天狗原山・浅海川ー中海川周回
- GPS
- --:--
- 距離
- 15.1km
- 登り
- 1,489m
- 下り
- 1,486m
コースタイム
2.30 980m 栃の樹亭
3.06 1055m 林道・小谷-妙高線
4.24 1475m 天狗原南西尾根稜線上
5.19 1645m 雪庇のある平坦地
7.57 2197m 天狗原山着
8.15 2197m 天狗原山発 浅海川へ
8.30 1650m 浅海川1650m登り返し
8.57 1750m 金山南西尾根
9.08 1750m 中海川へ
9.45 960m 栃の樹亭下橋
10.07 1100m 林道登り返し
10.20 850m 小谷.山田温泉着
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年02月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
今日は1年ぶりに甲府の名人と二人で天狗原山周回コースを楽しんだ。最近すっかり影が薄くなった名人だが、たまに来る患者さんまで最近名人さんはどうしたんですかと心配されることもある。全盛期の輝きとは言わないが少しでも昔のあの頃に近づいて欲しいと願っている。命がけで記録を作っていた頃が懐かしい。
今日は本気で気合いを注入してあげようと昔二人で開拓した浅海川周回コースに連れ出した。今日晴れるのは9時頃までだろう。西から雨が降り出すのでなるべく東方面でスタート地点が高いと検索すればここしかなかった。深夜2時小谷温泉発と約束してある。深夜23時半に自宅を出て小谷温泉に向かった。ここも雪は多かった。山田温泉に登るにつれ雪はガンガン増えて行く。
深夜1時45分頃無事到着、名人は前夜泊していた。さあ行くぞ、今日は名人に合わせてまったりペースで歩こう。星空の下林道をスタート、栃の樹亭を右折するとトレースがあった。前日来たパーティだろうか?この時期トレースを見るのは初めてだろうか、微妙にトレースは僕たちの好むトレースではないので途中から自分たちだけのトレースを作る
昨日は快晴だったので雪はモナカか氷化しておりポンでは沈まない、今日は細板でもいいだろうが帰りの滑りを考えたらやはりポンしかなかった。林道から尾根に登り右手の雪庇から離れて気をつけていたが、端から10mくらいの位置でいきなりズドーンと落ちた。びっくらこいた。もし雪庇の下敷きになったらただでは済まなかった。
気を取り直してさらに高度を上げる。まだ真っ暗だ。モンスター地帯を通過中もまだ暗くて写真にならなかった。まあいいやトラバースルートを伸ばして天狗原山の最後の斜面が見えたら朝日が上がった。素晴らしい!天狗原山も赤く染まり出した。後立の山々も赤く輝き出した。さあゴールが近い。8時前に山頂着。いつもながら焼山や火打が間近に見える。風もなく穏やかだ。
休憩して写真を撮り合いいざ浅海川に、雪はモナカだがポンは沈まないから快適だった。緩斜面もスイスイ飛ばしてあっという間に登り返し地点に着いた。ここから100m登り返して尾根に上がり反対側の中海川に滑り込んだ。沢は埋まっていた。デブリを避けながらガンガン滑って行くと湿地帯に出た。ここから少し歩いて最後滑り込めば林道の橋に出た。
ここでシールを付けて栃の樹亭に登り返せばあとは山田温泉へ。ところが山田温泉まで除雪されていたので道路脇を滑っていたらいきなりクサビ状のヒドンクレバスに落ちた。左足が引っかかり体は全く動かせない。まじでヤバイ、名人に来てもらい、左足の板を外してもらいなんとか脱出できた。単独なら絶対脱出不可能だった。山は怖い、改めて仲間の存在の有り難さを痛感した。名人の完全復活はまだまだだが、頑張れ名人!
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
YSHRさんの過去の記録を見て土曜に天狗原山初トライしていました。
いいトレースが引けなかったのは残念でしたが最高の景色を楽しむことができました。
今度は山でお会いできたらと思います。
メールありがとうございます。このコースを開拓したのは10年以上前ですが、若い人たちが来てくれて嬉しいです。静かでこの辺りでは一押しです。林道から尾根の上がりはもう少し進んだカーブ辺りが楽です。それとうまくルートを取れば山頂まで完璧にアップダウンしなくてもいけます。天候が悪くてピストンせざるを得ない場合はこれが鍵ですね。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する