大山三峰山


- GPS
- 05:00
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 1,207m
- 下り
- 1,408m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
取り付きが一番わかりにくかったかな?落ち葉で分かりにくいところがあるも、慎重に道を確認しながら行けば問題なし。 危険箇所は頂上付近のヤセ尾根は危険といろいろなところに書かれているので、危険なのでしょう。道はしっかりしているので、慎重にいけば大丈夫です。それより、舗装路に降りてきてからの凍結に注意です。舗装路に降りてきた安心感で、タッタカ行ってしまいがちですが、濡れているところは凍結しています。 |
その他周辺情報 | 広沢寺温泉が利用できるようなのですが、私は一度本厚木に出てから湯花楽を利用しました。降りてきた広沢寺温泉入口バス停付近にセブンイレブンがあります。本厚木はいろいろあって、休日だった今日は「肉の佐藤」が昼から飲み屋的な営業をしていました。その前にある「十和田」もいいみたい。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
帽子
笛
ヘッドランプ
予備電池
カメラ
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感想
以前から気になってはいた大山三峰山に行きました。本厚木からバスで行けるので比較的近いのですが、夏場はヒルが出るのと、何より、「急峻な地形で経験者向き。引き返したほうがいいよ」的な看板を写真で目にしていたので、ちょっと敬遠していました。そして、もう一つ山の神隧道という暗くて怖いトンネルを通らねばならない、というのも敬遠していた理由の一つです。
というわけで、この時期ヒルはともかく残りの二つにドキドキしながらのスタートです。この日は出がけに携帯を忘れて取りに引き返したため、本厚木でのバスの乗り換え時間がわずか4分というのも少しドキドキでした。でもバスは1時間に1本あるので、最悪どこかでコーヒーでも飲みながら待てばいいかという感じでした。先週も電車遅延で1時間遅れでしたし。
でも、無事に予定していたバスに乗れました。6:55本厚木発の始発バスは思っていたほど混んでおらず、まだ席に余裕がありました。土山峠で降りるのが一人だけだったらいやだなあ、と思っていたら他に赤いウエアの方と青いウエアの方のお二人が降りられました。大山丹沢フリーパスはパンフレットでは上飯山までがフリー乗降区間となっていたので、差額を支払おうとしたらいらないと言われました(後注:後でネットで確認したところやはりフリー区間は上飯山まででした)。
いつも通り入念にストレッチをして赤の方と青の方を見送った後に出発です。先に誰かに行ってもらったほうが安心でもあるのです。すぐに登山道に取り付きます。最初が一番わかりづらかったです。途中で青の方を追い越し、辺室山、物見峠と進んでいきます。そこまでお会いしたのは3名だけ。いよいよあの看板の先に進んでいきます。この山の名物は何といってもヤセ尾根と鎖場です。確かにかなりやせた尾根は見受けられましたし、崩落地もあったのですが、個人的な感想を言うとヤセ尾根は仏果山頂近辺や桧洞〜犬越路のほうが気持ちよかったなあ、という印象です。エグさから言っても三つ峠の八十八体〜屏風岩のほうがエグいかな…と。鎖場も乾徳山や伊豆ヶ岳のほうが怖かったかな。あくまで個人的な感想ですが。それでも随所に鎖などあるので、楽しく登らせていただきました。実際かなりの急登でしたし。
頂上は最初は一人でしたが、あとから北峰下で抜いた方と、物見峠で会った女性が登ってきました。3人目の方はどこ行ったんだろう??そうそう、ここでおにぎりを食べようとしたところ、大事件勃発です。朝コンビニでおにぎりを買うとき、山に行くときは何かの時に備えて一番後ろから賞味期限の長いやつをとるんですね。で、今日もいつも通りツナと焼鮭を買ったのですが、袋を開けてみるとなんと、ツナと明太子!ファミマトラップにやられました。でも、まあおいしくいただきましたが…。
この時期あまり長くとどまっていると寒くなってくるので、20分ほどで頂上を後にし、下っていきます。下りも随所に鎖場があります。鎖場は下りのほうが怖いですよね。鎖を使わなくても大丈夫そうなところもありましたが、慎重に念のため鎖を掴みながら降りていきます。やがて沢沿いの道となり、しばらく行くと舗装路に出ます。下りのルートの道標には距離表示がほとんどなかったな。舗装路はところどころ濡れているところが凍っているので注意です。これから来るもう一つのドキドキ、山神隧道に備えて買ってからまだ一度も使っていない手動充電式のヘッデンを巻き巻きします。しばらく歩くと鐘ヶ嶽への登山口がありましたが、ここはスルーしました。少し行くといよいよ山神隧道です。入る手前でヘッデンを用意していると中から話し声らしきものが聞こえたので、「ちょうど誰かいるんだ、よかった」と思いいざ中を覗いてみると誰もいませんでした。「なんだ、空耳か、残念!」と思い壁に「死」とか書いてあるトンネルをてくてく歩いて何とか出口に到着。東北歩きでトンネルは慣れてはいるけどやっぱ怖い!(後注:これも後でネットで調べてみると、このトンネルはかなり有名な心霊スポットのようです)
山神隧道を抜けると、そこにまた鐘ヶ嶽への登山口がありました。高度計を見ると現在地330メートル、鐘ヶ嶽約560メートルで、高度差230メートル、時刻はまだ11時半、「うーん、登ってしまえ!」ということで再び登山道に取り付き。この決断は自分でも意外でした。前に写真で見たなんか変な、もとい、素敵な像が気になってたんだよね。登り始めたはいいものの度重なる鎖場で筋肉が悲鳴を上げ始めています。「ごめんねきんにくん(中山ではない)。ゆっくり登ろう!40分と書いてあったからそのくらいのペースで!」と心の中で呟きながら登ったものの、ゆっくり登れない性分なので結局25分くらいで頂上についてしまいました。この山は人も多くにぎやかです。途中たくさんの人とすれ違いました。
下りは鹿柵を抜け、鳥居を抜けると舗装路。広沢寺温泉からの道と合流するともう少しで広沢寺温泉入口のバス停です。バス停からセブンイレブンが見えたので、バスを待つ間にビールをいただきました。普段一番搾り派の私ですが、山の後はスーパードライなんです。どうでもいいことですが。バスを待っている間に最近山登りを始めたばかりという男性とお話しさせていただきました。今日は鐘ヶ嶽を周回で回られたそうです。
感想が長くなりました。何かの参考になれば幸いです。
今日の教訓:おにぎりを後ろから取るときはちゃんと種類を確認しましょう!
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