年越しオールナイト登山2017【雲取山】
- GPS
- 17:14
- 距離
- 32.2km
- 登り
- 2,840m
- 下り
- 2,106m
コースタイム
- 山行
- 12:04
- 休憩
- 4:47
- 合計
- 16:51
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:三峯神社バス停→西武秩父駅 |
その他周辺情報 | 三峯神社内に温泉あり。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
雨具
靴
ザック
昼ご飯
非常食
飲料
地図(地形図)
ヘッドランプ2台
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
カメラ
熊鈴
ダウンジャケット
着替え
カメラ用三脚
|
---|---|
備考 | 夜間登山においては,予備のヘッドライト持参必須。 |
感想
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
今年も4年目として,2016年12月31日午後7時24分から年越しオールナイト登山をしてきた。一昨年及び昨年に続き,雲取山(石尾根,三峯神社経由)である。(昨年のデータは,http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-788940.html 参照。)
今回は,昨年に続き天候が穏やかであるとともに,風がなく,穏やかな冬山夜間登山ができた。雪もほとんどなく,特に三峰神社コースはアイゼンなしで歩くことができた。この2年と比べ,大幅に,気候面に恵まれた。防寒対策は,真冬の登山装備で十分ある(ダウンジャケットは着用しなかった)。
JR奥多摩駅から石尾根に入り,まずは,鷹ノ巣山を目指す。鷹ノ巣山まではとにかく長く,登り一辺倒の道のりを歩く。夜間で景色を楽しむことはなく,我慢するのみの道のりである。今回は,直前にミャンマーに行っていたこともあり,久しぶりの山登りとなり,疲労度が高く,ペースが上がらなかった。
今回が,これまでと顕著に異なる点は,このような真夜中の石尾根であっても,登山者がいたことである。2名に出会った。これは驚くことである。そのうち1名は,私と同じく,JR奥多摩駅から石尾根経由で雲取山を目指すというのである。もっとも,三峯神社までは行かないが。
真夜中(午前2時30分頃),突然,ヘッドライトが故障し,ライトが付かなくなった。これは,大ハプニングである。真っ暗闇。ここで歩行できないとすると,雲取山での日の出を見ることができないばかりか,ライトなしで歩行できる午前6時頃までの約3時間30分,その場所で待機しなければならない。しかし,私は,夜間登山を趣向する者である。これで終わりとなるわけにはいかない。というわけで,予備のヘッドライト(2台目)を取り出し,歩行を進めた。しかし,このように,登山においては,突然,予期しない事態が起こり,それが,致命的な事態となり得ることを十分に認識しなければならない。幸か不幸か,こうした重大ヒヤリハットを新年早々認識した次第である。
初日の出撮影ポイントである雲取山避難小屋には午前4時21分に到着。昨年より1時間遅い。日の出まで2時間以上あるが,それでも,数人が野外で待機していた。避難小屋入口にあるベンチ付近で体を丸めて座り,ひたすら寒さを忍ぶこととした。
午前5時,早めにベストポイントにカメラの三脚を設置し,撮影準備に入る。この頃から,テント泊の人や雲取山荘泊の人が登頂してきた。最終的には,昨年より1.5倍くらいの50〜60人くらいとなった。
初日の出を撮影後,速やかに三峯神社方面(埼玉県側)に下山する。雲取山荘までの道は,一部凍結していたが,アイゼンを必要とする程度ではない。雲取山荘では,毎年恒例の餅つきが行われていた。私は,山荘内で,ほかの登山者と会話をしながら,ホットコーヒーを飲み,身支度をして,山荘を後にした。
その後,三峯神社コースは,例年以上に登山者が多く落ち着けなかった上,アップダウンが多く苦慮したが,まあ,難なく歩行できた。
私が毎年楽しみにしている霧藻が峰休憩舎での御主人らとの歓談は,当該御主人が雲取山2017のイベントに出席のため,何と,閉店となっていた。残念である。
三峯神社は,さすが関東を代表する神社だけあって,ものすごい人出であり,特に車の渋滞が顕著であった。三峯神社は,年々参拝客が増えている。なぜか。今年は,3年前から気になっていた,当該神社の名物である白いお守り「気守」を手に入れることができた。帰りの西武秩父駅行きバスは,昨年より増便し,同時6台での運航となっていた。
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