青梅から奥秩父へ/地図にない林道に腐心:棒ノ嶺/秩父御岳山(いずれも関東百名山)
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- GPS
- 06:09
- 距離
- 15.9km
- 登り
- 1,556m
- 下り
- 1,550m
コースタイム
名栗湖白谷駐車場発9:04-岩茸石10:09-棒ノ嶺頂上10:38-岩茸石11:02-
名栗湖白谷駐車場着11:44
2.秩父御岳山 (標準=4時間50分(★の区間)、所要=3時間20分、69%)
道の駅大滝温泉駐車場発13:36-★落合交差点13:41-杉の峠14:30-
秩父御岳山頂上15:29--杉の峠16:15--★落合交差点16:54-
道の駅大滝温泉駐車場着16:56
3.合計 (標準=8時間20分(集計可能部分のみ)、所要=6時間00分、72%)
天候 | 曇りのち時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自宅発6:50頃-箱崎IC-首都高/中央自動車道-八王子IC- 名栗湖畔の白谷駐車場着8:50頃 2.棒ノ嶺→秩父御岳山 名栗湖畔の白谷駐車場着11:50頃-道の駅大滝温泉駐車場13:30頃 道の駅大滝温泉 : http://www.ootakionsen.co.jp/ 3.秩父御岳山→自宅 道の駅大滝温泉駐車場17:10頃-鶴ヶ島IC-関越自動車道/外環道/首都高- 堤通IC-自宅20:10頃 |
コース状況/ 危険箇所等 |
1.棒ノ嶺 ・白谷沢の途中から雪の上を歩きました。 ・途中に鎖がある場所が一か所あり、雪が付いていましたが、 凍っているとちょっと怖いかもしれません。 ・白谷沢を詰めると林道にぶつかり、東屋がありますが、この林道が 昭文社地図(持参した2010年奥多摩)に記載なし。 ・本来のコースは東屋をそのまま通り過ぎて谷筋を少し直登した後、 トラバース道を左に進むと岩茸石のところに出ます。 ・私は登り始める時に地図を見て、「東屋のところを左」と大雑把に 覚えていたのでうっかり地図にない林道を左側に進んでしまいました。 何か変だな、とは思いつつ少し進むとさわらびの湯から 登ってくるコースに合流、コース取りを誤っていたことに気づきましたが そのまま行くことにし、若干迂回しつつも岩茸石の裏手に出ました。 ・東屋の奥にある直登区間(短い距離ですが)の下りは積雪時にはかなり 滑ります。それ故、私が今回とった逆のコースで下りれば 怖い目には合わないと思います。 ・頂上と高水三山を結ぶ尾根道は快適。ただし一部急なところあり、 凍結時の下りは要注意。 ・家に帰って調べてみると、同じ昭文社の2010年奥武蔵・秩父の地図には 先程の林道が記載されていました。 ・因みに本屋で最近発行された2011年奥多摩についても開いて見てみましたが、 相変わらず上記林道の記載はありませんでした。 2.秩父御岳山 ・落合から頂上に直登するコースは崩壊により通行止めでした。 ・林道を使う道に誘導され、途中から林道をショートカットする道を 歩き、何度か林道と合流。林道に沿って歩くところも出てきますが、 赤いテープが多くあるので、見失わないように進みます。 ・ただ、自宅に帰ってから、落合と杉ノ峠の間の登り区間のコース取りの 記憶を辿って見ているのですが、地図と記憶とがどうも一致しません。 ときどき作業道なども出てくるので林道との合流地点や分岐では よく確認した方がよいと思います。 ・杉の峠から先には頂上までピークがいくつかあり。 持参した地図が雲取山・両神山の2003年版だったので、 途中で地図にない林道を横切ります。 本日最新の2011年版を購入したところこちらはきちんと載っていました。 ・頂上の手前のピークへの登りでの尾根道がやせていて、 ロープに一部鎖もあり。登りではそれほど気になりませんでしたが、 下りでコケると転落します。今回ここには雪はなかったのですが、 雪があったら下りるのに相当時間を要したのではないかと思います。 ・車をとめた道の駅大滝温泉は結構使えると思います。 地図にPマークはありませんが、下山後すぐに汗を流せるようですしお薦め。 http://www.ootakionsen.co.jp/ (再掲) |
写真
(これは下りの時に撮った写真です)
http://www.ootakionsen.co.jp/onsen/index.html
感想
1.計画
◎日曜日は天気予報が曇。太平洋側は遅くなって海に近いほど雨、
とのことだったので、
以前から行きたくてたまらない矢倉岳は今回も早々に候補から外し、
前週に続き秩父・奥多摩方面に行くことにします。
◎東京の関東百名山で残っている高水三山と棒ノ嶺を目指すことにしました。
前夜、バイキングの食べ放題で食べすぎたため、
機動力が期待できないだろうと今回は2つのみ。
2.棒ノ嶺
◎最初に高水三山に登ろうと、軍畑駅周辺で車をとめるところを探しますが、
当日は青梅マラソンの日であることがこの時点で判明。
全くうっかりしていました。車が回収できなくなるので、
早々に青梅街道沿いから撤収し、なちゃきり林道を詰めたところにある
駐車場(高水山への最短路)を目指しましたが、
林道の上の方が凍っており断念。
思案した結果、高水三山は諦め、先週近くまで行った名栗湖畔から
棒ノ嶺だけピークハントすることにしました。
◎案の上体が重く、最初からいきなりバテバテ、今日はこの山を終えたら帰ろう、
と言い聞かせながら上りましたが、頂上の展望で疲れも吹っ飛びました。
ここは広くていいですねー。
お弁当を広げて大休憩するには最高のポイントだと思います。
◎途中、白沢谷を詰めたところで林道とぶつかりましたが、昭文社地図「奥多摩」
2010年版にこの林道が載っていませんでした。
自宅に戻って「奥武蔵・秩父」の2010年版を見るとこちらには載っている。
本屋に行って確認しましたが、最近出たばかりの2011版の「奥多摩」にも
林道は掲載されていません。
この林道は結構まともな道ですし航空写真にも写っており、
一方で白沢谷は当日もかなり多くの人が登っており、決してマイナーな
コースではないので、最新の情報にしてもらいたいものですね・・・。
3.秩父御岳山
◎棒ノ嶺から下りてくると、3時間弱の登山では何だか物足りなくなってきました (あれほどバテて苦しんでいたのに・・・)。
高水三山も諦めてしまったので、まだ十分時間がある為、奥秩父に進出し
登山口から3時間半でピストン可能な秩父御岳に登ることにしました。
◎ところが、いきなり、最短路が土砂崩壊で通行止めとの標識に唖然とします。
後からヤマレコをいくつか拝見させていただいたら、確かに通行止めとの
情報がいくつかありました。事前にチェックしておければよかった・・・。
◎仕方がないので林道で迂回するコースを進みますが、持っていた地図が
古かった(雲取山・両神山2003年)ので、地図上の林道情報と合わず、
ただただ標識と赤リボンに忠実に登って行きました。
2/25に最新版(2011年)の地図を購入したら林道情報は最新のものになっている
ようなので、先程の棒ノ嶺のケースとは違い、地図に文句は言えませんね。
ただ、このコースは標識に「山道」だの「作業道」だのといったものが
いくつか出てきたりするんで、ボーっとしていると変なところに
入り込む可能性もあるので気をつけた方がよいかもしれません・・・。
◎尾根に出た後は頂上まですぐかと思っていましたが、いくつもピークあり、
そのうち一つは完全に頂上だと思い込んでいたので、
もう一つ先だと分かった時には落胆。結構疲れました。
ただ、両神山から奥秩父〜奥多摩〜奥武蔵の山々が一望できて満足。
頂上では太陽も出てきていい感じになり、終わりよければ全てよし。
今日もいろいろありましたが、十分楽しませていただきました。
■なお、昨年末から始めた関東百名山は、それまでに登っていたものと
合わせて51となり、漸く半分に到達。
寒い時期に南関東、暖かくなってきたら群馬、栃木方面と何となく
考えていましたが、なかなか楽しいプロジェクトになってきました。
(本記録は2/26(土)に記載)
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