記録ID: 1051444
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雪山ハイキング
富士・御坂
峠と富士を訪ねて−女坂峠〜三方分山〜パノラマ台
2017年01月22日(日) [日帰り]
![情報量の目安: A](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_A2.png)
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 06:43
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 896m
- 下り
- 902m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・女坂峠へは精進バス停のやや東にある細い石畳道を入る。 ・パノラマ台、根子峠から下山するとパノラマ台下バス停の裏手に出ますので、時間によっては精進バス停までバスで戻ることもできます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・女坂峠への登山道が始まると同時に雪が出始めるが、日当たりのいいところは消えており、全行程の6〜7割ほどが雪道。 ・当日のコンディションではアイゼンつけなくても大丈夫でしたが、凍結箇所が増えれば、付けたほうが安全かと思われます。 ・比較的歩きやすい雪質でしたが、むしろ危険なのは溶け始めのところで、特に三方分山から精進山方面への下りは斜度もあり凍結注意です。 ・精進山〜根子峠辺りが最も雪が深かったですが、それでも20cmほど。この辺りは北西風をモロに受けるので寒かったです。 ・全行程トレースがありましたので道迷いの心配はありませんでしたが、目印類はあまりないので、新雪でトレースが消えると分かりづらそうです。 ・女坂峠から三方分山までの尾根道は路肩が崩落している場所があり、注意喚起のロープが張ってあります。不用意に近づかなければ危険は少ないかと。 |
写真
撮影機器:
感想
最近、峠にやたらと興味がある。
今の登山は大抵の場合山頂という点を目指すが、
昔の人は向こうにある世界を目指して山を越えていった。
そして、峰峰をつなぐ稜線という線を通過する場所が峠だった。
昔の人が峠に達した時に見た風景や感じた思いに少しでも触れてみたい。
そんなことが峠への興味に繋がっているのかもしれない。
静岡方面から甲府方面に行くには3本の街道があったようだが、
その真ん中の道は中道往還と呼ばれ、
その中道往還が稜線を越える場所が女坂(峠)であった。
登る前は、女の人でも登れる比較的緩やかな峠道なのでその名がついたと思っていたが、
峠にある説明で、この峠で子供を産み、母子共に亡くなってしまった女性に由来することを知った。
なんとなく、人々の峠道に対する思いが感じられる。
峠の先は甲府方面に通じているはずであるが、
峠からの下り口には、危険なので立ち入りを控えてくださいとの表示がされていた。
ヤマレコを見ても記録は見当たらず、今ではほとんど人が通らないのかもしれない。
女坂からは、三方分山、精進山(湖西山)、精進峠、根子峠を経てパノラマ台へ。
パノラマ台はまさに富士山眺望のために設えられたような場所で、
富士山を正面に据え、毛無山方面から本栖湖、とにかく雄大な青木が原樹海、西湖、河口湖に御坂山塊といったパノラマが一望のもとに見渡せる。
この時期は人も少なくのんびりと山を楽しむことができました。
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