白毛門
- GPS
- 08:24
- 距離
- 6.2km
- 登り
- 1,072m
- 下り
- 1,064m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年12月の天気図 |
アクセス | |
その他周辺情報 | 水上のペンション木馬に前夜泊。 帰りは湯檜曽の旅館永楽荘で日帰り湯 |
写真
感想
前日24日はペンションに前泊。早朝5:40にオーナーに白毛門登山口まで送って頂く。登山口6:00到着。まだ暗いのでヘッデンをつけ装備確認後、ゆっくりと登り始める。この日は天気が良いとの予報で人は多分多いのではないか。後ろから単独男性が追い抜いて行った。2年前同じコースだが、前回はあの時は松ノ木沢頭からのラッセルで時間切れで敗退した。今回はリベンジだ。
最初の樹林帯の登りで、所々、地肌が見えている。今年は雪が少ない。ただ少しトレースを外すと深いところもそれなりにあり、最初の樹林帯でアイゼン装着する。東側の谷を見ると細い3筋の滝筋が見える。沢登りで有名なポイントだという。そのポイントの名前はなんと「鼻毛」。バカボンのパパの鼻毛に似ているので、誰かが名付けたらしい。
少しづつ日が上がってきて、朝日に染まった美しい谷川岳に歓声が上がった。風もなく、暑い。ペースはゆっくりだが、次第に高度を上げて、やがて松ノ木沢の頭に到着、ここにテントが2張りあった。この先もトレースがバッチリ付いていて、先行者の姿も見える。前回撤退したブッシュもよく見えていて、木の全体が結構見えている。前回はあのブッシュの木の上まで雪が積もっていたのだが今年はやはり雪が少ない。ブッシュを過ぎると急登に、ジジ岩ババ岩を過ぎ、山頂直下の鎖場へ、ここは右に巻けそうだがちょっと危ない感じ、ここは素直に鎖を使って上る。鎖を超えて山頂へ、風が強いがまさに絶景。
谷川、馬蹄形の稜線が素晴らしくて風は冷たいが気持ちが良い。みんなで集合写真を撮って下山。帰りの急坂は、アイゼンワークを意識して慎重に降りる。14:50には全員無事登山口へ下山。
僕自身は一昨年に続いて二回目の挑戦での初登頂。
ここで誤算。帰りの14:56のバスは先週で終了、タクシーも50分待ちということで、バス停で寒くて震える羽目に。メンバーの一人がヒッチハイクを試みるも、さすがに止まってくれる車はなかなかない。諦めかけたところ、一台の車が止まってくれ、湯檜曽温泉まで送ってくれることに。聞けば西黒尾根を谷川山頂まで単独で登ってきたという若い方でした。地獄に仏とはまさにこのこと。湯檜曽温泉まで送って頂き、丁寧にお礼を言って、お別れ。年末、山屋の暖かさが心に沁みました。
温泉は旅館永楽荘を利用、聞けば労山の指定の旅館になっており、ここもまた山屋にはとても対応が良い旅館でした。日帰り湯の利用だったのだが、風呂に入っている間に靴を乾かして頂いたり、缶ビールを頼んだらおつまみもサービスして頂いたり、お気遣いが素晴らしい。登山客も多いとのこと。こうした下山後のいろんな人たちとのふれあいも今回の山行ではとても印象に残った山行となった。
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