愛鷹山 西稜にチャレンジする…トンでもない大ヤブでした

2016年12月10日(土) [日帰り]

• GPS: 07:15
• 距離: 12.8km
• 登り: 1,149m
• 下り: 1,176m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:55
• 休憩: 0:17
• 合計: 7:12

距離 12.8km 登り 1,149m 下り 1,191m

7:40 スタート地点
8:24 平沼口林道本線交点
8:30 大沢林道入口
9:00 大沢林道支線
9:15 林道どんつき
9:41 西稜尾根
12:17 正規登山道合流点
12:30 12:37 撤退ポイント
12:49 平沼道分岐
13:30 13:40 平沼道林道支線交点
13:57 平沼道林道本線交点
14:52 ゴール地点

西稜は正規登山道ではなくバリルートです。各個人の責任において通行して下さい

天候

晴れ　風が少し寒い

アクセス

利用交通機関：

自家用車

平沼上の登り口まで奥さんの送迎です。ありがとネ

写真

12/10 7:39

立入禁止なので駐車できません！だから奥さんに送ってもらいました

12/10 8:03

駿河湾SAに降りる場所

12/10 8:04

平沼道名物「直角コーナー」

12/10 8:07

チョット急登

12/10 8:24

もう少しで林道本線

12/10 8:26

土をひいて補修してくれてありました

12/10 8:34

大沢林道入口。この場所は柵がぶっ壊れています

12/10 8:36

最初のうちはキレイな舗装だったりして

12/10 8:41

向こうに見える尾根に行きたいんだよね

12/10 8:46

みつまたですか？かなり大量にありました

12/10 8:53

この尾根じゃあないハズ

12/10 8:57

大沢林道より。こんな形の愛鷹山見たことない！

12/10 8:58

ここを左に行ったドンつきから尾根に取りつく予定

12/10 8:58

林道支線の分岐

12/10 9:02

平沼の尾根が近いね

12/10 9:02

林道が崩れている場所あり！キケン

12/10 9:05

妙にフラットな場所発見。昔は何に使っていたんだろう

12/10 9:14

そろそろ林道が終了するハズ

12/10 9:14

今日攻める尾根が見えてきましたねぇ(笑)

12/10 9:16

ドンつきまで来ました。ここから尾根に取り付きましょう

12/10 9:17

振り返れば沼津方面がよく見えます

12/10 9:19

おぉ！作業道らしい踏み跡がありましたネ(笑)

12/10 9:21

ラクな場所を登りましょう

12/10 9:23

ここにも人為的フラットな場所がありました

12/10 9:24

さぁ。もう少しで尾根です

12/10 9:37

おぉ！踏み跡らしきもの発見。頑張るしかないネ

12/10 9:38

でもどこまで行っても笹の海。相撲取りじゃあないよ

12/10 9:38

写真がブレる程の笹

12/10 9:50

ほんとにこんなとこ行けるんかい！

12/10 9:51

今回はかなりてこずっておりまする（困）

12/10 9:52

でも時々日本一の御褒美が見えます

12/10 9:53

あれ！ちょっとヘンだな。引き返そう

12/10 10:04

少し戻ったら分岐がありました。ホッ

12/10 10:09

大岳越しに日本一。手前に見える稜線は神谷尾根で、ポコっと膨らんでいる場所が第一展望台。こんな景色初めてだから、気分はアップします

12/10 10:09

谷には笹が生えていないよネ。思わず谷方面に近づいてしまう

12/10 10:12

このルートにはこの白テープがあります。何時の時代のものやら…でも信じて進むしかありますぇん

12/10 10:44

まだまだ着きませんね

12/10 11:29

もうかなり脚がヤラれてます

12/10 11:30

木々が葉を落すこの時期、展望はよくなりますよ

12/10 11:35

ゲゲゲ！なんだこの背の低い笹のトンネルは……相当苦労して通過しましたトホホホホッ

12/10 11:40

正規登山道に出そうな感じだけど、絶対ニセピークだ…と考えて登って行ったら、やはりそうでした

12/10 11:40

でもこのあたりは笹が少なくてラクです

12/10 11:46

駿河湾と伊豆半島。絶景ですよ

12/10 11:52

馬場平。この角度から見るのは初めて

12/10 11:53

袴腰岳の後ろに越前岳。日本一は雲の中

12/10 11:53

よーく見ると左から、大岳・越前岳・袴腰岳・位牌岳・馬場平
これってスゴいですよ

12/10 12:10

右端に愛鷹山。頂上はすぐそこです

12/10 12:11

振り返って。景色は最高。笹と小竹はサイテー

12/10 12:12

この景色をウラから見た人いませんか？

12/10 12:17

あのブナ特徴的ですよね。ってことはもうじき正規登山道だ

12/10 12:19

おぉ。想像通りの場所に出ました。ヤッタネ

12/10 12:18

平沼・柳沢側

12/10 12:18

山頂側

12/10 12:37

頂上間近でしたが、リミットを12：30と定めていたので、おむすび食べて引き返します

12/10 12:45

でました！愛鷹山南麓名物「赤土のv字溝」。過去にここで何人の方が尻もちをついたか解りません(笑)。ホントにズルズルです。

12/10 12:48

さぁ、平沼に戻りましょう

12/10 13:39

林道支線まで降りてきました。脚はもう攣る寸前です

12/10 13:40

この道標いいですね。ありがとうございます

12/10 13:48

もう平沼道を「笹藪の道」とは言わせません。両サイド綺麗に払われています

12/10 14:02

平沼道林道本線上の急登。マジで脚が攣りそう

12/10 14:06

戻ってきました。6時間弱ほぼ歩きっぱなしでした

12/10 14:49

旧東海大学上の道標です

撮影機器：

DSC-WX350 SONY

HDR-AZ1 SONY

感想

MaxJ05

夜勤明けの土曜日でしたが、今冬のNO1やりたい事に上げていた「愛鷹山西稜踏破」にチャレンジして参りました。

当初の目的は単なる「調査」だったのですが、林道を歩いているうちに「よーし！やったるか！」となんだか燃え上がってしまいました。

今回は大沢林道支線から入っていますが、尾根は石川大沢の右岸だと考えています。そう、石川大沢の左岸が平沼道です。また、地図を良く見ると、石川大沢と春山川に囲まれた尾根がすべて西稜なのかもしれません。

それでは今回の詳細です
林道ドンつきの標高は680m、稜線上に登山道？を発見したのが760mですので100mも登らずに稜線に出ましたが、もうそこはすでに「大ヤブでした」びっしりと笹が生えていたので、これから先かなり厳しいことになるかなと予感しました。

一応踏み跡と白テープがあるのでそれを辿って行くのですが、笹や小竹の密集度が高い場所が多く、またそんな場所は倒木が残っているのでタチが悪い。体重80�埃紊離�テン系オジサンが動けなくなってしまう程です。少しずつ笹をかきわけて倒木は拾って遠くに投げるなんてことを何度やったことでしょう…

まぁなんやかんやで頑張っていたのですが、標高が上がってくると枯れた笹が増えだし、それが麓側に倒れているので登る時の邪魔になって仕方がない。おまけに油断していると顔や首元に刺さるのでうっとおしいったらありゃしなかったのですが何とかクリアしていきました。

ところが急登箇所があり、そこで頑張ったあと…脚が攣るんですねぇ、普段は体重移動で斜面を上がろうとしているのですが、今回の笹はそれじゃあ突破できませんでした。笹をふんづけたり、手で押さえつけて脚はトルクをかけてグイっと上るパターンでしたので、猛烈に脚が攣りそうになってしまいました。仕方ないのでダマシダマシ正規登山道まで出ました。正規登山道との合流ポイントは予想通りでした。間違ってそちらに行かないように笹を多く生やしてありましたね。

なお950mを越えたあたりから春山川側が切れ始めそこが尾根になっていますが、普通に登っていれば問題ないレベルだと思います。

今回の一番の収穫は、いつもの登山道と違った景色が見れたことですが、ぶっちゃけ2回目は行きたくないですよ、って位今回は苦労しました。真の藪こぎマニアのための道ではないでしょうか！

コメント

pixus

そこか
西稜ですか…
古地図にも載ってないのでやはり平沼、柳沢に昔から集約されているのではないでしょうか？
さすがですが危険なルートなら事前に連絡くださいね。

MaxJ05

Re: そこか
もしも整備したなら。景色はピカいちですよ。私の推測として富士市船津地区あたりから登れたと考えています。ただ、石川大沢の右岸・左岸を比較すると、左岸である平沼道は水場が２箇所もあるため、とても重宝さえたんじゃあないでしょうか。今日のルートに水場ありませんので、だんだん廃れたんじゃあないでしょうか

どん兵衛

愛鷹山西稜の814ピークの尾根に興味を持っています。
5月30日に春山林道から第一展望台に上がれないか？とか、こちらの大沢林道支線から平沼ルートの大沢林道支線へ抜けられないかと歩いてみたところでしたので、MaxJ05さんの記録を興味を持って拝見しました。

MaxJ05

どん兵衛さん　こんにちは。

814ｍピークの尾根ですが、そのまま下ると沼津市石川に出ます。登り続けると平沼ルートの富士山撮影名所に出ます。道間違えしないように笹薮が置かれています。まぁ林班の境界線があり、林業関係者が時々歩くのでしょうが、ほぼほぼ猛烈笹薮でダニ多数（困）でした。きれいに整備すれば駿河湾も見えましたし良い登山道になると思いますが…

ちなみに以前計画していたルートご紹介します。愛鷹林道から春山川を遡上して愛鷹山コル部に抜けるか、そのまま袴腰岳方面の源流部まで出てそのまま登山道を突っ切って高橋川を下るです。ただし高橋川は小滝があったり巨大堰堤があったりで注意が必要ですね…

ちなみに私の好きな場所は馬場平へ東側からのアプローチです。ちょっとルート変えるだけでいろいろと変化があり愉しいです。レコ的には水神社出発が多いです