分水嶺:大上峠〜大仁田越〜十石峠、分水嶺:四方原山〜栂峠〜十石峠、分水嶺:御座山〜赤火岳〜ぶどう峠、分水嶺:栂峠〜新三郎岳〜ぶどう岳〜ぶどう峠


- GPS
- 31:51
- 距離
- 56.2km
- 登り
- 4,471m
- 下り
- 3,072m
過去天気図(気象庁) | 2006年05月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【20060503】自宅200≒練馬IC≒本庄児玉IC≒道の駅「万葉の里」400≒国道299号線合流525≒水の戸526≒533十石峠(チャリデポ)540≒550大野沢林道入口≒558大上峠(610⇔616偵察)620―640稜線―730(休)740―845無名峰(1345m)858―1030コル1050―1108大仁田越(1379mピーク直下)―1121送電鉄塔1126―1143無名峰(1446.2m)1144―1211送電鉄塔―1232十石峠1240∞乙女の滝入口∞1251乙女の森入口∞1257臼石∞1259臼石橋(チャリデポ)1306―1331大上峠1350≒(チャリ回収)≒1400臼石荘(入浴)≒十石峠(車中泊) 【20060504】十石峠508∞516乙女の森入口(チャリデポ)522―532四方原山登山口―606四辻―626(休)632―703主稜線―713四方原山733―755臼石荘分岐―846(休)855―911林道カーブ接近点―914送電鉄塔(No.102)915―922無名峰(1622m)―931林道分岐(三叉路)―944栂峠1005―1022林道分岐(三叉路)―1031無名峰(1622m)―1042林道―1053無名峰(1626m)―1105送電鉄塔(No.105)―1127マイクロ鉄塔(1531mピーク)1135―1149送電鉄塔(二連)―1154十石峠1157≒1208乙女の滝入口(⇔1213乙女の滝)1216≒(チャリ回収)≒臼石荘(入浴)≒ぶどう峠(チャリデポ)≒山口(車中泊) 【20060505】山口350≒422未舗装林道(一般車両終点)―448登山道に変る―453(休)500―550(休:1750m)557―638御座山653―743小ピーク751―827送電鉄塔(No.114)841―904林道切通しすぐわき―930無名峰(1974m)―936会社平(県境)―1010道迷い1020―1037(休)1053―1146赤火岳1159―1223無名峰(P1)―1244無名峰(P2、1671m)1304―1309無名峰(P3)―1325無名峰(P4)―1336無名峰(P5、1654m)1353―1414無名峰(P6、1598.5m)―1417無名峰(P7)―1429ぶどう峠1435∞1505山口下(チャリデポ)≒(チャリ回収)≒1615滝見の湯(入浴)≒1930ぶどう峠(車中泊) 【20060506】ぶどう峠(チャリデポ)530≒540加和志湖脇駐車スペース550―642送電鉄塔(神流線No.19、西群馬幹線No.104)―647登山道(西群馬幹線No.103巡視路)―656祠―709栂峠720―741新三郎(小路ヶ岳)753―819分岐(安曇幹線No.198巡視路)―811送電鉄塔(No.177)―823送電鉄塔(神流線No.15)―839ぶどう(武道)岳849―908ぶどう峠910∞923加和志湖脇駐車スペース950≒1009栗生峠≒1018栗生≒上栗生林道車止ゲート1041―1057魚止林道起点―1145作業小屋(三叉路)1202―1252切通し(一平沢林道)1257―1308小ピーク―1322無名峰(1974m)―1328会社平(県境)―1406道迷い(引返し)―1414再下降―1431弥次平(1791m)―1436林道―1444作業小屋(三叉路)1510―1558上栗生林道車止ゲート≒栗生≒南相木ダム≒自宅 |
感想
ライフワークの分水嶺踏査の一環。藪山歩き。
自分の感想は別にして、ネット上をみているとたまたまこの山行中、5月4日にぶどう峠でお会いした方の記録を見つけてしまいました。
http://nakayamayu.web.fc2.com/record/2006/06arigamine/index2.html#bunsuirei
私のことが記載されていたので、無断ではありますが、転載しておきます。
確かに、若者にキウィーを差し上げたような記憶があります・・・
----- (ここから) -----
出てきたところはぶどう峠のお堂の横だった。ぶどう峠には車にライダー、チャリダーと多彩な人種が揃っている。しかしその中で最も自然に溶け込んでいる登山者は私だけだった。群馬側から来たチャリダーに群馬側に水場があったかどうか訪ねると「ありましたよ、でもだいぶ下に」と言われた。ないなら、ないでしかたないのでペットボトル2本持って群馬側に下る。車通りが多い。途中、「正面 御巣鷹山」という南側の見晴しのよいところがあり少し眺める。大蛇倉山の特徴的な山の形はすぐ判別ついたが、御巣鷹山はどれだかよくわからなかった。むしろ手前の山で遮られて御巣鷹山は見えないんじゃないかと思った。10分ほど車道を下ると都合よく細い滝みたいな沢を道路が横断している。幸い水も流れているのでコップで水をすくってペットボトルを満たした。水を汲んでいる間車もバイクも通っていたがたぶん変な人に思われただろう。水があったことにも峠からそう遠くなかったことにも満足して峠に戻った。
峠は三国峠と同じような切り通しになっており、あんまり広くない。それでもお堂の隣には工事のときに整地したと思われるスペースがあり、そこにツェルトを張った。昨日は雨が降らなかったもののツェルトの内側は結露しており、裏っ返して乾かす。メシの準備をしていると車で来たおばちゃんに「昨日ここに泊まったんですか?」とか聞かれる。こういう場所で動物園の見せ物になるのは馴れているので適当に返す。
気象図をとり終わってメシを作っているとき車で来た2人の登山者らしき人達が話しているのを聞く。どちらも単独行らしい。一方の人は何と今日私が通った弥次の平1974mからぶどう峠まで歩くらしい。驚いて話しかける。何でも自転車をここにおいて車で御座山登山口まで行き、御座山から弥次の平、赤火岳を経由しぶどう峠に戻ってくるそうだ。赤火岳の南側斜面が笹かぶって面倒なことを伝える。この人は何と中央分水嶺を猪苗代湖から諏訪湖まで縦走しているそうですでに60%ほど完了しているそうだ。思わずすげーと感歎の声が洩れる。中央分水嶺と県境は重なるところが多く、この人とはマニアックなヤブ山の話で盛り上がった。私がこの日もっとも苦しんだ石仏〜1791m鞍部は、この人は逆コースで挑戦しあまりの密薮に引き返したそうだ。さらに私がこれから向かうククリ岩付近はどこにいるのかわからなくなる、とか広小屋山の登りは激しいとか貴重な情報をもらった。今日は四方原山から十石峠まで縦走したらしい。私が今24歳と言ったらその人は今年49になると言っていた。ちょうど倍である。また理系の大学院卒(その人は私と違って電気電子と言っていた)という共通点もあって「こんなこと(中央分水嶺縦走|県境縦走)するのって理系が多いんですかねぇ」と言っていた。そういえば「関東ぐるり一周山歩き」の上野さんも小児科医なので理系、しかも医学部なら6年で院卒と同じ(学部4年+院2年)である。サンプルが少ないが多いのかもしれない。お互いの健闘を祈って別れた。別れ際にビタミン摂れないでしょ、と言われてキウイフルーツを頂いた。
うひゃー、すげーと興奮しながらツェルトに戻る。60%という達成割合がすごい。私は関東の県境を当面の目標にしているが、外周で言うとまだ神奈川県湯河原〜群馬県ぶどう峠(甲武信ヶ岳〜三国峠除く)であり、せいぜい1/3である。半分歩ければ達成はできそうだが、私の場合まだまだ予断を許さない。圧倒されると同時に同じようなことをしている人がいて仲間がいる安心感がわいた。
----- (ここまで) -----
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