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Yamareco

記録ID: 1061707
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

浅川山〜大峠(安曇野)

2017年02月04日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
13.9km
登り
894m
下り
886m

コースタイム

日帰り
山行
7:24
休憩
1:01
合計
8:25
6:55
88
スタート地点(別荘地の林道入口)
8:23
37
送電鉄塔
9:00
31
林道1530m付近
9:31
9:46
24
林道1650m付近
10:10
10:42
58
浅川山
11:40
11:47
53
林道の大峠
12:40
12:47
17
林道1650m付近
13:04
71
林道1530m付近
14:15
65
送電鉄塔下方の林道
15:20
ゴール地点(別荘地の林道入口)
天候 快晴 無風
過去天気図(気象庁) 2017年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
登山口は安曇野市穂高牧セラヴィリゾート泉郷(いずみごう)の別荘地。

安曇野市の県道25号にある『常念岳 一ノ沢登山口』から入る。
途中、別荘地入口にアンビエントホテルの標識がある所を右折する。右折しないで真っすぐは常念登山口方面だが、除雪されないので全面アイスバーンとなっている。
ホテルを左に見て別荘地の外周を上がる。車道が平になってしばらく進むと、真っすぐ方向と右下に分岐するY字路で、真っすぐ方向の左側路肩に停める。
登山口はここから20〜30mほど戻った林道(しばらくの間 上部で水道の配管工事中)。
コース状況/
危険箇所等
満願寺方面からの林道浅川山線には、駐車地点から15〜20分で出られます。
林道は少し先、ピンクリボンのぶら下がった所で支線が右に分岐しています。
私は上りでは支線、下りは本線を歩きましたが、支線は荒れていました。
支線の上端は地形図では本線と接合していますが、実際には本線直下で切れています。以後、上りでは遠回りとなる林道は避け、ずっと尾根を歩きました。

地形図1530m付近と1650m付近で林道へ出ます。
どちらも西側が開け、大滝〜蝶〜常念〜横通岳が見えますが、特に1650m付近は白銀を装う常念が圧巻で、当日の山行で最も展望の良い場所でした。
往復ともここで食事休憩、展望が素晴らしいと食べ物も美味しいようです(^_^;)

尾根は緩やかで分かりやすく、急斜面や岩場など危険を感じる所は皆無でした。
標高1340m付近の送電鉄塔
2017年02月04日 08:23撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
2/4 8:23
標高1340m付近の送電鉄塔
カラマツの植林帯樹間から大滝〜蝶〜常念〜横通
2017年02月04日 09:12撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
2/4 9:12
カラマツの植林帯樹間から大滝〜蝶〜常念〜横通
前常念〜常念〜横通〜2530mP〜2467.1三角点P
2017年02月04日 09:33撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
3
2/4 9:33
前常念〜常念〜横通〜2530mP〜2467.1三角点P
登って良し、眺めて良し
これだから「好山病」は治らない(^ー^)
2017年02月04日 09:33撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
3
2/4 9:33
登って良し、眺めて良し
これだから「好山病」は治らない(^ー^)
大滝〜蝶〜蝶槍
2017年02月04日 09:34撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
1
2/4 9:34
大滝〜蝶〜蝶槍
左は鍋冠、右奥は蝶槍北の2592mP
2017年02月04日 09:34撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
2/4 9:34
左は鍋冠、右奥は蝶槍北の2592mP
(つい、同じ山を何度も撮ってしまう)
2017年02月04日 09:54撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
1
2/4 9:54
(つい、同じ山を何度も撮ってしまう)
浅川山頂上
山名を記した標示類は何もない。
(浅川山頂上で撮影1)
2017年02月04日 10:13撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
1
2/4 10:13
浅川山頂上
山名を記した標示類は何もない。
(浅川山頂上で撮影1)
ここが三角点かも…
(浅川山頂上で撮影2)
2017年02月04日 10:14撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
2/4 10:14
ここが三角点かも…
(浅川山頂上で撮影2)
(浅川山頂上で撮影3)
2017年02月04日 10:17撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
2/4 10:17
(浅川山頂上で撮影3)
金山〜焼山〜影火打〜火打
(浅川山頂上で撮影4)
2017年02月04日 10:20撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
2/4 10:20
金山〜焼山〜影火打〜火打
(浅川山頂上で撮影4)
富士山
(浅川山頂上で撮影5)
2017年02月04日 10:26撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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2/4 10:26
富士山
(浅川山頂上で撮影5)
(浅川山頂上で撮影6)
2017年02月04日 10:30撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
1
2/4 10:30
(浅川山頂上で撮影6)
鍋冠
(頂上から北へ少し下った所から)
2017年02月04日 10:54撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
2/4 10:54
鍋冠
(頂上から北へ少し下った所から)
鍋冠からは展望なしが勿体ない。
2017年02月04日 10:55撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
2/4 10:55
鍋冠からは展望なしが勿体ない。
抜ける青空
2017年02月04日 11:04撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
2/4 11:04
抜ける青空
八ヶ岳全山
2017年02月04日 11:13撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
2/4 11:13
八ヶ岳全山
大峠へ向かう途中、妙高方面が素晴らしい絶景ポイントがありました。
左から雨飾〜金山・天狗原〜焼山〜影火打〜火打〜乙妻・高妻〜三田原〜妙高
2017年02月04日 11:18撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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2/4 11:18
大峠へ向かう途中、妙高方面が素晴らしい絶景ポイントがありました。
左から雨飾〜金山・天狗原〜焼山〜影火打〜火打〜乙妻・高妻〜三田原〜妙高
右は燕岳、左は燕山荘
2017年02月04日 11:20撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
2/4 11:20
右は燕岳、左は燕山荘
志賀高原方面
2017年02月04日 11:25撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
2/4 11:25
志賀高原方面
浅間連峰
(肉眼では時々釜山の噴煙が見えました)
2017年02月04日 11:27撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
2/4 11:27
浅間連峰
(肉眼では時々釜山の噴煙が見えました)
安曇野と浅間連峰
2017年02月04日 11:27撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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2/4 11:27
安曇野と浅間連峰
美ヶ原(中央は鉄塔群)
2017年02月04日 11:36撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
2/4 11:36
美ヶ原(中央は鉄塔群)
大峠からの展望
中央やや右寄りが燕山荘のあるピーク
2017年02月04日 11:43撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
1
2/4 11:43
大峠からの展望
中央やや右寄りが燕山荘のあるピーク
...だそうです。
2017年02月04日 11:46撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
2/4 11:46
...だそうです。
峠から一歩下がって
2017年02月04日 11:49撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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2/4 11:49
峠から一歩下がって
美ヶ原〜蓼科〜硫黄
霧ヶ峰は蓼科の右下
2017年02月04日 11:50撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
2/4 11:50
美ヶ原〜蓼科〜硫黄
霧ヶ峰は蓼科の右下
右は1909.5m三角点(点名=天満沢)
左の小ピークの左側鞍部に林道の大峠、右側鞍部に地形図の大峠
2017年02月04日 12:10撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
2/4 12:10
右は1909.5m三角点(点名=天満沢)
左の小ピークの左側鞍部に林道の大峠、右側鞍部に地形図の大峠
1909.5mPは山頂直下の西側が開けている。
2017年02月04日 12:10撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
2/4 12:10
1909.5mPは山頂直下の西側が開けている。
下りで、地形図1782m南の林道から富士山
2017年02月04日 12:16撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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2/4 12:16
下りで、地形図1782m南の林道から富士山
同じ地点から南アルプス(鳳凰山〜光岳)
梢の上は聖
2017年02月04日 12:18撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
2/4 12:18
同じ地点から南アルプス(鳳凰山〜光岳)
梢の上は聖
沢を挟んで対岸の林道
2017年02月04日 13:16撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
2/4 13:16
沢を挟んで対岸の林道
撮影機器:

感想

雪山の素晴らしさは実際に登った者でないと体感できないが、もはや厳冬期の赤岳や西穂高に行く技量や脚力はない。2500mを超える山ともなればそれなりの装備も必須となる。
山頂が背の高い針葉樹林に覆われていない限り、登山道の有無は関係なく、中級山岳からも好展望が楽しめる。

2015年3月号のヤマケイで、『見つけて登る残雪の山』として越後の大源太山、飯士山、桂山が詳しく紹介されていたが、私にとっては ”立派な登山道があり、滑落のリスクがある急斜面の山を何も無理して残雪期に行かなくても‥‥”との思いだった。
桂山は積雪期〜残雪期でないと困難だが、この時期の越後は仕事の休日が山日和に恵まれることは滅多にない。

そんな訳で目を付けたのが安曇野の浅川山───
もし何らかの事情で尾根通しに行けなければ林道がある。基本的には林道歩きは好きではないが、≪周辺の風景を楽しみつつ、よそ見しながら歩ける登山道≫だと思えば苦にならない。
別荘地の登山口から浅川山までは標高差670mほど。
尾根はとても緩やかで歩きやすく、気合を入れるような急斜面は全くない。これは全く意外だった。
林道は目測の斜度が10%ほどで、尾根を大きく迂回する。
下りでは膝が痛むこと、なるべくなら周回ルートを選びたいことで、下りには林道を歩いたが、標高がなかなか下がらずウンザリした。

登頂まで4〜5時間を見込んでいたが、途中15分の休憩を挟み、丁度3時間で登頂。
林道と尾根が交差する1650m地点ほどではないが、大滝〜蝶〜常念が素晴らしい。
それまで見えなかった妙高方面も木の枝の間からよく見える。
富士山まで見えるとは予想してなかったが、南北に長い北アルプスの東側前衛の山では南東側が開けていればどのピークからでも富士山、南アルプス、八ヶ岳が見える。

予想より早く登頂したので、浅間連峰〜志賀高原がよく見える所を探して、予定外の大峠まで行く。
林道は左側は山、右側は安曇野で、期待どおり浅間や志賀高原の山々がよく見える所があった。林道の大峠は地形図やそれを基にした登山地図とは別の場所で、地形図1800m等高線の南側鞍部である。ここは燕岳の展望台でもあった。
大峠までの途中からも燕岳が見える所があり、そこで撮った写真をズームすると燕山荘がはっきり見えた。

これなら、山頂直下の西側が好展望の1909.5m三角点を最初から予定して置くべきだったと思うことしきり。
当分の間、『見つけて登る残雪の山』ならぬ『探して登る好展望の雪山』歩きとなりそう。
未踏のピークへのささやかな冒険心と限りない探究心に心を弾ませて〜。

★ 尾根から林道へは、崖になっていて降りられない所が多いです。
浅川山頂上から北は、地形図1733mの鞍部は安全に降りられました。下山で、ずっと尾根を下って林道へ降りる場合、送電鉄塔の基部から右下が降りやすいです。カラマツの倒木があり、その梢の所からは安全に降りられます。
富士山は浅川頂上より、地形図1782mPの南側林道の方がよく見えました。
大峠の北西の富士尾山(未踏)も、黒破線途中の1058mが好展望らしいです。

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コメント

参考になりました
山行に、いや参考になりました。
浅川山の麓に住んでおり、浅川山には無雪期に林道をMTBで満願寺から中房温泉へ抜けたことがあります。
私も冬に行ってみたいと思います。
2017/11/1 10:31
Re: 参考になりました
林道の中房川側は入口にゲートがあるようですが、満願寺側にもあるのでしょうか?
もし車で入れるようなら、浅川山の北から横通岳東尾根の2467.1m三角点(点名 大滝供砲惺圓辰討澆燭い任后
折り畳み自転車はあるにはありますが、変速機無しなので上りでは大変だと思います。

コメントありがとうございました。
2017/11/1 21:48
プロフィール画像
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