鍋冠山(標高907m)富山の百山 No.63
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- GPS
- 06:14
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 634m
- 下り
- 623m
コースタイム
天候 | 曇り時々雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
林道歩きが半分以上。鍋冠山頂上手前標高850m位から深い雪と急勾配箇所でスノーシューでは苦戦した。 |
写真
感想
金・土曜日と平地での降雪は大したことはなかったが、
山ではたんまりと降ったはずである。
よって、雪崩の危険がなく、雪のある時期しか行けない
富山の百山といことで上市の鍋冠山に出かけた。
土曜日は雪が降ったりやんだりで日曜日にスライド。
西種まで車で移動するが上市を抜けるあたりから積雪が多くなる。
西種集落に入り除雪の邪魔にならなさそうな空き地に駐車。
6:56スタート。道路には融雪のため水を流していて川のようになっている。
集落を抜けるとやがて水の流れが細くなり、雪の谷になっていく。
最後の一軒家辺りで水流が無くなり、雪道となる。
ここでスノーシューを付けて歩き出す。
山スキーのトレースにつられて骨原方面へ向かう。
ルートミスに気付いて森の中を抜け、貯水池横から
林道に合流。トレースなし。さすがに雪の量が多いのでピッチが上がらない。
林道のショートカットを試みるが林道に乗り上げる手前が
急勾配で深い雪のため足が取られて苦戦。何とか乗り越える。
ここからは林道を正直に進む。杉林が連続する中単独ラッセルが続く。
杉の木の下が雪が少なく歩きやすいが
それに慣れると深い雪を歩くのが苦になる。
西種の岩屋(大きな岩がある)を過ぎる。単調だが林道歩きが続く。
次第に雪が増え、雪の斜面となってるところもあるが危険性はない。
9:09 広葉樹が現れ東から太陽光が差してきた。
9:12 作業道との分岐に着くと右方向の矢印の案内板が
雪から顔を出している。
ここから先は雪が更に深くなりスノーシューでも20儖幣綫る。
9:41 標高700mを超え釜池分岐を過ぎる。
幸いにも天気は安定して時折青空も見えた。
10:15 いよいよ作業道も終盤のようで雪に埋もれかけてきた。
標高800mを超え、山頂方向目指して杉林の中を登り出す。
序盤はスギの木の下を縫って登りやすかったが次第に急坂と深い雪で
体力を使う場面が出てくる。上りやすい斜面を選びながら進む。
杉の木の根元の雪が少なそうな斜面を選びながらルートを伸ばす。
蛇行したり深い雪では足場を作りながらラッセルしたりと時間がかかる。
ここが核心部だった。
一度、杉から積もった雪が一気に落ちてきて直撃を食らい真っ白となる。
右手に広葉樹が見えだすと頂上が近い。
見通しが良い広い稜線に乗り上げると富山平野の一部が見えた。
11:02 山頂到着。御鷹山同様何もない。
東は大辻山が見えたが標高1800mから上は雲の中だ。
山頂でテルモスのコーヒーとパンで軽食。
南側に木の根元に青のテープが見えたので確認に向かう。
どうもここが山頂のようだ。
小雪がちらつき出し西の空が曇ってきたので下りにかかる。
昇ってきたトレースをそのまま下る。
下り出してすぐに手袋が限界で指先が冷えてきたので
冬用グローブに交換した。
帰途も単調な林道歩きを黙々とこなす。
土地勘が出てきたので積極的に林道をショートカットした。
下るときに気付いたがスノーシューとスキーのトレースがあった。
スノーシューのトレースがショートカットするように付いていたので、
その通りに下ると近道であることが分かった。次に来るときは
この軌跡を参考にしたいと思う。こういう情報はきてみないと分からないので
勉強になった。
4時間近い新雪ラッセルで体力を使って心地よかった。展望に恵まれなかったが
いい体力作りができた。
関連記事)
http://osamuin0221.cocolog-nifty.com/blog/2017/02/900mno632017212.html
食料)
おにぎり 2個(スタート時)
ホットコーヒー 約300
ゼリー 2個
カツサンド 1個
飴 2個
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