空域を、24時間態勢で警戒監視する任務にあたっている。愛宕山の山頂エリアは太平洋と東京湾入口に挟まれた位置にあり、首都圏をレーダーで監視するには都合のいい場所なのだ。
〇余談ながら、レーダーサイトが設置されている地域によっては、海の向こうで発射された弾道ミサイルを捉えることもある。
〇峯岡山分屯基地は、1953(昭和28)年6月、米軍により建設され、1961(昭和36)年に航空自衛隊の第44警戒群になった。その後、2000(平成12)3月、部隊の改編により「第44警戒隊」となって現在に至る。警戒隊のほかには第1高射群指揮所運用隊が置かれているだけで、敷地も広くはない。こんな山奥の基地で、何人の隊員が勤務しているのか、基地の広報に尋ねてみると「秘密保全のため、お答えできません」とのこと。
〇日本一登りにくい謎も、これで察しがつく。技術的に難しいから登りづらいのではなく、自衛隊が管理しているエリアだから、一般人は立ち入ることができないのだ。
だが、方法はある。山頂に立って三角点を確認したい場合は、2週間前までに基地の広報係へ申し込めば、隊員が同行して立ち入ることができるそうだ。
「コロナ禍の前は、年間1000人くらいの方が訪れていました。男女の比率は半々ですね」
しかし今は「新型コロナウィルス感染拡大防止のため、当面の間は三角点の見学も申し込み受付も中止しています」とのこと。
〇一方で、お楽しみもある。「基地開庁記念行事」を行うべく調整しており、詳細が決まり次第ホームページに掲載するという。また、例年だと4月か5月にヘリコプターの体験搭乗を実施しているそうだ。今年はコロナ禍の影響で中止されたが、コロナ禍が収束して、基地のイベントや三角点への立ち入りが早く再開されることを願う。
▽航空自衛隊峯岡山分屯基地 https://www.mod.go.jp/asdf/mineokayama/
山頂
展望ポイント

山の解説 - [出典:Wikipedia]

愛宕山(あたごやま)は、千葉県南房総市にある、房総丘陵(嶺岡山地)の一角をなす山である。山頂の高さは標高408.2mで千葉県の最高峰であるが、各都道府県の最高峰の中では最も標高が低い。県内には他に「愛宕山」と称する山が複数存在するため、嶺岡愛宕山(みねおかあたごやま)とも称される。
山頂付近に航空自衛隊の防空レーダー施設(峯岡山分屯基地)が設置されていて、山頂脇にある三角点と愛宕神社はこの施設の構内にある。施設の敷地内へは無許可で立ち入ることができないが、事前に申請することで三角点まで行くことができる。施設への出入り口は嶺岡中央林道(嶺岡スカイライン)などを経由して自家用車で行くことができる。新型コロナウイルス感染症流行を受けて一般の登頂案内は一時停止しているほか、山頂は木が生い茂っていて眺望は開けておらず、写真撮影をする場合はレーダーなどを被写体としないことが条件となる(基地内の広場「睨空台」は東京湾や大山千枚田などを見下ろせる)。

付近の山

この場所を通る登山ルート

この場所を通る登山ルートはまだ登録されていません。

おすすめルート

  • 入門 日帰り 房総・三浦
    1月
    2月
    3月
    4月
    5月
    6月
    7月
    8月
    9月
    10月
    11月
    12月
    千葉県の最高峰にして難攻不落の嶺岡愛宕山。 全国都道府県の最高峰の中では一番標高が低く、何の問題もなく登れそうですが自由に登ることはできません。自衛隊の敷地内にあるため、正式な許可を得て立入が可能になります。ある意味、都道府県最高峰の中では最も難易度が高いとも言えます。

「嶺岡愛宕山」 に関連する記録(最新10件)

房総・三浦
00:090.8km22m1
  2    3 
2024年03月17日(日帰り)
房総・三浦
08:0327.9km1,032m4
  57     51  2 
sasayan12, その他1人
2024年03月10日(日帰り)
房総・三浦
09:1320.6km750m3
  70    10 
taranchomachico18, その他2人
2024年01月07日(日帰り)
房総・三浦
00:471.1km62m1
  4    6 
2024年01月06日(日帰り)
房総・三浦
00:391.0km57m1
  9    10 
2024年01月06日(日帰り)
房総・三浦
04:1410.9km735m2
  34    9 
2024年01月06日(日帰り)
房総・三浦
03:2110.6km680m2
  52    92 
2024年01月01日(日帰り)
房総・三浦
07:0922.2km1,007m4
  35     14 
2023年12月28日(日帰り)
房総・三浦
19:0558.2km2,918m9
  80     4 
2023年12月26日(3日間)
房総・三浦
02:456.0km575m2
  39     141  2 
2023年12月05日(2日間)