見どころ満載の関八州見晴台と黒山三滝
- GPS
- --:--
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 965m
- 下り
- 1,032m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はありません |
写真
感想
12月3日(土)は秩父夜祭だったので、奥武蔵のまだ歩いたことのないコースを歩きつつ、夜はお祭り!といったプランを立てました。
秩父夜祭は地元なので何回も行ったことがありますが、kenboさんは初めてとのこと。
時間が遅くなると電車も道路も混むので、さっくりと行って帰ってくることにしました。
今回のコースは、西吾野駅〜高山不動〜関八州見晴台〜黒山三滝〜顔振峠〜吾野駅です。
西吾野駅〜高山不動
西吾野駅からしばらく舗装路を歩くと、「パノラマコース」の入り口があります。
そこまで急ではない歩きやすい山道を登っていくと、だんだんと景色が開けてきて、振り向くと子の権現あたりの奥武蔵の山々が綺麗に見えました。
しかし景色が良いのも少しの間だけで、ほぼ樹林帯の山道です。
高山不動は思ったよりもずっと立派なお寺でビックリ。
お寺の横の大きな木の紅葉がとても綺麗でした。
高山不動〜関八州見晴台
山道と舗装路を交互に歩きます。
ここも緩やかに登っていく感じで、とても歩きやすい道が続きます。
今日はあまり人に会わないな〜と思っていたのですが、関八州見晴台は何人か休憩している人がいました。
天気が良く景色も最高!
都心方面は霞んでいましたが、奥多摩や奥秩父、日光方面の山々がとても綺麗に見えました。
ぽかぽか陽気で気持ちも良いので、ここでのんびり休憩したくなりましたが、今日は早く下山しないといけないので先に進みます。
関八州見晴台〜黒山三滝
七曲り峠、花立松ノ峠を過ぎると、「こんなに下っていいの?」と思うほど下ります。
舗装路から「黒山三滝入口」の山道に入り、しばらくすると黒山三滝に到着。
ここは観光客もたくさんいて、お土産屋さんもあり、なかなか賑わっていました。
三滝の中からまずは天狗滝を見学。
その後遊歩道を通って、男滝・女滝へ。
ここは二段の滝になっていて撮影スポットになっていました。
黒山三滝〜顔振峠〜吾野駅
黒山三滝までかなり下ってきたので、今度は登り返します。
山道をくねくね登り、役行者を経て、奥武蔵グリーンラインへ。
途中にある大平山は山頂標識がありません。
役行者の像があるあたりが山頂らしいです。
紅葉を楽しみながら車道をてくてく歩き、顔振峠へ。
峠の茶屋は、相変わらずライダーやハイカーやチャリダーで賑わっていました。
ここから吾野駅まではひたすら舗装路の下りです。
1時間程車道を歩いて、無事駅まで到着。
珍しく満員の電車に揺られながら、秩父方面へと向かいました。
このコースはとても歩きやすい道が続きますが、適度なアップダウンもあって体力維持には良いかと思います。
見どころや見晴らしの良い所もたくさんあるので、天気の良い日にのんびりと歩くのも良いですね。
西武線の駅から駅へと縦走できるのも◎
わがままを言うなら、駅近にもっと温泉施設があったらいいのにな〜
今度はkenboさんがユガテへ行ってみたいと言っていたので、冬のうちに計画してみようと思います。
2日目へ続く…
京都祇園祭、飛騨高山祭とともに日本三大曳山祭の一つに数えられる秩父夜祭。「真冬に花火が打ち上げられるのが珍しいだけで、ただのお祭りだよ」という知人の言葉を信じ、一生行くことはないな…と思っていました。
しかし、奥武蔵をこよなく愛するkazuruさんから熱心に勧められ、一度は行ってみようかと…。毎年3日に開催され、一番盛り上がる大祭が今年は土曜日であったため、行く計画を立てていました。12月1日にユネスコ無形文化遺産に登録が決定したため、混んでなければいいのだが。
このため、さっくりと下山しなければならないことと、秩父方面に車で行くことは厳禁なことを考慮して、奥武蔵を選択しました。先週末にダウンして寝込んだこともあり、病み上がりにはちょうど良いかな。
西吾野駅からスタート。まずは高山不動尊を目指します。パノラマコースを選択し、最近飯能市が推しているムーミンの標識に従いながら登ります。パノラマと言っても、石地蔵分岐までに少し開けた部分があるだけで、あとは樹林帯歩きでした。
石地蔵分岐からしばらく進むと、朽ちた案内標識があって少し迷いましたが、そのまま直進。高山不動尊に到着しました。トイレを借りて、しばらく見物。奥武蔵がホームであるkazuruさんもここは初めてのようで、あまりの立派さに驚いていました。
登山道と舗装路を交互に歩いて、関八州見晴台へ。奥武蔵歩きにしては早い時間だからか秩父夜祭があるからか、まだ3人しか休憩していませんでした。眺望を楽しみ、特に疲れていないでの休憩せずに今日のメインである黒山三滝へ。
少し下った七曲り峠では、破線ルートである四寸道が気になりました。「最近、四寸道のレコがあがっているよ」とkazuruさん。こちらはまたのお楽しみとなりました。花立松ノ峠から少し舗装路を下り、右方向から山道へ。若干踏み跡が薄く、あまり人気が無いのかな?と下り続けると、結構な人数の方とすれ違いました。
それまで乾燥してパサパサだった道が徐々に湿ってくると、沢が出てきて沢沿いを歩きます。途中にホースがあって水を引くような形で続きます。どこに繋がっているのかな?と歩き続けると、水場マークの日照水に到着。先ほどのホースはここに繋がっていたのでした。
ここから再び舗装路を下って、右方向から山道へ。次第に人の話し声が聞こえてきて、黒山三滝に到着。登山の格好をしているのが完全に浮くくらい、普段着の観光客で賑わっていました。
まずは天狗滝。途中で立入禁止となり、滝壷まで行くことはできませんでしたが、遠目でもなかなか見ごたえがありました。その後、お土産屋さんを通過して、男滝・女滝へ。二段滝になっているこちらがメインのようで、撮影スポットになっていました。これにて今日メインは終了。
天狗滝の滝口の先に分岐があり、大平山方面に進むため左へ。かなり踏み跡薄く、また花立松ノ峠からかなり下っているため、結構な登り返しでした。初めのうちはロープが設置してあるような歩くにくい道でも、次第に歩きやすい道となり、ウノタワのように開けた場所に到着。少し先に進むと、役行者像がありました。あれ、大平山はどこだったのだろう?中門岳の「だいたいこのあたり」のような感じでしょうか。
少し下って舗装路に合流すると、顔振峠までもうすぐ。お腹が空いてきたので何か食べようか、梅ジュースでも飲もうか迷いましたが、夜祭会場で買い食いする予定だってので我慢、我慢。
さらに下って吾野駅に到着。ゴールとなりました。既に西武秩父線の下り方面は満員電車状態で、汗臭いまま乗車するのは若干の躊躇いがありましたが、仕方がありませんね。
地味な歩きが多い奥武蔵の中でも、見どころ満載でなかなか面白い歩きでした。
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