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Yamareco

記録ID: 1002844
全員に公開
ハイキング
剱・立山

ソロで行く水平歩道と下ノ廊下 十字峡でのルートミス

2016年11月06日(日) ~ 2016年11月07日(月)
 - 拍手
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
29:57
距離
35.6km
登り
7,339m
下り
6,466m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:47
休憩
0:21
合計
5:08
距離 12.5km 登り 2,412m 下り 2,161m
9:34
57
10:31
10:32
31
11:03
11:14
86
12:40
12:41
29
13:10
13:15
4
13:19
13:22
80
2日目
山行
7:39
休憩
1:11
合計
8:50
距離 23.1km 登り 4,936m 下り 4,301m
6:57
24
7:26
5
7:31
7:46
13
7:59
8:07
36
8:43
8:49
40
9:29
9:51
77
11:08
11:09
29
11:38
11:53
36
12:29
84
13:53
93
15:26
黒部ダム
いつもは iPhone アプリでログを取るのですが,ブレブレでしたので,今回はトラバースアルファのログを使用しました。ロシアのGLONASSも補足するので,峡谷なのではこっちのほうが,いいのかも。
天候 初日は,小雨。二日目は快晴
過去天気図(気象庁) 2016年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
1. 行きは池袋駅東口から出発する西武の深夜バス(23:00発)に乗って黒部のインターチェンジわきのバス停に04:43に到着します。真っ暗なので,グーグルマップ必携です。そこから徒歩で20分ぐらいかけて新黒部駅にたどり着きます。あとは富山地鉄,トロッコを乗り継いで,登山口である欅平駅に向かいます。
2. 帰りは黒部ダムからトロリーバスに乗って扇沢までいきました。それからバスを使って長野駅まで移動しました。
コース状況/
危険箇所等
1. 水平歩道はとてもよく整備されておりました。その一方で,下ノ廊下の白竜峡の一部は頻発する地震のため補修工事の完了が未定でした。上級者向けの登山道だと思います。
2. あと,十字峡展望台(あとになってわかった)では,下に降りられるようにザイルが張ってありますが,とても滑りやすいです。ザイルを掴んでなかったら,こうして記録していなかったことでしょう。
その他周辺情報 月曜なのでトロリーバスが空いていると思ったら観光客で一杯でした。
いよいよ出発です。
2016年11月06日 09:18撮影 by  iPhone 6, Apple
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11/6 9:18
いよいよ出発です。
45分ぐらい歩くと道標が見えてきます。
2016年11月06日 10:05撮影 by  iPhone 6, Apple
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11/6 10:05
45分ぐらい歩くと道標が見えてきます。
ほどなくして,水平歩道の始まりです。
2016年11月06日 10:29撮影 by  iPhone 6, Apple
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11/6 10:29
ほどなくして,水平歩道の始まりです。
いよいよ水平歩道らしくなってきました。
2016年11月06日 11:06撮影 by  iPhone 6, Apple
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11/6 11:06
いよいよ水平歩道らしくなってきました。
泡雪崩が起きやすい志合谷。1938年に発生した泡雪崩では,ダム建設にともなう作業員の宿舎が対岸にある奥鐘山の大岩壁まで吹き飛ばされて,84人の死者を出しているところです。対岸まで約600m,,,泡雪崩の衝撃はとてつもないです。
2016年11月06日 11:58撮影 by  iPhone 6, Apple
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11/6 11:58
泡雪崩が起きやすい志合谷。1938年に発生した泡雪崩では,ダム建設にともなう作業員の宿舎が対岸にある奥鐘山の大岩壁まで吹き飛ばされて,84人の死者を出しているところです。対岸まで約600m,,,泡雪崩の衝撃はとてつもないです。
なので,志合谷をバイパスするトンネルがあります。
2016年11月06日 11:58撮影 by  iPhone 6, Apple
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11/6 11:58
なので,志合谷をバイパスするトンネルがあります。
トンネル入口。
2016年11月06日 11:58撮影 by  iPhone 6, Apple
11/6 11:58
トンネル入口。
前回の下見では,ここまで来ました。
2016年11月06日 12:05撮影 by  iPhone 6, Apple
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11/6 12:05
前回の下見では,ここまで来ました。
言うまでもないですが,危ない歩道です。。。
2016年11月06日 12:18撮影 by  iPhone 6, Apple
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11/6 12:18
言うまでもないですが,危ない歩道です。。。
泡雪崩であの対岸の岸壁まで宿舎ごと吹き飛ばされたというのは,信じがたいです。
2016年11月06日 12:20撮影 by  iPhone 6, Apple
11/6 12:20
泡雪崩であの対岸の岸壁まで宿舎ごと吹き飛ばされたというのは,信じがたいです。
このへんあたりから,お尻の穴がもぞもぞするぐらいに絶壁になります。大太鼓展望台の撮影ポイントなのですが,ビビってブレています。。。
2016年11月06日 12:22撮影 by  iPhone 6, Apple
1
11/6 12:22
このへんあたりから,お尻の穴がもぞもぞするぐらいに絶壁になります。大太鼓展望台の撮影ポイントなのですが,ビビってブレています。。。
日本で一番危険な撮影ポイントだと思います。
2016年11月06日 12:22撮影 by  iPhone 6, Apple
11/6 12:22
日本で一番危険な撮影ポイントだと思います。
暫く歩くと折尾ノ大滝です。
2016年11月06日 13:20撮影 by  iPhone 6, Apple
11/6 13:20
暫く歩くと折尾ノ大滝です。
2016年11月06日 13:22撮影 by  iPhone 6, Apple
11/6 13:22
あとで,阿曽原温泉小屋で一緒になったMさんが前を歩いています。
2016年11月06日 13:34撮影 by  iPhone 6, Apple
11/6 13:34
あとで,阿曽原温泉小屋で一緒になったMさんが前を歩いています。
木の根元にあったキノコ。美味しそうですが,食べられるのかは不明。。。
2016年11月06日 13:53撮影 by  iPhone 6, Apple
11/6 13:53
木の根元にあったキノコ。美味しそうですが,食べられるのかは不明。。。
水平歩道は全部,危ないというのではなく,こういったなごみポイントも用意されています。
2016年11月06日 14:13撮影 by  iPhone, Apple + Pro HDR
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11/6 14:13
水平歩道は全部,危ないというのではなく,こういったなごみポイントも用意されています。
遠くに阿曽原温泉小屋が見えてきました。
2016年11月06日 14:38撮影 by  iPhone 6, Apple
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11/6 14:38
遠くに阿曽原温泉小屋が見えてきました。
阿曽原温泉小屋 Web アルバムでは,風呂は利用できないとなっていましたが,ギリで大丈夫でした。管理人さんに感謝! 後ろにみえるのは高熱隧道の坑口です。
2016年11月06日 16:20撮影 by  HUAWEI VNS-L22, HUAWEI
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11/6 16:20
阿曽原温泉小屋 Web アルバムでは,風呂は利用できないとなっていましたが,ギリで大丈夫でした。管理人さんに感謝! 後ろにみえるのは高熱隧道の坑口です。
坑口のアップです。ここ阿曽原にはトンネル工事のために6階建の作業員宿舎があったのですが,泡雪崩により多くの死亡者を出しました。阿曽原温泉小屋は宿舎跡地に立てられたそうです。
2016年11月06日 16:20撮影 by  HUAWEI VNS-L22, HUAWEI
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11/6 16:20
坑口のアップです。ここ阿曽原にはトンネル工事のために6階建の作業員宿舎があったのですが,泡雪崩により多くの死亡者を出しました。阿曽原温泉小屋は宿舎跡地に立てられたそうです。
MさんのNEMOと僕のグラナイトギア。
2016年11月07日 06:20撮影 by  iPhone 6, Apple
11/7 6:20
MさんのNEMOと僕のグラナイトギア。
テント場にある秘密の入り口。いまでも,この下をトロッコ電車が走っていると思うと不思議です。
2016年11月07日 06:26撮影 by  iPhone 6, Apple
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11/7 6:26
テント場にある秘密の入り口。いまでも,この下をトロッコ電車が走っていると思うと不思議です。
お世話になった阿曽原温泉小屋。なかを拝見すると,解体作業が進んでいて,管理人さんが大忙しで冬支度をしていました。雪崩の多いところだから常設できないので,毎年ごとの作業は大変だと思います。
2016年11月07日 06:29撮影 by  iPhone 6, Apple
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11/7 6:29
お世話になった阿曽原温泉小屋。なかを拝見すると,解体作業が進んでいて,管理人さんが大忙しで冬支度をしていました。雪崩の多いところだから常設できないので,毎年ごとの作業は大変だと思います。
阿曽原温泉小屋をすぎると下ノ廊下とよばれるエリアになります。権現峠のトンネルです。
2016年11月07日 06:57撮影 by  iPhone 6, Apple
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11/7 6:57
阿曽原温泉小屋をすぎると下ノ廊下とよばれるエリアになります。権現峠のトンネルです。
2016年11月07日 06:57撮影 by  iPhone 6, Apple
11/7 6:57
しばらく歩いていくと,突然,大きな建物が見えてきました。こんな山奥なのに人影がチラチラ見えます。関西電力の人見寮だそうです。
2016年11月07日 07:18撮影 by  iPhone 6, Apple
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11/7 7:18
しばらく歩いていくと,突然,大きな建物が見えてきました。こんな山奥なのに人影がチラチラ見えます。関西電力の人見寮だそうです。
関西電力仙人谷ダムが見えます。
2016年11月07日 07:22撮影 by  iPhone 6, Apple
11/7 7:22
関西電力仙人谷ダムが見えます。
この鉄の扉を通ってダムへと向かいます。
2016年11月07日 07:22撮影 by  iPhone 6, Apple
11/7 7:22
この鉄の扉を通ってダムへと向かいます。
廊下にはダム職員らしい方々が,すごいスピードで歩いています。
2016年11月07日 07:24撮影 by  iPhone 6, Apple
11/7 7:24
廊下にはダム職員らしい方々が,すごいスピードで歩いています。
仙人谷駅の踏切?
2016年11月07日 07:25撮影 by  iPhone 6, Apple
11/7 7:25
仙人谷駅の踏切?
ここが駅舎でしょうか。
2016年11月07日 07:26撮影 by  iPhone 6, Apple
11/7 7:26
ここが駅舎でしょうか。
納得ですね。
2016年11月07日 07:26撮影 by  iPhone 6, Apple
11/7 7:26
納得ですね。
長ーい通路とかあって,ショッカーの秘密基地のようでした。地熱で蒸します。。。
2016年11月07日 07:28撮影 by  iPhone 6, Apple
11/7 7:28
長ーい通路とかあって,ショッカーの秘密基地のようでした。地熱で蒸します。。。
この左手のドアを開けると,黒部ダムへと続く登山道になります。
2016年11月07日 07:29撮影 by  iPhone 6, Apple
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11/7 7:29
この左手のドアを開けると,黒部ダムへと続く登山道になります。
なかには職員さんがいるようです。ご苦労様です。
2016年11月07日 07:29撮影 by  iPhone 6, Apple
11/7 7:29
なかには職員さんがいるようです。ご苦労様です。
こういったところを通過するのもこのルートの醍醐味です。
2016年11月07日 07:30撮影 by  iPhone 6, Apple
11/7 7:30
こういったところを通過するのもこのルートの醍醐味です。
ダム施設に道標があるのも珍しいです。
2016年11月07日 07:30撮影 by  iPhone 6, Apple
11/7 7:30
ダム施設に道標があるのも珍しいです。
建物の上にある雲切新道の分岐です。
2016年11月07日 07:32撮影 by  iPhone 6, Apple
11/7 7:32
建物の上にある雲切新道の分岐です。
雲切新道には建物の屋根を伝って行きます。
2016年11月07日 07:33撮影 by  iPhone 6, Apple
11/7 7:33
雲切新道には建物の屋根を伝って行きます。
覚悟して登ります。歩きます。
2016年11月07日 07:47撮影 by  iPhone 6, Apple
11/7 7:47
覚悟して登ります。歩きます。
歴史的建造群のなかを通っていきます。
2016年11月07日 07:57撮影 by  iPhone 6, Apple
11/7 7:57
歴史的建造群のなかを通っていきます。
S字峡にかかる吊橋。白く見えるのは霜が降りているからです。滑って転ばないようにビビりながら,歩きました。
2016年11月07日 08:03撮影 by  iPhone 6, Apple
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11/7 8:03
S字峡にかかる吊橋。白く見えるのは霜が降りているからです。滑って転ばないようにビビりながら,歩きました。
送電線が山の中に消えています。
2016年11月07日 08:20撮影 by  iPhone 6, Apple
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11/7 8:20
送電線が山の中に消えています。
S字峡から,水平歩道とは違ったスリルがあります。
2016年11月07日 08:34撮影 by  iPhone 6, Apple
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11/7 8:34
S字峡から,水平歩道とは違ったスリルがあります。
11月なので,できれば浴びたくはなかったシャワー。
2016年11月07日 08:35撮影 by  iPhone 6, Apple
11/7 8:35
11月なので,できれば浴びたくはなかったシャワー。
2016年11月07日 08:43撮影 by  iPhone 6, Apple
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峡谷なので,光のコントラストが綺麗でした。
2016年11月07日 09:23撮影 by  iPhone 6, Apple
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11/7 9:23
峡谷なので,光のコントラストが綺麗でした。
2016年11月07日 09:31撮影 by  iPhone 6, Apple
11/7 9:31
いよいよ十字峡です。阿曽原から向かうと渡りきった先に階段があります。登りきると,テントがはれそうが平らな場所が左手に見えます。その先に赤字で矢印があります。そこを進むと峡谷に降りられます。右側の矢印を進むと下ノ廊下の登山道です。
2016年11月07日 09:31撮影 by  iPhone 6, Apple
11/7 9:31
いよいよ十字峡です。阿曽原から向かうと渡りきった先に階段があります。登りきると,テントがはれそうが平らな場所が左手に見えます。その先に赤字で矢印があります。そこを進むと峡谷に降りられます。右側の矢印を進むと下ノ廊下の登山道です。
これが十字に交わるポイントです。こっちを下って登山道かなと思い,ザイルを掴んだ瞬間,ツルッと滑ってしまいました。スベスベした茶色い岩の上に水苔みたいなものが張り付いていてハンパなく滑ります。ザイルを離していたら落ちることろでした。ザイルがあっても安心できません。。。
2016年11月07日 09:36撮影 by  iPhone 6, Apple
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11/7 9:36
これが十字に交わるポイントです。こっちを下って登山道かなと思い,ザイルを掴んだ瞬間,ツルッと滑ってしまいました。スベスベした茶色い岩の上に水苔みたいなものが張り付いていてハンパなく滑ります。ザイルを離していたら落ちることろでした。ザイルがあっても安心できません。。。
このような平らなところに,赤字の矢印で十字峡に降りられる箇所があります。阿曽原温泉から進むと右手に見える矢印が本来の登山道です。少なくとも2013年までは,この矢印の上に「十字峡展望台へ」という標識がありました。今では消失しております。
2016年11月07日 09:52撮影 by  iPhone 6, Apple
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11/7 9:52
このような平らなところに,赤字の矢印で十字峡に降りられる箇所があります。阿曽原温泉から進むと右手に見える矢印が本来の登山道です。少なくとも2013年までは,この矢印の上に「十字峡展望台へ」という標識がありました。今では消失しております。
峡谷に光がさしてきて,暖かくなってきました。
2016年11月07日 09:57撮影 by  iPhone 6, Apple
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11/7 9:57
峡谷に光がさしてきて,暖かくなってきました。
十字峡でヒヤッとしたので,しばし,休憩。
2016年11月07日 10:03撮影 by  iPhone 6, Apple
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11/7 10:03
十字峡でヒヤッとしたので,しばし,休憩。
ところどころ,水をかぶるところがあります。
2016年11月07日 10:22撮影 by  iPhone 6, Apple
11/7 10:22
ところどころ,水をかぶるところがあります。
上を見上げると青空がみえます。
2016年11月07日 10:31撮影 by  iPhone 6, Apple
11/7 10:31
上を見上げると青空がみえます。
阿曽原温泉小屋の管理人さんにも,白竜峡は一部補修工事中なので,気をつけるように言われていたポイントに到着。
2016年11月07日 11:10撮影 by  iPhone 6, Apple
11/7 11:10
阿曽原温泉小屋の管理人さんにも,白竜峡は一部補修工事中なので,気をつけるように言われていたポイントに到着。
だんだん,岩肌が恐ろしく見えてきます。
2016年11月07日 11:10撮影 by  iPhone 6, Apple
11/7 11:10
だんだん,岩肌が恐ろしく見えてきます。
木製の階段を降下したり,登ったりします。
2016年11月07日 11:13撮影 by  iPhone 6, Apple
1
11/7 11:13
木製の階段を降下したり,登ったりします。
白竜峡での一番のポイントは,この箇所です。渡りきったところから撮ったのですが,ザイルに体重を預けてパスしなければならないところがあります。水の音がハンパなく凄いので,怖かったです。
2016年11月07日 11:18撮影 by  iPhone 6, Apple
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11/7 11:18
白竜峡での一番のポイントは,この箇所です。渡りきったところから撮ったのですが,ザイルに体重を預けてパスしなければならないところがあります。水の音がハンパなく凄いので,怖かったです。
白竜峡をすぎるとしばし穏やかな風景が続きます。
2016年11月07日 11:28撮影 by  iPhone 6, Apple
11/7 11:28
白竜峡をすぎるとしばし穏やかな風景が続きます。
まあしかし,落ちたらやばい箇所がいくつも続きます。
2016年11月07日 11:44撮影 by  iPhone 6, Apple
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11/7 11:44
まあしかし,落ちたらやばい箇所がいくつも続きます。
2016年11月07日 11:46撮影 by  iPhone 6, Apple
11/7 11:46
別山沢出合いをパノラマで取ってみました。トロリーバスの時間を気にしなかったなら,ゆっくりしたかったです。
2016年11月07日 11:49撮影 by  iPhone 6, Apple
11/7 11:49
別山沢出合いをパノラマで取ってみました。トロリーバスの時間を気にしなかったなら,ゆっくりしたかったです。
落ち葉など。
2016年11月07日 12:37撮影 by  iPhone 6, Apple
11/7 12:37
落ち葉など。
そらは青く,
2016年11月07日 12:45撮影 by  iPhone 6, Apple
11/7 12:45
そらは青く,
まさに絶景です。
2016年11月07日 13:38撮影 by  iPhone 6, Apple
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11/7 13:38
まさに絶景です。
まあでも,2時頃には日陰になるので,体温コントロールは重要です。
2016年11月07日 13:43撮影 by  iPhone 6, Apple
11/7 13:43
まあでも,2時頃には日陰になるので,体温コントロールは重要です。
遠くの山並は雪景色でした。
2016年11月07日 14:19撮影 by  iPhone 6, Apple
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11/7 14:19
遠くの山並は雪景色でした。
ついにダムが見えてきました。
2016年11月07日 14:44撮影 by  iPhone 6, Apple
11/7 14:44
ついにダムが見えてきました。
この橋を渡れば,下ノ廊下も終わりです。
2016年11月07日 14:46撮影 by  iPhone 6, Apple
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11/7 14:46
この橋を渡れば,下ノ廊下も終わりです。
ダム付近から見えた立山連峰。
2016年11月07日 15:25撮影 by  iPhone 6, Apple
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11/7 15:25
ダム付近から見えた立山連峰。
最後の不思議系ドアを通ります。
2016年11月07日 15:25撮影 by  iPhone 6, Apple
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11/7 15:25
最後の不思議系ドアを通ります。
ここをそそくさと歩いて,観光客でギュウギュウのトロリーバスに乗りこんで,現実の世界に戻りました☆
2016年11月07日 15:28撮影 by  iPhone 6, Apple
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11/7 15:28
ここをそそくさと歩いて,観光客でギュウギュウのトロリーバスに乗りこんで,現実の世界に戻りました☆

装備

個人装備
ストック iPhone コンパス バッテリーパック 地図(1/25000) スントトラバースアルファ ナイフ プラティパス 2.0 L キャンドル ヘッドライト (予備電池) 救急用具 筆記用具 タオル トイレットペーパー ウエットティッシュ 行動食 補修テープ ガイロープ コンタクトレンズ 歯磨きセット 財布 ラジオ アルコールストーブ ライター コッヘル スプーン 食料 アルコール燃料 NEMOテント シュラフ インナーシュラフ(コクーン) KLYMIT イナーティア Xライト LED ソーラーランタン ホッカイロ多め
備考 ショッツが少なくて,ガス欠。甘いものももっていく。

感想

「阿曽原温泉小屋の営業は終了しているけれども,テントサイトは11月8日まで,水場・トイレの利用を出来るようにはしておきます」

こんな情報を阿曽原温泉小屋の管理人さんのホームページで発見しました。頻発する地震のために一度は諦めかけたのですが,下ノ廊下を歩いてみたいと気持ちが沸々を湧き上がり,静かに「俺は行くぞ」と決意しました。

しかしもう季節外れで,トロリーバスの始発時間が8時過ぎと,現実的ではありませんでした。そこで黒部新駅に至る深夜バスを発見し,なんとか始発のトロッコで欅平にたどり着くことができました。トロッコ電車は今でも資材運搬に,仙人ダムと黒部ダムを結んでおります。このトンネル工事の際に最も過酷であったのが,阿曽原地区でした。今では阿曽原温泉小屋として知られているところです。このような男のロマンをひたすら感じたい!というのも,今回の目的です。また,十字峡での痛恨のルートミスもここに記したいと思いました。

さてさて話を戻すと,欅平から水平歩道を通って,阿曽原温泉小屋に向かいました。水平歩道はよく整備されておりますが,それでも落ちたら助かりません。なかでも大太鼓展望台は絶景なのですが,なにせ道幅が狭いので,ゆっくりと写真を取ることはできませんでした。

初日は,小屋の営業が終わったけれどテン泊は大丈夫な阿曽原温泉小屋にたどり着きました。テン泊するために小屋の管理人さんを伺うと,まさに小屋の解体中でした。忙しいときにきて,すまない感じがしましたが,快く受け入れて下さいました。また,営業期間外なので,露天風呂(冬期は風呂の栓を抜いているそうです)もあてにしていなかったのですが,運良くまだ開いておりました。テント場には山梨から来たMさんとの二人きりでした。なので,二人で露天風呂を使うという贅沢な体験をしました。風呂わきには高熱隧道の坑口が見えます。銀色のシートのなかは物凄い熱気でした。いまでは温泉として親しまれておりますが,トンネル工事の際にはこの高熱のためにダイナマイトが自然発火したりで,多く工事関係者が亡くなっております。

午後6時頃,レトルト食品で夕飯を済ませると,いつの間にか爆睡しておりました。夜10時に目が覚めると満点の星空でした。こういった機会は滅多にないと思いヘッドライトを付けて,二度目の露天風呂に向かいました。風呂べりにロウソクをおいて,満点の星を眺めながら,来てよかったと思いました。

2日目は快晴でした。Mさんは欅平に戻るので,ここからは僕一人です。この広い峡谷を僕だけが歩いているのが,不思議な感じでした。登山客と遭遇したのは,黒部ダム付近でした。まる一日歩いて,たった一人です。

暫く歩くと,土木学会の「日本の近代土木遺産 」にも認定されている仙人谷ダムにたどり着きます。多くの犠牲者をだして完成されたダムをみて,しんみりしつつも先を急ぐことになります(トロリーバスの時間)。

ダムからS字峡の吊橋までは,ゆったりとした道を歩いていきます。しかし,吊橋にはうっすらと霜が降りていて,かなり慎重に渡りました。

途中,あまり望まないシャワーを浴びたりしてブルッとしながらも,S字峡から十字峡に至ります。十字峡の吊橋の下には青い水が轟々と音を立てて,本流に流れ込んでおります。橋を降りるとすぐに階段をのぼります。登りきったところで,左手にテントが張れそうなぐらいの平らな所がありました。それを眺めていると,赤い矢印が左手に見えました。本来は右手にある赤い矢印が登山道なのですが,完全に見落としておりました。なので,左手の赤い矢印を進んで,しかも赤いリボンも付けられているので,峡谷側へどんどん向かいました。

するとザイルがみえたので,これを掴んで降りるのかと,迷わず進んでいきました。茶色い岩の部分でとてつもなく滑り,腰を思い切り強打しました。手を離したら峡谷へ落ちるところでした。ここで落ち着いて地図を確認しましたが,それでも分岐はなく,「皆,こんな危険なところをパスして渡るのか?」と思いました。

これなら阿曽原に戻るしかないとも,思いかけました。すべらない平らな岩棚を慎重に進んで下を見てみると,登山道はありませんでした。右手を見てみると峡谷ではなく高いところにトレールを発見しました。

粘着質に画像検索してみると,赤い矢印のわきに弓なりになった枝がありますが,2013年の他の方のブログでは,ここに「十字峡展望台へ」という標識が確認されました。赤いザイルで強固に縛られていたので,経年劣化で取れてしまうのは考えにくいです。たとえ取れたとしても下に落ちているのが,自然な考え方です。

ともかくも,僕は十字峡展望台に至るルートを進んだことになります。何度もここを訪れる方はこんなルートミスをしないと思いますが,展望台のザイル箇所は激しく滑りやすいので,注意が必要です。しかも,僕は12キロの荷物をもって滑ったので,危なかったです。

気を取り直して,下ノ廊下の本線に戻ります。阿曽原温泉小屋の管理人さんに言われていたように,白竜峡には補修工事が終わっていないところがいくつかあって,ザイルに体重を預けてパスしなければならないところがありました。ここは油断できませんでした。

黒部別山沢を越えると危ないものの,登山道はしっかりしておりました。まあしかし,腰を強打したために,黒部ダムへ至る急登が予想以上にきつかったです。

ただりついたときにはトロリーバス出発5分前でした。そそくさと切符を買って,歩き通した余韻を感じる時間もなく,また,相手もなく(笑),バスに乗り込みました。

現時点では,満足感よりも,十字峡展望台でのルートミスの精神的ダメージが大きいです。常識的に考えれば,一歩,間違えれば峡谷に落ちるようなところに登山道を作らないはずです。ともあれ,無事に帰ることができたことに感謝しなければなりません。また,今後のご参考になれば幸いであります。

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コメント

同じく
evclimMoutnさん
絶景を独り占め、贅沢な山旅で羨ましい!!ところで先日私も十字峡で同じミスしました。展望台のザイル箇所でお尻を付きながらズルズル下りその先で道がなくなったところでルートミスにようやく気づきました。GPS確認すると十数m外れている!ルートミスに加え結構危険な目にあったことで私も精神的ダメージを多少なりとも受けました。。。「十字峡展望台へ」の標識、是非復活していただきたいですよね。
2016/11/9 6:50
Re: 同じく
コメントありがとうございます!
watawakoさんのヤマレコを拝見しましたが行程がハンパないですね(笑)無尽蔵な体力が羨ましいです。。。
watawakoさんも阿曽原から黒部方面に向かわれたのですね。逆ルートなら歩いていった先に十字峡の吊橋があるので方向的にも間違われることはないと思うのですが,阿曽原からだと階段登って,何気に赤い矢印を見たら,ここに分岐はないはずだからと進んでしまいますよね。赤いリボンも複数あったので,まよわずザイルを掴んでしまいました。。。増水していたらと思うとゾッとしました。
「十字峡展望台へ」の標識は,ほんとうに必要だと思います。あとは自前で持っていくかですよね。。。ともあれ「山と高原地図」には記載してもらうように働きかけてみますね。
それでは今後ともよろしくお願いします☆
2016/11/9 14:55
いつか私も目指してみたい
evclimMoutnさん、こんにちは!
遅いコメントすみません
またまた素敵なところに行ってらしたんですね。
写真や記録を読ませていただきながら一緒に歩いた気持ちになりました。
腰のほうはいかがですか?
その時もかなり痛かったのではと思いますが、無事に家に帰るとまた痛みがよみがえってきたりしますよね。快復されていますように。
時間が経てば経験だったと思えることも、その時の精神的ダメージ、私も今年の木曽駒ケ岳で経験したのでわかります。それでも冷静に対処され、今後の方のためにレコを残されてさすがですね。
私には難しいルートですが、いつか行ってみたいと思いました。
2016/11/14 17:35
Re: いつか私も目指してみたい
peachyさん:
コメントありがとうございます☆
腰のほうは,ほとんど大丈夫です。扇沢バス停についたときに何かに掴まっていないと歩けないぐらいでしたが,人間の身体は凄いですね☆ お心遣いに感謝します

僕のようなルートミスを他の方が繰り返さないように,「山と高原地図」を作成されている昭文社さんに連絡を取り,十字峡展望台(ザイルで降りる箇所)についての記載のお願いをしました。昭文社さんの対応はとても素晴らしく,現地調査を行って地図記載の再検討を行うとのご連絡を頂きました。多くの登山者が手に取る地図に記載されれば,山の安全に繋がりますよね。

それと,黒部ダムから欅平駅までは距離が長くエスケープルートもないので,難易度が上がります。欅平駅から阿曽原温泉小屋までいって,小屋泊まりの露天風呂を楽しまれる往復コースはオススメです。欅平には祖母谷温泉もあり,ここもいつか行ってみたいです。ほんと,行きたいところはキリがないですよね

また,山でお目にかかれますのを楽しみにしております
2016/11/15 9:18
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無雪期ピークハント/縦走 剱・立山 [2日]
下ノ廊下(黒部ダム〜阿曽原温泉〜欅平)
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

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