雪洞に出会う、雪の荒島岳 - 勝原Pピストン
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- GPS
- --:--
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 1,208m
- 下り
- 1,204m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全面雪あり、昼間は雪がシャーベット状 |
その他周辺情報 | 九頭竜温泉 平安の湯(@600) |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
スノーシュー
昼ご飯
行動食
飲料
水筒(保温性)
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
|
---|
感想
昨年魅了された冬の荒島岳。
直前の予報では悪天候だったのが晴れに急転。
絶好の登山日和に旧勝原スキー場駐車場へ向かいました。
前日の晴れ・気温上昇から、雪面が緩いことは想像できたので、
夜明け前には出発し、ある程度は夜間締まった雪面を
日が昇る前に登ってしまおうと計画しました。
真っ暗の中、ヘッドライトで登るのはアルプス以来。
ゆっくり前日の足跡をトレースしながら上りました。
途中でアイゼンをつけたら、格段にスピードアップ!
ザクザク、ガリガリと雪の上を歩いていくと、少しずつ東の空が白んできました。
ふくらはぎを酷使するようなしゃくなげ平までのアプロ―チを終え、
もちが壁を登ると、アイゼンの前爪の威力を感じ、
昨年、軽アイゼンで登った際に12本を買うぞ!と決意したのを思い出しました。
そして、今回はピッケルも要るよね、とさらに思い知りました。
ここからは、雪の荒島岳の醍醐味、雪の稜線を最高の景色の中を歩いていきます。
きっと、ここは何度来ても好きな景色なんだろうなと思いながら。
山頂の景色を堪能し、下山したくないな〜と思っていると、
霞んでいた白山も、下山直前に全容をあらわにしてくれました。
また、山頂では、上りの途中に見かけた雪の塀の持ち主(?)さんに遭遇。
雪合戦の塀だと思っていたものは、「雪洞」とのこと。
昨日はこの雪洞を作って一泊され、そのままにしておくと危険なので、すべて壊してから下山されるとのことでした。
そして、下山途中に雪洞を壊す作業中のところに出会い、中を見せていただきました。
一棟は雪を山にして穴を掘ったもの、もう一棟は雪のレンガ(?)を積み上げて作ったものだそうで、
二棟の雪洞は中で連結されてるので行き来することができました。
想像以上に広く快適な空間で、「雪洞」という新し発見と、素敵な出会いができたことに喜びを感じました。
作業中にも関わらず、見学させていただき、本当にありがとうございました!
今回は初荒島岳の相方さんと一緒に、青い空のもと登ることができたことが何よりも良かったです。
雪の荒島岳、きっと来年もまた来ます。
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