天下分け目の天王山で紅葉と史跡巡り
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- GPS
- 05:09
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 395m
- 下り
- 380m
コースタイム
- 山行
- 2:47
- 休憩
- 2:18
- 合計
- 5:05
0744 近鉄郡山駅発、0834 近鉄京都駅着
0847 JR京都駅発、0901 山崎駅着、コンビニで暇つぶし
0944 山崎駅スタート、総勢18名
0946 離宮八幡宮
1002 関大名神社
1023 宝積寺
1043 大山崎山荘美術館
1119 天王山登山口
1132 青木葉谷展望広場
1144 酒解神社鳥居、旗立松展望台
1157 史跡禁門の変十七烈士の墓
1203 酒解神社
1218 天王山頂上(270.4m)、山崎城跡
1324 龍神池
1343 奥の山展望広場
1436 小倉神社
1520 阪急西山天王山駅
1550 JR長岡京駅ゴール
1553 JR長岡京駅発、1604 京都駅着
1616 近鉄京都駅発、1703 近鉄郡山駅着
1725 自宅着
天候 | 晴れ後曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険なところは無い |
その他周辺情報 | スタート・ゴールは街中なので何でもありの状態 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
サブザック
昼ご飯
行動食
飲料
レジャーシート
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
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感想
登山会行事で天下分け目の決戦地・天王山の紅葉と史跡巡りに参加する。昨日とはうって変わった快晴で、非常に暖かな登山日和となった。JR山崎駅はサントリーウイスキーの名前でも有名だが、今回の目的地にはアサヒビール大山崎山荘美術館の紅葉巡りもある。また今回初めて知ったが、山崎駅は大阪府と京都府にまたがって位置しているという珍しい?駅舎だ。
総勢18名でスタートし、まずは離宮八幡宮に。ここの広場で本日のコース説明などを行い再スタートする。この地は今健康食品として注目されている荏胡麻(エゴマ)油の発祥地だそうで、油の製造と販売の中心「油座」として栄えていたという。街中を歩いていくと関大明神社がある。起源は不明だが山崎の関の跡と言われ、平安の初め頃には既に関は廃止されたというから随分古い関所だ。ただし現在の本殿は室町時代中頃に建てられたという。
JRの線路沿いを進み、アサヒビール大山崎山荘美術館に向かうが、まずは宝積寺に入る。宝積寺は奈良時代に聖武天皇が僧行基に命じて建立したと言われるお寺で、山門の金剛力士像は鎌倉時代に造られ重要文化財に指定されている。その他にも美しい形の三重塔や仏像などが重文指定されている。境内のモミジなどは丁度見頃で、真っ青な空に赤や黄色の葉が鮮やかに冴え渡る。
大山崎山荘の庭園も今が紅葉の盛りのようで、宝積寺同様赤や黄色の鮮やかな葉が目を引く。今回は美術館の見学はパスして庭園の紅葉見物に限られた。大山崎山荘を出て天王山登山口に入る。暫く進むと青木葉谷展望広場に到着する。ここからは市街地の様子が一望できる。更に進んだ酒解神社鳥居の所にある展望台からは1582年6月2日秀吉と光秀が激突した小泉川周辺の様子が眼下に見渡せる。
酒解神社の創建は奈良時代と言われ、重文の神興庫は△形の木を積み上げた校倉ではなく、厚さ14cmの厚板を積み上げた板倉形式で、現存する最古の板倉とのことである。暫く進むと天王山頂上(270.4m)に到着する。ここは山崎城跡でもあるということで、1582年6月山崎の合戦で勝利した羽柴秀吉により翌年7月に築城されたとある。頂上は樹木に囲まれているため眺望はないが、木漏れ日が当たる広場になっているので陽だまりを見つけランチタイムとする。
龍神池などに立ち寄った後、奥の山展望広場に向かう。ここからも合戦跡の市街地などが一望できる。下山時には小倉神社にも立ち寄り、暫く街中を進む。途中、円明寺が丘の石碑で一応解散し、阪急やJRなどの駅にそれぞれ帰ることになった。
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