灰ヶ峰(広島県呉市)〜「この世界の片隅に」の舞台へ
- GPS
- --:--
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 757m
- 下り
- 741m
コースタイム
天候 | 曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2017年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
近道登山道は林道出合いの辺りが藪っぽくなりますが、それ以外は分かりやすい道です。 |
その他周辺情報 | 映画「この世界の片隅に」上映中! http://konosekai.jp/ 呉市観光協会 https://www.kure-kankou.jp/ 呉艦船めぐり。夕呉クルーズはこちらから http://kure-kansen.com/ |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
飲料
地図(地形図)
携帯
時計
サングラス
タオル
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感想
昨年11月12日に全国63館で公開され、口コミを中心に大ヒットし各映画賞を総なめしているアニメーション映画「この世界の片隅に」はご覧になったでしょうか。
現在は全国約300館に拡大上映され社会現象にまでなっているこの映画の舞台は広島県広島市と呉市ですが、それぞれの場面に印象的な姿を見せてくれる山があります。広島市の「江波山」と、呉市の「灰ヶ峰」です。特に灰ヶ峰は、主人公「すずさん」が嫁いだ家が麓にある設定で、物語のクライマックスでも存在感を見せてくれます。
年末年始、この映画にはまってしまい休日のたびに鑑賞していたのですが、1月7日~9日の連休を利用してついに聖地巡礼に行ってきました。そして、ただのロケ地巡りに終わらず、この印象的な山も登ってみようと、登山も絡めた計画を組みました。
大分から広島呉は陸路、新幹線利用がもっとも速く、朝早いうちに広島駅に着いてしまいます。そこから、すずさんが嫁入りの為に辿った経路の通りに呉線で30分ほど海沿いを走ればもうそこは映画の舞台。呉駅の正面口を抜けると真正面が灰ヶ峰。映画そのものの姿を見せてくれ、思わず歓声が上がりました。
市街地を抜けてすずさんの家のあったあたりへ。まさに聖地巡礼で、残っている地名や古い建物、映画でも表現される上り坂など興奮しつつも、古くからの住宅街なので足早に通り過ぎ、灰ヶ峰の登山道へ(その後、映画人気の高まりからファンが多く集まるようになり、すずさんの家の辺りは訪問を控えてほしい、と監督から公式メッセージがありました。今回も近くの辺りの写真の掲載は控えます)
すずさんの家の辺りからの登山道は現在のメインルートではないようで、地形図には示されているけどヤブこぎだったらどうしようと心配していましたが、基本的にしっかり整備された登山道でした。これだけ市街地に近い山なので当然といえばそうですが、この山も呉市民の憩いの山になっている様子。1時間ほどで山頂に到着しました。
山頂はレーダードームや展望台があり、まさに展望抜群。呉の市街地や瀬戸内の島々、広島市も遠く望めました。護衛艦やタンカーなども行き来している姿がはっきり見えました。山頂で会った親子連れが、映画の登場人物と同じ話し言葉(呉弁?)を話していて、そんなところにも感動。
下りはメインの中国自然歩道を利用。こちらも眺めの良い道で、山から真っ直ぐ海に向かって下りる感覚を味わえました。
市街地に下りてからは海軍さんご用達の肉じゃがをいただいたり、夕方の呉港クルーズを楽しんだり。映画の舞台を満喫しました。まるで映画の中にいるような雰囲気を味わいました。
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