丹沢
神縄断層(かんなわだんそう)
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基本情報
場所 | 北緯35度22分34秒, 東経139度00分02秒 |
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山の解説 - [出典:Wikipedia]
神縄・国府津-松田断層帯(かんなわ・こうづまつだ-だんそうたい)は、富士山の東麓から、丹沢山地の南麓、大磯丘陵西縁、国府津を経て相模湾に至る断層帯である。相模トラフを陸地方向に延長した線上に位置し、プレート境界から分岐した断層と考えられている。北西から、塩沢断層、平山断層、日向断層、松田北断層、国府津-松田断層とそれに付属する断層から構成されており、静岡県御殿場市から、駿東郡小山町、神奈川県南足柄市、足柄上郡山北町、松田町、大井町を経て、小田原市から相模湾に至る、長さ50km以上のA級活断層である。
塩沢断層は左横ずれ成分を含む北側隆起の逆断層で地表部分に認められる長さは10km程度。地下の伏在断層を含めた長さは15km以上の可能性が指摘されている。
平山断層(9km)と日向断層(6km)は西側隆起の逆断層成分を含む左横ずれ断層、松田北断層は左横ずれ成分含む北側隆起の逆断層。平山-日向-松田北断層は北伊豆断層帯の北方延長であるという考えもある。
国府津-松田断層は北東側隆起の逆断層と推定されている。1930年大塚彌之助により命名された。
神縄断層は以前は活断層と考えられていたが、2009年から2011年の調査で約35万年前に活動を停止したと判断されたことから、国府津−松田断層は相模トラフの分岐断層とされ、名称についても「国府津−松田断層帯」に変更された。
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