伊予ヶ岳と富山 〜海越しの富士山を眺めるハイキング〜

2017年02月21日(火) [日帰り]

• GPS: 07:20
• 距離: 21.9km
• 登り: 1,377m
• 下り: 1,378m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:22
• 休憩: 0:59
• 合計: 7:21

9:24 スタート地点
9:55 10:02 伊予ヶ岳南峰
10:09 10:18 伊予ヶ岳
10:26 10:27 伊予ヶ岳南峰
12:28 12:33 里見八犬士終焉の地
12:37 12:37 富山
14:24 14:43 伏姫籠穴
15:17 15:17 里見八犬士終焉の地
15:23 15:39 富山南峰
15:48 15:49 里見八犬士終焉の地
16:42 16:43 天神郷バス停
16:45 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

平群(へぐり)天神社の駐車場に停めました。

コース状況／危険箇所等

伊予ヶ岳は山頂直下の岩場が砂で滑りやすいので要注意です。

富山の西尾根は国土地理院の地図では、山頂から伏姫籠穴への分岐まで道の線が有りませんが、踏み跡は割と明瞭で足場の悪い所にはロープがあります。とは言え、藪っぽい所はあるし整備された登山道ではないので、富山の他のルートのように容易ではありません。
富山は西尾根を除けば全体的に舗装路歩きが多く、登山道の部分は少ないです。

写真

2/21 9:27

平群(へぐり)天神社の駐車場からスタートです。

2/21 9:52

東屋の上が展望台になっていました。

2/21 9:51

展望台から東側の尾根に道があり、伊予ヶ岳林道へ行けるようです。ベテラン向けとなっていました。

2/21 9:55

山頂手前の岩場。ここからロープが付けてある岩場が続きます。
岩の上に砂が乗っており滑りやすいので足元に注意です。

2/21 10:01

伊予ヶ岳南峰山頂

2/21 10:01

360度の展望です。
双耳峰は富山、左端に伊豆大島、右端に富士山が写っています。

2/21 10:01

富士山と箱根、東京湾の先は三浦半島。

2/21 10:03

伊豆大島、左側に利島も見えます。

2/21 10:02

伊予ヶ岳北峰、左奥は鋸山

2/21 10:02

富山三山の一つ、御殿山方面

2/21 10:03

2/21 10:08

北峰手前からの南峰

2/21 10:10

伊予ヶ岳北峰山頂

2/21 10:15

北峰の先にもピークが在りそうだったので行ってみましたが、何も無くて薄い踏み跡が更に先へ続いていました。

2/21 10:42

東屋まで戻って、山腹を巻いて林道へ出る道へ行きます。

2/21 10:45

河津桜？

2/21 10:49

地滑り防止の治山事業で桜を植えたようです。

2/21 10:54

林道はこの先で舗装路になります。

2/21 11:00

裏側？(北側)からの伊予ヶ岳

2/21 11:23

当初は津辺野山まで行こうと思ったけど、舗装路歩きがつまらないので、この分岐から富山に向かいます。

2/21 11:23

ここからも富士山が見えます。

2/21 11:28

伊予ヶ岳

2/21 11:34

ミカンと梅

2/21 11:38

牛が怪訝な眼差しで、こちらを見てました。

2/21 11:48

伊予ヶ岳

2/21 11:50

富山

2/21 11:50

ここでも富士山が見えます。

2/21 11:58

こんな石灯籠があるから山頂に秋葉神社があるのかと思ったけど違うようです。

2/21 12:06

伊予ヶ岳は遠くなりました。帰りに戻るのが面倒だけど仕方ありません。

2/21 12:07

この分岐は油断していると直進しそうです。左側に道標があります。

2/21 12:38

富山北峰山頂

2/21 12:44

展望台広場

2/21 12:40

展望台からの富士山
分り難けど右側に白い南アルプスも見えます。

2/21 12:40

洲崎と伊豆大島

2/21 12:41

少し興味を引く山です。名前は判りません。

2/21 12:42

鋸山

2/21 12:47

展望台広場の端から策を乗り越え、この擁壁を降りて西尾根に入りました。怪しい振る舞いに見えたのか、ベンチでお昼を食べていた団体さんが怪訝な表情で見ていました。

2/21 12:48

足場の良くない所にはロープがあります。

2/21 13:04

2/21 13:17

地図から予測していたより痩せた尾根でした。所々灌木がうるさい所もあるけど、踏み跡は概ね明瞭です。

2/21 13:23

尾根筋のこうした露岩をうまく避けて踏み跡がついています。

2/21 13:24

道標が出てきました。国土地理院の地図では、ここから登山道の線が入っており階段になっている所もありますが、通る人は少なそうです。

2/21 14:07

尾根の末端です。伏姫籠穴への道標があっても、ここから行く人は少ないでしょうね。
帰りはメジャールートから富山の山頂へ戻ります。

2/21 14:26

伏姫籠穴に寄ります。

2/21 14:29

山門から階段を登って行くとウッドデッキのような休息所があり、その先に伏姫籠穴があります。

2/21 14:33

里見八犬伝は滝沢馬琴の創作だから、この洞窟も後から作られたようですが、そういうロマンの無い事を言ってはいけません。
中に白い玉が安置されており、その奥に八犬士の仁義礼智忠信孝悌の文字が書かれた玉があります。

2/21 15:02

林道の終点から登山道になります。登山道の部分は短いです。

2/21 15:19

水は出ていませんでした。

2/21 15:23

双耳峰の鞍部に着きました。

2/21 15:28

富山南峰のお堂。

2/21 16:36

ここから見る伊予ヶ岳は立派です。

2/21 16:44

平群天神社へ戻って来て本日の山歩きは終了です。

2/21 17:27

帰りに浜金谷のフェーリーターミナルまで来たら、ちょうど日が沈むところでした。
富士山と天城山の間、天城山よりに日が沈みました。

2/21 17:38

遠くの富士山と箱根に東京湾へ入る貨物船が重なり良い景色です。

撮影機器：

Optio WG-2 GPS ペンタックス

感想

guchi999

千葉の山を歩きたいと思っていたら、房総のマッターホルンと呼ばれている伊予ヶ岳がある事を知りました。ヤマレコでも記録が沢山あって面白そうな山です。
この山単体ではお手軽すぎるので、伊予ヶ岳の天神社を起点として北に向かい、鋸南町と南房総市の境界の尾根を津野辺山へ、そこから富山パーキングエリアの方へ下りて、富山の西尾根を登って天神社へ戻る周回を計画しました。
しかし、境界の尾根の林道を歩いているうちに舗装路歩きに飽きて、途中からショートカットして富山に向かい、山頂から西尾根を降り、伏姫籠穴を回って再度富山を越えて天神社へ戻るコースに変更しました。それでも舗装路歩きは長かったけど、富山はそういう山だから仕方ありません。

伊予ヶ岳は山頂の展望が抜群で岩場もあり、やはり面白い山でした。それに小一時間で登れるから、観光で勝山周辺に行った時についでに登る、なんて事もできるのが良いです。

富山の方は舗装路歩きが長くて山歩き感は薄くはありますが、西尾根はそれなりに面白かったです。こちらも伊予ヶ岳ほどではないにしろ景色が良いので観光がてらに、表題の如く海越しの富士山を眺めにという軽いハイキングには良い所だと思います。

コメント

いーぐる

房総とは・・・
guchiさん、こんばんは！
　また、随分と風変わりな山に行きましたねー。
動機は何？　岩尾根？、八犬伝？、ロングウォーク？
最近はマニアック度が凄いですね。
　でも、風変わりなコースには、なかなか驚きも多いですね。
伊予ヶ岳の山容、東京湾上の富士山、いい写真でしたよ。

guchi999

Re: 房総とは・・・
f15eagleさん、おはようございます。

動機は特に無いのですけど、強いて言うなら１県１山ですね。
全県制覇は考えていませんが、関東は千葉と茨城が空白だったので千葉を埋めようと思って、面白そうな山を検索したら伊予ヶ岳が見つかったのです。
あと鋸山にも面白そうなルートがあったので、それも考えています。

房総は山は別にしても、景色の良い所や面白そうな所があって遊びに行くには良い所です。
意外と距離があって遠いけど、森田健作知事のお陰でアクアラインが８００円で渡れるのですよ。
金谷からフェーリーで帰ってくるのも、あまり機会のない船旅も楽しめるから、それもお勧めですよ。ただ、３０分程度の船旅ですけどね。

いーぐる

Re[2]: 房総とは・・・
アクアラインは800円ですか！
安くなったと聞いてはいたのですが、ここまで値下げとは。
前から渡ってみたかったので、今度、行ってみようかな〜。

guchi999

Re[3]: 房総とは・・・
川崎の浮島から入って木更津金田で出れば８００円です。
その先の袖ヶ浦まで行ってしまうと９１０円ですけど、まあ、大した違いはないですね。
ただしETCが付いている前提です。
ETCが無いと３０００円ですから、その差は大きいです。

アクアラインに行くのであれば海ホタルに寄るのがお勧めです。
平日ならそれほど混んでおらず、昼間は海の景色が気持ち良くて、夜は夜景が綺麗です。