宮路山→五井山(豊川ふれあい山歩き_冠雪の富士山・御嶽山・白山を望む)
- GPS
- 07:08
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 718m
- 下り
- 719m
コースタイム
- 山行
- 5:23
- 休憩
- 1:45
- 合計
- 7:08
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所・迷い箇所なし |
その他周辺情報 | 車で30分行けば、三谷温泉がある。20時までOKなのは、3軒。〔聖柿顱1,100円/人 海陽閣 1,080円/人 ひがき 1,500円/人 じゃらんのクチコミで評価の高かった〔聖柿颪惺圓辰拭小さな露天風呂、サウナあり。内風呂は大きい。ただし、露天は海は見えず。それでも、まあまあ満足できた。コスパが良いかは疑問 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ライター
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
日焼け止め
携帯
サングラス
タオル
ナイフ
カメラ
|
---|
感想
三河の低山、宮路山・五井山へ。
積雪のない山の中から、年末に行った設楽方面以外を選んだ。
【往路前半(福祉保健センター〜宮路山)】
豊川市の音羽福祉保健センターに駐めさせてもらう。
9:40 出発。気温は8℃。
長袖+ル・コックTシャツ+Marmotクライムアーマーの3枚でスタート。
まっすぐ西に歩いて行く。宮道天(みやじてん)神社には、帰りに寄ることにする。
すぐに、獣よけのゲートが2ヶ所ある。宮路山山頂方向と指示されていた左側のゲートを開け、進む。9:52。
少しの間だけだが、竹林の中を進む。竹林って今まであまり無かったよなと、不思議な気持ちになる。もっとあってもおかしくなさそうなのに。個人的に、竹林には思い出があり、少し懐かしさに浸る。
少し急な登り道を上がっていく。天気も良く、冬の弱い木漏れ日が射している。気温は8℃。少しひんやりしていて気持ち良い。
それでも汗をにじませながら登ると、壊れかけた鳥居に着く。10:05。暑かったので、クライムアーマーを脱ぐ。
10:26。宮道天神社奥の院へ到着。
後から来た方に、富士山が見えるポイントを教えてもらう(ちゃんと手書きの案内板が立っていたが、教えてもらわなかったら、気付かなかったかもしれない)。木々の間からだが、富士山が綺麗に見える。
奥の院の右を回り込むようにして山頂へ向かう。すぐに、宮路山山頂に着く。10:37。361m。10名ほどが休憩していた。
三河湾が太陽に照らされている。昨年末に本宮山に登った時に見えた景色が、より一段と近くに迫っている。
ゆっくり休憩されていたご老人とお話しした。定年後から登山を始めたが、数年前には九州南部の4座を4日間で登るなど精力的に登られているとのこと。胆力のある感じだった。
【往路後半(宮路山〜五井山)】
予定通り、五井山に向かう。10:52。はじめは、少し下る。気温13℃。
宮路山山頂では、しばらくいても寒くなかったが、再び日陰に入ったら、急に寒くなった。それでも、歩いていたらすぐに温かくなるだろうと思い、2枚のまま歩き続ける。
道は整備されている。また、分岐だけでなく、途中にも「←宮路山頂 ○km ○分」「○km ○分 五井山頂→」という案内板が、一定間隔で設置されている。
11:28 電波塔の辺りからは、下りになるが、当然、大きく登り返す。
終わりがけは、少し急登が続く。
一旦林道に出て、もう一度登山道に入る所は、再び林道に出たので、登山道に入る意味があるのかよく分からなかった。
再び登山道に入って少し行けば、五井山山頂454.2m。12:00。10数名が休憩していた。
けっこうベンチや丸太(ベンチ代わり)が埋まっていたので、丸太の右端に座っている方に断りを入れ、左端に座る。「どこから来られたんですか?」と声をかけられ、そこから小1時間、山の話題で盛り上がる。テント泊、雪山登山の練習など、情報と楽しい時間をありがとうございました。
五井山山頂では、風も吹いていたので、クライムアーマー、ソフトシェル、フリースを着る。
山頂のベンチなどがある場所の隣に、無線中継所の跡地がある。そこから北を望むと、聖岳などの南アルプス南部の山々、恵那山、御嶽山が見える。特に、南アルプスは、この日初めて見えたので、しばらくじっくり眺めていた。
無線中継所跡地をぐるっと回って南側を望むと、三河湾が宮路山山頂より近くに見える。午後の太陽が海を照らしている。細かい波がその光を乱反射して、細かく輝いていた。
【復路1(五井山〜宮路山)】
13:25 ようやく下山開始。随分と長居をしてしまった。
あとは、ほぼ下るだけ。往路の林道→登山道の所は、林道を通ってずっと行ってみたが、やはり問題なかった。あの途中の登山道は何だったんだ?
13:58 電波塔を通過。
14:20 宮路山山頂近くの御嶽山展望箇所を過ぎた所で、初老の男性とすれ違う。すれ違う際に、挨拶の後に「今日は御嶽山は見えますか?」と訊かれ、そこから、宮路山の話、松尾芭蕉の話、旧東海道の話になる。「この宮路山から、豊川の町が一望できる場所がありますが、良かったら一緒に行きますか?」と言われる。「今から五井山に登られるんですよね??」と訊くと、「よく登っているので、いいんです。一緒に行きましょう。」と言われ、その方はご自分にとっては逆戻りとなるのに、案内して下さるという。お言葉に甘えて、連れて行ってもらうことにした。
【復路2(宮路山〜旧東海道)】
途中、第1駐車場の方へ下っていくと、登山道の脇に大きく掘り返されている箇所があり、それは「イノシシが掘り返した跡です。自然薯を食べるんです。」と教えてくれた。
14:48 コアブラツツジの自生地を通過。東屋がある。
ここから登り返す。
14:54 旧東海道についての解説板の立つ場所で、松尾芭蕉が歩いた宮路山内の道はどこなのだろうという話になる。
15:00 急登を登り、豊川の町が一望できる場所へ着く。その名も「展望の丘」。確かに、豊川の町がよく見えた。正面には、昨年末にも登った本宮山が、どっしりと構えていた。
ここからは、どんどん下る。
15:21 林道に出るが、再び登山道に入り、下る。
忠魂碑のある場所に出ると、もう居住地区は間近。
15:35 居住地区に出て、しばらく行くと、図書館の裏手に出る。この図書館の表に回り込むと、写真の展示や文化財の紹介をしている建物がある。
男性はこの近くに自転車を駐めているとのことで、取りに行かれた。ここから、自転車を押して、今日のもう一つの目的地と決めていた御油の松並木まで一緒に行って下さるという。
【復路3(旧東海道〜福祉保健センター)】
旧東海道に出て、自動車の往来も多い中を、南東へ歩く。
途中、大橋屋という江戸時代中期の旅籠屋の建物があった。15:50。未だに綺麗であり、まだ現役で使えそうだったが、今は豊川市が保存しているという。
ずっと行くと、思ったより早く、福祉保健センターへの道との分岐に出た。
ここからもう見えているが、関川神社には、大きな楠がある。
15:55 実際に関川神社へ着き、下から見上げると、大楠は本当にすごい迫力だった。冬の時季でも、葉は緑であり、生気に満ちあふれていた。
関川神社を越え、もう少し行くと、御油の松並木の入口に着く。16:06。旧東海道は、今は自動車も走れるように舗装されており、それの両脇にとても大きな松が立ち並んでいる。昔は、防風林としてだけではなく、油を取るためにも使われたという。
松並木の出口地点まで一緒に行ったが、流石にここでお別れ。16:15。歴史や言葉の由来などに興味をお持ちで、短い時間だったけれど、色々と教わりました。何より、お人柄に触れ、暖かい気持ちになりました。ありがとうございました。
ここからは、引き返す。16:28 松並木を出て、関川神社で再び大楠を見て、福祉保健センターへの分岐を左へ曲がる。
少し行くと、宮道天神社に出る。16:40。時間はだいぶ経っていたが、行こうと思っていたので、立ち寄る。
境内には、初詣シーズンだとは思うが、誰もいなかった。
本殿では、絵馬が文化財に指定されているらしいが、見ることはできなかった。
宮道天神社を出ると、もう福祉保健センターの近く。
16:50 ようやく戻ってきた。
【まとめ】
山は、低山ながら、気持ちの良い登山道を歩くことができ、楽しめた。昨年末が無味乾燥な林道歩きだったので、余計に楽しかったのだと思う。このコースは、途中に、宮路山というピークがある(しかも海も見える)ことで、中だるみしないような気がした。
今日は、主に3人の方とよく話をし、特に最後の方は、一緒にしばらく歩いて、色々話をした。
登山や歴史など、皆色々と興味を持って、その道を楽しんでおられるなぁと思った。自分も少しずつかな。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する