高隈山とおまけの歩き


- GPS
- 20:30
- 距離
- 89.9km
- 登り
- 2,420m
- 下り
- 2,263m
コースタイム
- 山行
- 10:05
- 休憩
- 1:32
- 合計
- 11:37
- 山行
- 9:56
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 10:26
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
九州自然歩道がありますが、意外と道は要注意です。わかっている範囲で書きます。 大浦公園からテレビ塔下登山口への登山道は、かなり不明瞭です。 杖捨祠から大隅湖へ下る道は難路と書いてありました(他の方のレコでは沢のところで道消滅のコメントあり) 大箆柄岳登山口から猿ヶ城林道は通行不可(林道崩壊) 大箆柄岳登山口から垂桜集落への山道も沢の箇所で道消滅のようです |
写真
感想
南九州で所用があったので、そのついでに高隈山に行ってきました。
登るだけなら、レンタカ−の利用のピストンがベストですが、鹿屋側から登って、垂水に降りるコ−スを取りました。
思ったより、重厚な山々でたっぷり登山を楽しめました。
唯、コ−スはあまり歩かれていない感じも。特
尚、3日目の霧島神宮駅までの歩きは霧島連山へつなげる為の赤線遊びです。
詳細です。
南九州の高隈山に登る事にした。唯、登るだけなら、レンタカー利用が一番簡単だが、縦走としたく、前日に鹿屋で一泊する。鹿児島から鹿屋に向かうバスはなんと途中でフェリーに乗り込む。降りてもいいということで、短いが船旅を楽しむ。お約束のうどんも頂く(笑)。
鹿屋着後は、ホテルで一泊。
翌朝未明にホテルを出発。今日は12キロぐらい歩いて登山道に着き、そこから登山の予定。4キロぐらい歩いたところで、忘れ物に気がつく!
泣く泣くホテルに引き返す。
ホテルからは流石に歩き直す気にもなれず、引き返した大浦公園まで移動。
大浦公園からはしばらくは車道が続く。やがて、九州自然歩道の標識が出てきて、登山道に入った。
しかし、この登山道が歩かれていない。道も倒木とかで消えかかっている。兎に角、尾根を忠実に歩く。
そして、なんとか車道に復帰。
ここから、少し歩くとテレビ搭下登山口に到着した。
テレビ搭に向かって歩きだすが、しばらくは厳しい階段の登りが続く。登り切ったテレビ搭の先に御岳が姿を表した。御岳への登りもなかなかの急坂が続く。
登り切った御岳からは高隈山地の山々が見えたこれから進む大野木も見える。
少しの休憩後、大野木への縦走路へと進む。南国らしい木々があちらこちらで見かける。妻岳はパスして、スマン峠に到着。名前から、勝手に想像していたのとは違い、唯の通過点みたいな峠。
ここから大野木までも稜線に沿って歩くが登山道の両脇は木々に囲まれ展望はない。小箆柄岳もパスし、先を急ぐ。白いものがちらちら見えてきて、雪かと身構えた。
大箆柄岳の山頂に着いて、白いものの正体が判明。霧氷だった。唯、残念ながら溶けかかっている。
大箆柄岳の山頂からは高隈山地の山々がよく見える。高隈山地は1000メートルの山々が連なりなかなか重厚な感じ。
名残惜しいが下山開始。
垂水に向けて下山する事にする。唯、猿ヶ城林道は崩壊箇所があり通行止めらしい。兎に角、行ってみる。
道はやがて大隅湖との分岐を過ぎると急な下りとなる。コレがずっと続くのかと思ったが、しばらくすると傾斜は緩やかになる。ほどなく、林道に出る。
果たして、猿ヶ城林道への道は通行止め(>_<)。もう一つある垂桜への集落の道も崩壊して道がなくなっているらしい(T_T)
こうなると林道を大回りするしかない。林道を16キロぐらい延々と歩き、垂水の市街地に到着。
目指す宿は此処からまだ4キロも先だった。
翌日、夜明け前に垂水の宿から歩き出す。
予定は二川港まで歩いて、そこから烏帽子岳に登り尾根伝いに九州自然歩道に出て国分駅まで歩くという計画。
一番の心配は烏帽子岳への道が果たしてあるかという事。国土地理院の破線道は消滅していることが多い。
夜が白むにつれて桜島が見えて来た。
ホントなら、桜島に登りたい。
でもネットで調べても登頂記録は2件しかなかった。それもかなり前の記録。
それでも、桜島に穴があく程眺めて登れそうな場所を探していた。
そんな馬鹿な事をしてやがて二川港に着く。烏帽子岳は形からわかった。
取り付き点を探してウロウロする。
それらしいところにたどり着き、登り出す。テープもあるので誰か登ったようにも思える。しかし登り出して直ぐに道がわからなくなった。しばらくウロウロするがわからない。そのうち、馬鹿らしくなって来た。
引き返して、車道経由で国分駅に向かう。
お昼過ぎに国分駅まで後6キロの地点に着く。烏帽子岳に登らなかったので大分早い。
此処で悪い癖が出てきた。
次は霧島連山だから、霧島神宮駅まで行こうと(^^;)
やがて、国分駅への道を見送って霧島神宮駅に向かう。
更に10キロ余りの歩き。しかも当然ながら道は次第に登りへ。
登り切ったところが霧島峠。
峠の先には、霧島連山、そして高千穂峰がそびえ立っていた。
後は棒になった足で無理やり霧島神宮駅に向かった。
尚、棒になった足が回復するまでに約一週間もかかった(*_*)
コメント
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垂水港付近で烏帽子岳を探しまくりました。
チャイコフスキーのピアノ一番を聴きながらやる作業ではありませんでした。
頭が痛くなり始め諦めようと最後に垂水市二川港で検索して、桜島の付け根より先にあることに気がつき、ホッとしました。
軌跡を拡大すればmomohiroさんのごそごそが見えたのに。(笑)
アスファルトの上を50キロは歩けませんが、素晴らしい山旅をありがとうござます。
しかしあの巨大な桜島は登ってみたいですね。
二川港の烏帽子岳って、全く記録がないんですよね。
でも、二川港の烏帽子岳から道が続いていて、九州自然歩道に繋がっているのです。そして、国分駅近くに繋がります。
出来れば車道は歩きたくなく、チャレンジしましたが、裏山をゴソゴソした結果になりました。
さっさと軌跡を拡大してもらえば迷走が理解してもらえたはずのなに(笑)。
桜島、おっしゃるとおりです。ここからなら登頂できるのではというポイントを探していました(笑)。
borav64m 先輩といつか一緒に登りたいですね。
と書いたら、怒られまくりますね。
でも、300名山で登れないと思った山で、だからこそ登りたい山です。
momohiro先輩、九州に行っても何ですか、翌日は50kmも延々と
赤線を九州南端まで伸ばそう作戦とは思いますが、頭が下がる思いです
はい、おっしゃる通りです
歩き過ぎで今も太ももが痛いです。でも、トレランシュ−ズは歩きやすかったです。
因みにご指摘のとおり佐多岬を狙っています。
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