養老山〜濃尾平野の向こうに御嶽山を眺める〜
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- GPS
- --:--
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 938m
- 下り
- 925m
コースタイム
天候 | 曇り後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
養老保育園の下の養老公園の駐車場、300円。 滝の上の駐車場は1000円です。 ここは下に止めて歩きましょう。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
滝の上の駐車場で登山届を出します。 |
その他周辺情報 | 国道258号線の道の駅「月見の郷南郷」で車中泊しました。 ここから養老公園までは車で10数分です。 途中にミニストップがあります。 |
写真
トレースがあれば笙ヶ岳まで行こうと思いましたがトレースがはっきりしていなかったので行かないことにしました。
初めて来た山ですし、私の技量では無理だと判断しました。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
スノーシュー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
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感想
先週藤原岳にいった時に気になった山、地図で見ると養老山地でした。
特に最高峰の笙ヶ岳が気になりました。
帰ってから調べると、笙ヶ岳は積雪期にはあまり登られていないようでした。
大概は養老山までです。
トレースがないと、自分には無理かなと思われました。
それで、無理そうなら養老山までということで行ってきました。
麓の養老公園は遊具があったり、土産物屋や旅館もあったりする観光地です。
でも、朝の7時はまだ静かでした。
下の駐車場に車を止めてまずは養老の滝を目指します。
この日は晴れる予報でしたが、養老の滝あたりで小雪が舞ってきました。
山のほうには雪雲がかかっています。
テンションダウンで上だけカッパを着ました。
歩きながらも、このまま天気が悪かったらどうしよう、吹雪いたらどうしよう、止めようかどうしようかと迷いながら進みました。
それでも時折青空も覗くし、天気予報を確認すると良くなりそうなので希望を持って進みました。
登山道の真ん中は凍った雪が残っているので滑らないようにと端を歩きました。
標高500mあたりのベンチに着くと、天気も回復傾向なので、気持ちも前向きになり、6本アイゼンを付けて歩き始めました。
三方山に着くと、上空には雲が立ち込めていましたが、広い濃尾平野が目に飛び込んできました。
平野が少ない紀伊半島からの山からは見ることのできない広大な濃尾平野にまずは驚きました。
さらにその奥に御嶽山が見えてテンションアップ!
広い濃尾平野の向こうにそびえる御嶽山は神々しい姿でした。
さらに小倉山に行くと、霊仙山方面が望まれました。残念ながら山頂近くには雲がかかっていました。
養老山、笙ヶ岳も見えました。
ここから養老山に行きます。
養老山は展望はありません。
でも、少し先の林道に下ると、木々の間から鈴鹿の山が見えました。
先週養老山地を眺めた藤原岳も見えたのでうれしかったです。
霊仙山も先ほどより雲が取れてはっきりと見えました。
養老山から下り、笹原峠からもみじ峠まで行きました。
ここから笙ヶ岳に登るのですが、かすかなトレースがあるだけでした。
初めての山ですし単独なので笙ヶ岳に行くのは止めて林道経由で下山しました。
林道の途中からも濃尾平野や御嶽山を見ることができました。
養老の滝に戻り、滝の下で水を汲んで飲みましたが、残念ながら伝説のようなお酒ではなく水でした。
養老山地は標高は低いですが、場所柄適当に雪もあり、眺めのいい場所もあり、可愛い感じの山で気に入りました。
また機会があったら笙ヶ岳にも登ってみたいと思いました。。
そして、養老公園に戻り、車を走らせると・・・
車からも濃尾平野の向こうに御嶽山が見えました。
濃尾平野の西の端っこからも見えるなんてすごいなあと思いました。
別に山に登らなくても見えるんですね。
恐るべし濃尾平野!!!
紀伊半島からは考えられない光景でした。
今回は濃尾平野の広さに圧倒された山行になりました。
此処も一度登りたいと計画したことがありました。春でも新緑でよさそうですね。mayutsuboさんより10日遅れで藤原岳に昨日登って来ました、雪は10日で大分溶け雪も固く締まっているようでアイゼンで歩くとサクサク音がしました。スノ−シュ−を車に置いて登りました。
頂上からの降りは少し固めの雪原を速足で歩きました。
sskamosikaさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
藤原岳から養老山地を見て行きたくなりました。
和歌山からは遠いいですが、我々はどこに行くのも遠いいから変わらないですよね。
行きは事故渋滞で亀山から四日市が50分渋滞だったので、芸濃で高速を降りて下道で行きました。1時間違いでしょうか。1000円違うから良かったなと思いました。
雪が無くなれば笙ヶ岳まで行きたいと思いました。
雰囲気のいい山なのでおススメです。
養老乃瀧の養老ですね。
汲むのがペットボトルじゃお酒出ないですよ
気合を入れて枡で汲んだらお酒吞んだ気分になれたんじゃないでしょうか?
濃尾平野雄大ですね、木曾川・長良川・揖斐川のどれかが平野をゆったり流れるさまがなんとも言えません。
私がフォローしている方が犬山の里山のレコで日本ラインの向こうに濃尾平野見えるような写真UPしてましたが、とても絵になってました。
有名じゃない里山かもしれませんが、印象に残っているレコです。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1035124.html
お城見学も兼ねて行かれてみてはいかがでしょうか?
私が静岡の磐田に住んでいたら行ってみたいなぁと思うような絵です。
ちっちゃな海老のしっぽ、雪化粧したアケビの写真もいいのですが、写真 29 、雪の凹凸が木の陰で見事に表されていて、今度真似して撮ってみようと思いました
tomhigさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
三重に住む友人は子供の頃に行って、売ってる瓢箪に滝の水を入れて帰るとお酒になると言われて本当に汲んで帰ったら、中の水が腐って大変なことになってしまって親に怒られたそうです。
確かに土産物屋で瓢箪売っていました。
お友達のレコも見ました。
ずいぶん眺望のいい里山ですね。うらやましいです。
でも、さすがに行くとしたら、どこかの山のついでになりそうな・・・
けっこう遠いんですよ。
29の写真は私も気にいっているんです。
雪に木の影が映ると、いろいろと面白いですね。
完璧なお天気ではなかったようですが、そこそこ遠望も利いて楽しめましたね。
先週に眺めたお山を逆から眺めるのも興味のあるところです。
mayutsuboさんは本当の山愛好家ですよ!
雪のロングコースお疲れさまでした
s_fujiwaraさん、おはようございます。
コメントありがとうございます。
晴を期待して行ったのに、小雪がちらついた時は帰ろうかとも思いました。
でも、段々青空が広がって来てうれしかったです。
本やネットで見て、山を選ぶこともありますが、山から見えた山に登るというのは好きです。
全く事前情報なく山を見て、どんな山かと想像するのも楽しいですね。
そろそろ春の花の山が恋しくなってきました。
mayutsuboさん、こんにちは
私のレコにコメントを頂き有難うございました
土曜日は、御嶽山も見えたのですね。。日曜日も天気は悪くありませんでしたが、靄が掛かっていて目を凝らしても御嶽も白山も見えませんでした。
笙ヶ岳は、自分一人だったら多分行っていなかったと思いますが、偶々もみじ峠で一緒になった登山者の方とご一緒にできたことが幸いでした。歩いた感じでは夏道もそれほどしっかりしたものでなく、大洞登山口への道から分かれてからは谷沿いのトラバースが多いので気を付けて行かれると良いと思います。
mayutsuboさんは和歌山南部だそうで、どこの山にも遠いとのことですが、私は逆に昨年関西百名山を制覇するため、那智の烏帽子山や子ノ泊山、嶽ノ森岳など紀伊半島南部の山々に行くのに随分苦労しました。
でも紀伊半島は大峰や大台を始め山深く歴史を感じる魅力的な山が多いので私はとても気に入っています。
どこかでお会いできるかもしれませんね。
chamchanさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
やはりちょっと冬型が残っている寒い日のほうが遠くも見えるんでしょうね。
私は、朝より晴れた下山中の林道からのほうがよく見えました。
いいタイミングで出会った方とのご縁ですね。
良かったですね。
笙ヶ岳は雪がない時期に登れたらいいなと思っています。
そう、和歌山南部はどこに行くのも大変なので、逆にこちらに来られるのも大変でしょうね。
私も林道が通れるようになったら、大峰や台高の山に行こうと思っています。
そのころは地下足袋で行くことが多いので、見かけたら声をかけてください。
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