大杉谷〜大台ケ原(日出ヶ岳)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 14.6km
- 登り
- 1,955m
- 下り
- 653m
コースタイム
- 山行
- 3:23
- 休憩
- 0:12
- 合計
- 3:35
天候 | 2016/11/5(土)晴れ 2016/11/6(日)晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
東京〜名古屋(新幹線) 名古屋〜三瀬谷(JR特急ワイドビュー南紀) 三瀬谷〜道の駅おおだい(徒歩5分) 道の駅おおだい〜登山口(登山バス、1本/日) ●復路 大台ケ原ビジターセンター〜大和上市駅(バス、休日は2本/日) 大和上市〜京都(近鉄) 京都〜新横浜(新幹線) |
コース状況/ 危険箇所等 |
光滝周辺の崩落地は整備されていました。 |
その他周辺情報 | ⚫︎桃の木山の家 17:30〜19:00まで、お風呂に入れます。 お弁当のチマキは予約が必要。 |
写真
感想
「秘境日本三大渓谷」という名に惹かれ、行きたいと思った大杉谷。
交通の便が悪く、一生のうちに何度も行けないと思われたので、大杉谷から大台ケ原へ抜ける計画を立てた。
2016/11/5(土)
朝発の新幹線で東京出発。
登山口までのバスが1本/日しかない為、気合を入れて前泊することも出来ない(笑)。
この日の「秘境」は大型バスが4台も入る盛況ぶり。
行列や渋滞でせっかくの秘境感が無くなることを懸念したのですが、そこまでではなくほっとする。
道は良く整備されていて、一般登山道を歩ける人であれば問題なく通行できる感じ。
思ったより秘境感がないかなと思っていたところに現れた千尋滝!
頭上遥か遥か!高いところから流れ落ちる水量に、滝好きとして嬉しくなります。
その後は、河原に下りて遊んだり、シシ渕の眺めを堪能したり。
道中の吊橋では終始Tambaちゃんとninoudeさんのやり取りを楽しんだり(笑)。
奥深い山域にあるたくさんの滝を堪能して、桃の木山の家に到着。
ninoudeさんが果物を持ってきてくれたので、日が暮れるまで外で晩御飯&おつまみでまったり。
2016/11/6(日)
夜中に星空を見損ねたのですが、夜明け前の空には満天の星。
明るくなりつつある空を眺めながら朝食を食べ、本日は6:30に小屋を出発。
本コース見所のひとつ七ツ釜の滝も良かったのですが、2004年に崩壊したという光滝前の崩落地の様相のほうがワタシ的にはインパクト大。
人の大きさと比較して大きすぎる岩が水路を塞いでいる様は、自然の力の大きさと人間の小ささを感じさせ、感動すら覚えました。
粟谷小屋では美味しいコーヒーを頂き、桃の木小屋で予約したチマキのお弁当タイム。
登山道はここまでで、この先は大台ケ原からのハイキングコース。
ガスがたち込めたため、日出ヶ岳山頂では残念ながら眺望は得られず。
時間があったら東大台の散策や大蛇瑤泙嚢圓たかったのですが、真っ白で景色が見られなそうなのと寒かったのでそのままビジターセンターへ。
数時間前には「秘境」にいたはずなのに、駐車場は車でいっぱい。一気に下界感。
気温は5度。寒いはず。
駐車場のお食事処で暖を取り、まったり。
帰りの近鉄でお話した御夫婦の話から、大蛇瑤帽圓なかったことを少しだけ残念に思いましたが、もう少し人生を楽しんだ後に改めてのんびり眺めに来れたらいいなと。
大台ケ原からのバス〜近鉄〜新幹線の長時間移動を経て、21時に新横浜着。
土曜朝発の一泊二日。
長時間(&高額移動費)の山旅に御一緒してくれたTambaちゃん、ninoudeさん ありがとう!
マイナー&M気味山行が好きな2人の会話は、知らない山域や「へ?!」と思う内容もあり、新鮮。
2人との会話を楽しんだ山旅でした。
最後に大事なことを。
きっと山岳会に入る前にこのコースに行っていたら、滝好きとしての感動は凄く凄く大きなものだったと思います。
一般登山道を楽しむ方には十分な秘境感と吊橋からの高度感が楽しめるコースです。
ただ、沢登りを含むバリエーションというアクティビティーを知ってしまった自分は、素直に「あの滝登れるかな」「あの沢の中を歩いたら気持ちいいだろうな」と思ってしまったのです(笑)。
それくらい、水も景色も綺麗な秘境でした。
今年の無雪期最後の遠征になると思います。
西の秘境大杉谷〜大台ヶ原を歩きにいきました。
始発電車でまずは新幹線に乗車し一路名古屋。
南紀1号に乗り換え三瀬谷。
道の駅おおだいまでてくてく歩き、腹ごしらえをしてから予約をしているバスに乗り換え約1時間半で登山口。
自宅からの移動時間約…7時間半。
逆に考えて、秘境に7時間で来られるのか…と言う気持ちにもなります(笑)。
道の駅でバスの受付を済ませ、絶対食べねばと意気込んでいた(何時から販売するのかまで聞いた。笑)おおだいバーガーの屋台へ。
鹿肉パテとチーズ、野菜がたっぷりと挟まれてボリューム満点。味付けは刻みわさびのソース。美味しい…(*´∀`)。それだけでは足りずメンチカツも食べ、バスに乗ってからは物産コーナーで買ったすっごく柔らかくてよーくのびる(笑)お餅を食べ…。。既に食もフル満喫!で秘境へ向けて出発ー。
沢沿いは鎖等でかなりしっかりと整備されています。
足元滑らないように気を付けつつ、沢音と美しい色合いに癒されつつ、滝の壮大さに驚きつつ…
岩がボロッとはがれるとか、断層できれいに割れているのを眺めつつ…
目に飛び込んでくる色んなものに歓声を上げながら歩いていました。
今回移動が長いので初めてメガネで歩きましたが、これが失敗…(._.)…
距離感が終始おかしく、ありえない所で転んでしまい自分自身驚きました。
街では違和感なく歩けるのに…なぜ。。お二人心配させてすみませんでした。
ホボ水平移動で4時間位歩いて桃の木山の家に到着。
食べた分を全然消費しないまま着いてしまった。。久し振りの山小屋泊。
自炊にしていたので、外でyachimayuさんお手製鶏鍋に舌鼓をうち、ninoude333さんの果物・おつまみで完全にまったり。。お酒が回ってふにゃらふにゃらになってましたが、なんとなく復活(笑)
見上げると星がキレイに見えていました。20時頃に就寝。
翌朝どの程度気温が下がるか気になっていましたが(外で朝ごはんだから)思ったよりも暖かい。
上空見上げると雲の流れが早い。晴れ間は見えない感じ。どんな天気になるのだろうか…。
ツアーの方々が6時頃出発するのを見送りながら朝食のラーメンを平らげ、出発準備をしてこちらも出発。
2日目も前半は滝巡り。
スケールの大きな滝、周囲の巨石。。コンタクトだけど、目に飛び込んでくるものの大きさに
距離感と言うか遠近感と言うか…この日もなんだかおかしかったです。苦笑
10年前の台風で崩壊した光滝周辺のルートはかなり歩きやすい階段状になっていて、整備された方々のご苦労に頭が下がる思い。。
途中の休憩では道の駅で買い込んだ行動食と言う名のお菓子をもぐもぐ。。地産地消。。
粟谷小屋に着いて大杉谷は終了。この先は大台ヶ原(日出ヶ岳)を目指して歩きます。
小屋で珈琲を淹れて貰い、ベンチでお弁当のちまきを1つ。お肉がゴロっと入っていて私好み♪
(残りは帰りの新幹線で食べました。笑)
この日はあまり晴れ間が無く、止まっていると肌寒い。
沢の音が聞こえなくなったなと思っていたら代わりに風の音が激しく聞こえていました。
予想最低気温6度位だったので、それなりと思っていましたが、下山してVCの温度計を見たら5度。
これに冷たい風が終始吹いていたので、体感気温的には結構寒かったと思います。
山頂に向かってはひたすら登り。
急登とありましたが、今のところ歩いてきた所がアレだったので(笑)良い感じの傾斜に思えました。
前日の水平移動よりは運動量が上がって少しは消化しただろうか…。。汗だくになりながらガスって真っ白の展望台へ。
富士山が見えることもあるのね!この日は残念。なーんにも見えなかったのと冷え込んでいたので
大蛇瑤眦庫召藁匹ないだろうねと言う事で下山することにして緩やかに降り
西の秘境歩き終了〜。今回も自然に癒されるとても良い山行となりました。
yachimayuさん計画&手配諸々どうもありがとうございました。西側も色んな所へ行きたいですね!
ninoude333さん 吊り橋では前後で常に緊張感ナイ存在ですみません(吊り橋とか嬉しくなってしまって…)懲りずにまた宜しくお願いします
仕事さえなければ参加したかった山行です。
山域もメンバーも魅力的。
山行報告楽しみにしてました。
ヤマレコ読んで改めて「いいなー楽しそー」と思いました、笑
newworldva3さん
お仕事で残念でしたね…(._.)この1年忙しそうだったものね。少し時間が出来たらまたどこか計画して歩きに行きましょう!(*^^*)
今年はお仕事大変でしたね。
まだまだ行きたい山、山だけでなく山旅も沢山ありますので、
機会があれば、是非一緒に行きましょ〜(^_^)!
あー残りがここだったか!以前、清津峡(ここも3大の1つ、といっても車でさくっとよれる)にいったとき、あと、黒部峡谷と、どこ?と思って調べた記憶が...
とても楽しそうな旅だね〜。おそらく、最大の核心はプランニングでは?三重とか和歌山とかって行きにくいよねー。いつか参考にさせていただきます!
一時期、ハードコアなアルパイン風がビュービュー吹き荒れていた気がしたけど、最近の会内にまったり山たび部がある?ちょっといいなー。
miyukickさん
移動は確かに…。緊張して前夜あまり眠れませんでした(遅れたら絶対にリカバリーできませんから…w)
山たび部にぜひご参加ください!
そうそう!プランニングがまた楽しいのよね。
山旅なところがまた良い感じ(^_^)。
ワタシ自身は、縦走もハイクも山旅も好きなことに変わりはないんだけど、
ちょっと岩場へ行くと「アルパインだ」「岩屋だ」と疎遠にされちゃうのがカナシイ。
まったりも好きなんだよー
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