猿投山〜申年のうちにサルの山へ〜
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 515m
- 下り
- 501m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
8時過ぎに着いたらすでにいっぱいだったので、ちょっと下の道路わきの未舗装の駐車場へ止めました ここもいっぱいなら、もう少し下に第2駐車場があるそうです |
コース状況/ 危険箇所等 |
駐車場ー登山口 舗装された車道を歩きます 登山口直前の左手に水場があります 登るときには気付かなかった 登山口ー東の宮 登山口に御前杉がでーんとそびえています ここからぐいぐいと登っていきます 途中のきれいな東屋ではのんびり休憩ができます 大岩展望台からは豊田市街が一望 左手には南アルプスが顔を出し、右手には伊勢湾まで見えます 東の宮と西の宮の分岐がありますが、どちらをとっても東の宮に行けます すぐに車道に出て、左に行くと、東の宮の鳥居とトイレがあります ここからひと登りで、東の宮に到着します 東の宮ー山頂 東の宮からは、登りが緩やかになります 途中の展望所からは、南アルプス、恵那山、中央アルプスがきれいに見えます 山頂からは北側が開けていて、御嶽山、白山、伊吹山が見えます 山頂は日当たりがなくちょっと寒いので、休憩はちょっと下ったところがいいです 斜面に観戦スタンドのようにベンチが作ってくれてあります 2か所ほどありました たくさんルートがあり、分岐もいろいろ出てきますが、標識がしっかりしているので、迷うことはないと思われます |
その他周辺情報 | 猿投温泉 金泉の湯(1,500円がJAF割引で1,200円に タオル付きです) |
写真
感想
早いものでもう12月。今年もたくさんの山に楽しく登りました。で、行き残していた山が一つ。それが猿投山。
今年は申年なので、サルの山に登ってみたいと思っていました。猿投山は暖かい愛知県だし、手軽に登れそうなコースなので、冬に登るのにはぴったりです。実は、2月に初心者のSayちゃん(当時)のデビューを計画していたのでした。しかし、Sayちゃんがインフルエンザとなり、実現しませんでした。
今回、リベンジのSayちゃんと、会長T氏、シェフAzちゃんの4人で登る計画を立てました。しかし…
Sayちゃんが体調を崩しダウン。よっぽどサルには嫌われているようです。仕方なく、3人で登ることにしました。
このメンバーで登ると、最大の楽しみはU・T・G、宴です。山頂は日当たりが悪く寒かった(T氏の温度計によると、0℃でした)ので、ちょっと下ったところにあったスタンドのようなベンチで食べることにしました。
今回のメニューは、皿うどん。白菜、豚肉を炒め、レトルトの餡を温め、麺にのせる。簡単だけど、おいしくて温まるメニューでした。宴では、ドライバーの私はノンアルコールビールでしたが、T氏とAzちゃんは、ビールで乾杯! そしてお湯を沸かして”下町のナポレオン いいちこ”のお湯割りをおかわり。寒い中でしたが、ぽかぽかのひだまりでまったりしていました。
今回はこれだけでは終わりません。猿投温泉でゆったりした後の帰り道、お土産を買うために新東名高速道路の岡崎SAでお買い物。T氏は、そこで見つけてしまったのです。矢場とんの串かつと給湯器。残念ながら、高速道路ではアルコールは販売していません。が、T氏には”下町のナポレオン いいちこ もう一本”が残っていました! 串かつをつまみに、焼酎お湯割りを車中でという魂胆です。T氏は、串かつとひれかつサンドを注文し、受け取りをAzちゃんに任せ、急いで車に水筒を取りに戻り、熱湯を確保しました。給湯器から水筒に熱湯注ぐときの真剣な表情といったら…(笑)。帰りの車中は、IDO-UTG(移動 宴)となり、楽しく帰宅することができました。が、Azちゃんはその後まぶたがずっしり重くなり、ほぼ熟睡の車中となってしまいました(笑)。
今後は、山グッズよりも車中の宴グッズが充実してきそうです。
「なんで猿投山って呼ぶの?」
何度かつぶやきは出たけれど、この問いをほったらかし(どこかで聞いたね)で登っていた私たち。
では、その由来を。
「景行天皇が伊勢国へ赴いた際にかわいがっていた猿が不吉なことを行ったので、海へ投げ捨てた。その猿が今の猿投山に籠もって住んだとされる」(Wikipediaより)
なるほど。下山路きれいに見えたあの伊勢湾から歩いて来たんだね。よく頑張りました‼
ここで気になることが一つ。猿には病や厄が「去る」との云われもあり、縁起の良いものとして神社などで祭られます。ところが、この由来には「不吉なことを行った」とあること。
動物は、人間に、いろいろやってくれるのですよ。 生きるためには、ね。
たとえば、来年の干支は酉。そのとりに関わって今回話題になったのは「鳥居⛩」。この由来はかなりグロテスクですが、休憩時、話してしまいました。
「私、歴史は苦手なの」と言うシェフAzちゃん。でも話はいつもよく聞いてくれ、今回は特に興味深げな表情。と言うか、本心は「聞かなきゃよかった」かも。
一方、歴史に造詣の深い隊長Y君は、「当時、奴隷たちは生き埋めになることもあまんじて受け入れた」旨解説してくれました。流石、その道の専門家です。
やあ、人間の営みには興味がつきませんな。
なお、歴史と宗教にまつわる山行中の話題で印象に残ったものがもう一つ。
それは、キリスト教→中世の十字軍兵士→その奥様たち→○○○という展開でした。
y隊長の「それが理由で合鍵が生まれたことは初めて聞いた」のコメントを聞けたことは、専門家をうならせたという点でちょっと嬉しい気分に。
他方シェフAzちゃんからは、率直で鋭い質問が出され、「や、それは……」となってしまいました。○○○のもつ本質的な矛盾に気づかされ、y隊長から「次回の山行までに」との言葉ももらい、宿題に。研究を深めておきたいと思います。
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