坂戸山 戦国時代を偲ぶ散歩道
- GPS
- --:--
- 距離
- 5.5km
- 登り
- 447m
- 下り
- 439m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
砂防ダムを越えて峰に出るまでは土の道なので、雨上がりは少し滑りやすい |
写真
装備
個人装備 |
ソフトシェル
ズボン
靴下
防寒着
靴
サブザック
飲料
タオル
カメラ
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感想
先週1000m付近まで初冠雪が見られいよいよ冬が近くなった感がある。所要を終え少し暇ができたので、最後の紅葉をと、地元ながらいままで一度の通ったことがなかった、坂戸山の裏坂戸コースを歩いてみた。岩崎側に降りたため約2時間を要したが丁度よい散歩となった。
このルートは坂井地区の若宮八幡宮の駐車場からスタートだ。3か所の砂防ダムまでは林道が整備された広い道でその後山道となる。登山者が少ないためかルートにカヤや雑草が多いところや、滑りやすい土の斜面が多いが、最近通ったと思われる雑草の乱れがあり迷うことはなかった。峰に出るまでは沢コースなので景色はよくない。・・・が紅葉はほぼ真っ盛りといった感じだ。
峰に出て暫く歩くと岩崎ルートと分ける広場に出る。これを超えると直ぐに主水曲輪に出る。標識は見当たらないが3段にわたる平地があり、戦国時代に城の建物があったと思われる。ところどころ見晴らしの良い地形があり、紅葉も最高潮だ。天気が曇りなのが残念だが。
実は下山時に気づいたのだが、主水曲輪の標識はさらに登山道から尾根伝いにもう一段下がったところにあった。これだけ広いと数百人規模の軍勢が居たのだろう。
更にしばらく進むと山頂直下の城坂コースに出会う。山頂は天気がぐずついたせいか登山者は2人だけであった。
一息ついて下山だ。登るときには気づかなかったが、桃ノ木平のすぐ上の峰に登山道があり、ベンチも見えた。登りの時主水曲輪と思っていた3段の広場の下で道が左右に分かれていた。登るときは右から来たので、左に行ってみる。直ぐに十字路になっていた、右は登山道へ、左は城坂コースへ行っているようだ。さらに進むと主水曲輪の標識があった。さらに進むと10mほどの落差のちょっとしたキレットになっていた。戦国時代にはこれで敵の軍勢に対する防御としていた。このような数mのキレットはこの坂戸山一帯には他にも何か所もあり、一挙に攻められない工夫がされている。
すぐ下には例の広場があり、岩崎側に降りてみる。ここは一度だけ以前来たことがあった。道は4駆なら通れそうな広い道で歩きやすい。程なく携帯電話等の電波塔を通過する。あたり一帯は紅葉真っ盛りで天気が曇りなのが残念だ。この林道は下側2/3位がセメント舗装となっているが、やや苔むして雨上がりのため滑りやすく注意して進む。自然の山道が好きな方にはお勧めできない道だ。
林道の入り口には一般車通行止めの柵と広い駐車場がある。ここから登山口の坂井の神社までは坂戸山の裾野を縫っている林道を進み(国土地理院の2万5千分の一地図にあり)、田んぼ道に出ると左手に坂井の集落が見える。
ほんの2時間ではあったが、紅葉を満喫し新たな発見もあり、満足な散歩だった。
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