新雪と霧氷の白砂山へ(+チャツボミゴケ公園)♪
- GPS
- 05:46
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 1,185m
- 下り
- 1,185m
コースタイム
- 山行
- 5:17
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 5:46
天候 | 晴れ のち 曇り 天気は下り坂で、当初の予報より早く崩れました。下山後は小雨。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
野反湖の池の峠駐車場付近に駐車しました。 駐車場内は除雪されていなかったのですぐ脇の路肩に駐車。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
※11/26時点の状況です。今後の積雪等天候によって状況は大きく変わる可能性があります。 特別危険に感じるような箇所はありません。概ね歩きやすい尾根道です。 24日の積雪以降に歩かれた形跡はなく、この日も誰にも会いませんでした。 積雪はスタートで10〜15cm、上部の多いところでも20〜25cm程度。 この日も午前中は晴れて気温が上がり、半日の間に数cmは雪融けたようでした。 新雪で締まらないパウダーなので登り下りともアイゼンは使用しませんでした。 以降感じた注意点です。 ・ハンノキ沢の渡渉と少し上の渡渉箇所は凍結が進んだ場合には転倒注意。 ・上部は岩場を小さく巻く箇所が複数あり、降雪後アイスバーン化した際には注意が必要。 |
その他周辺情報 | 〇チャツボミゴケ公園(中之条町六合、入園料300円) 先日国の天然記念物に指定されることが決まりました。国指定は群馬県としては半世紀ぶりになるとニュースで報道されていました。 公園までのアクセスは遠く、途中路面の凍結箇所も多いためスタッドレス必須。公園手前の駐車場へは降雪後は四駆でないと上がれません。 ※今年の営業は11月一杯で終了です。 http://chatsubomigoke.web.fc2.com/ 〇京塚温泉しゃくなげの湯(中之条町六合、日帰り入浴500円) 地元の人が入りに来る温泉です。日帰り入浴の際には㐂久豆腐店か宿くじら屋で入浴料金を支払い、温泉入口のカギを預かるシステムを取っています。 正面は開けた渓谷でダイナミックな展望を楽しめる温泉です。 http://www.nakanojo-kanko.jp/onsen/kyozuka.shtml |
写真
感想
土曜日は群馬県中之条町(旧六合村)へ。
このあたりは群馬県内でも自宅からはほぼ対角線の向かいにあり、アクセスの遠いエリア。同時にあまり訪れることの無いエリアにもなってしまっています。
未訪のチャツボミゴケ公園が県指定から国の天然記念物に指定が決まったニュースを見たこともきっかけでした。
思い立ったら行ってみよう、ということで(群馬県内ですが)遠出してきました。
野反湖の登山口までは走ること片道3時間。途中の気温表示はマイナス6度。
先日24日の降雪の影響もあり路面凍結に注意しながら慎重に走ります。
池の峠に駐車し歩き始めます。
この時は下りに八間山を経由して周回しようと思っていたので、白砂山方面へは下りスタートになります。
踏み跡は無くノートレース。24日の降雪後から誰も歩いていないようでした。
積雪はくるぶし以下、吹けば飛びそうな軽いふかふかのパウダースノーなので快適。
登りは所々傾斜が急で歩きにくい区間もありましたが、全体的には歩きやすい内容でした。
激ラッセル、とは程遠い快適な登山道をサクサク進んで距離を稼ぎます。
堂岩山を過ぎると稜線に出て視界が一気に開けます。
あたりは積雪と霧氷でこれまでと別世界!正面に白砂山山頂も見えてきます。
白砂山へは一旦小さく下り猟師の頭へ登り返し、さらに金沢レリーフへとやや長く下り、白砂山山頂へ長く登る内容です。
このあたりは岩や木の根に吹き溜まっている箇所もあり、踏み抜きや転倒に注意です。
凍結が進むとアイゼンが必要になりそうな箇所が多くありました。
新雪と長い登りに体力を奪われますが山頂に到着。
着く頃には雲が湧きあがり上越方面や日光方面の展望はすっかり無くなってしまっていました。
この日の天気は下り坂の予報でしたが、思っていたより早く悪化し、再び堂岩山へ戻る頃にはあたりは霧に包まれてしまいました。
展望があれば八間山方面を周りたかったのですが、時間も押し気味だったのでピストン下山することに決めました。
下りきって急いでチャツボミゴケ公園へ移動。
開園時間に間に合わせるべく、行きのソロソロ運転とは打って変わって急いで向かいます。
麓の花敷温泉から目的地までは13km。山道の13kmなので道中は果てしなく遠い気がしました。
無事に到着し、受付のおばちゃんと少し話した後に目的地へ。
既に15時を過ぎていましたが、見学で来られた方がまだ複数組いたようでした。
写真撮りながら穴地獄を一周。
温泉が湧出し湯気があちらこちらで立ち昇り、周囲の雪景色の中そのあたり一帯だけコケの淡い緑色で覆われている様は少々不思議な光景でした。
日は沈み気温はみるみる下がり、公園内に広がる硫黄の匂いにも誘われ、帰り途中には京塚温泉しゃくなげの湯で入浴し帰宅しました。
長い一日でしたが、無事にミッションコンプリート!
初登頂の白砂山は、往路復路ともに誰にも会わず静かな山歩き。
軽いパウダーの新雪を踏みしめながら歩く気持ちの良い稜線歩きが楽しめました。
コメント
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白銀の白砂山も美しいだけど、
チャツボミゴケ、なんだか個性的な苔というか。。。
(若干、毒々しさも伝わってくるような!? )
温泉地帯の緑。たくましく育ったことは間違いない!
京塚温泉も気持ちよさそう。
身体も洗える温泉なんですかね?
中之条エリア、覚えておきましょう!
wildwindさん、こんばんは。
コメントありがとうございます
チャツボミゴケ、写真だけ見ると気になりますよね?
普段山で目にするような地味さは無く、確かに鮮やかな色合いは毒々しさを感じます
強酸性下の厳しい条件でも生育することのできる貴重な存在なのでしょうね。
京塚温泉、広い露天風呂にロケーションの良い温泉でした。
洗い場は一応あるようでしたが、シャワー無し、お湯無し(水道水をホースで引っ張ってきているようでした)なので寒い時期に使うのは厳しいかも。
しっかりと汗を流して身体を洗いたいって時には不向きかもしれません。
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